野島公園展望台
野島山の展望台を降りて、公園内に踏み出した途端、花の香りが漂った。
クローバーの蜂蜜の匂い、
と感じると同時に、幼い頃の思い出が蘇った。
四葉を探したこと。
タンポポの綿毛をとばしたこと。
活発な子どもではなかったので、近所の子ども達と遊ぶよりも、一人で遊んでいることのことの方が多かったように思う。
それでも、ねぎ坊主の頭を叩き落としたり、キャベツ畑の紋白蝶を追ったり、芋畑の芋を芋づる式に掘ってみたりした。
定番の、柿の木の柿をとるというのもやってみたが、渋柿だった。
子どもなので、世界といっても、せいぜい50メートル四方程度。
100メートルも離れれば、未知の世界、異世界だった。
ちょっと遠出(といっても、すぐ近く)をしては、冒険をしている気分になったものだった。
詳細は不明だが、同じ花の白と赤ではなく、別の植物と聞いている。
花冠にするのは、シロツメクサだったような覚えがあるが。。
たんぽぽ
ハルジオンとヒメジヨオン (多分・・・)
貧乏草と呼ばれていたようだが、結構、気に入っていた。
庭の日陰から日向に植え替えて、親から叱られたことがある。
ハルジョオンと記憶していたが、wikiで調べて見たら、ハルジオンで、なんと春紫苑という漢字があるのだそうだ。
ハルジオン(春紫菀、学名:Erigeron philadelphicus)、春に咲くキク科の紫苑の花という意味。
一方、ヒメジョオン(姫女菀、学名: Erigeron annuus)。
説明文を読んだが、違いが判らない。白いのがハルジオンで、ピンクのがヒメジョオンでは駄目なのだろうか???
近縁のものがあるらしいので、判別は難しいようだ。
野島公園 島寿し
横浜シーサイドラインの野島公園駅で降りて、橋を渡る。
寿司屋を発見。まだ、早いので、開店前。
とりあえず、当初目的地である、伊藤博文金沢別邸牡丹園を目指す。
野島公園山の展望台に登り、ぐるっと廻って、夕照橋の手前から、駅まで戻る。
昼前だが、寿司屋が開いている。
・・・結論から言えば、あたり!だったのだが。。。
開店してすぐなので、当然、客は私だけ。
カウンターに座って、まずはメニューを見廻す。
・・・二人の愛の鮨とか、私と貴方の愛の鮨、など、謎のネーミング。。。。
まるで、セクハラおやじの台詞のようだ。
中高年の女一人では、頼み難い。
メニューにセクハラされたのは初めての経験で、この時点で、かなり、後悔する。
値段も、握り並¥2400と、思ったより高め。
が。可愛いおねーさんが注文を聞きに来てくれた。
気を取り直して、地魚の値段を聞いてみる。
時価なので、ものによるようだが、予算に応じて握ってくれるとのこと。
¥2500で地魚をと頼むと、それなら、並の¥2400で、地魚を入れてくれると、とても親切。
酒は、立山にする。¥800。よく冷えていて、旨い。鮨にもとてもよく合う。
もう一杯飲みたかったのだが、昼間から出来上がるのもなんだし、途半ばなので、諦める。
さて、鮨。地魚の白身魚、鮪、鯵、青柳、いくら、烏賊、穴子。。。
どれも新鮮で、大きい。
ご飯を少なめにとお願いしておいたが、それでも、一口に余る。
さらに巨大なあら汁。
最後は、アボカドと鮪の巻物。
最初、山葵かと思って、除けたのだが、よく見たら、アボカドだった。
意外とさっぱりしていて、旨い。
という訳で、値段以上の満足と満腹だった(^O^)
。。。のだが、あのネーミングだけはいただけない(-_-;)
シーサイドライン
飛行機やバスよりは、電車に乗って出掛ける方が好きだ。
世に言う鉄道マニアではないが、真似事をしてみようと試みる。
シーサイドラインは片道24分程、全部で14駅なので、全駅踏破は容易いのではないかと考えた。
。。。結果を言えば、無理!! であった。
延々と乗ったり降りたりする根気がない。。。。
午前9時過ぎに、新杉田駅に到着。一日乗車券¥670を購入。
まずは、野島公園駅へ向かう。
目指すは、旧伊藤博文金沢別邸、ぼたんまつり。
4/22~5/7となっていたが、牡丹はもう盛りを過ぎていたようだ。
海岸へ出ようと思っていたのだが、野島山 海抜57mという標識を見かける。
登山道は600m弱のようだ。登ってみようと思い立つ。
10分くらいで登れるかと思ったが、蛇行して緩やかになっているとはいえ、やはり坂道である。展望台まで、20分もかかってしまった。
さらに、展望台を登る。
360度の眺望を堪能できるが、生憎雲が多く、遠望が利かない。
ぐるっと一周して降る。
登った所と反対側から降ってみる。
夕照橋の手前まで行き、野島公園駅まで戻る。
昼食を済ませて、金沢八景駅へ。
京浜急行の金沢八景駅まで行き、パン屋を覗いて、折り返して来る。
琵琶島神社と瀬戸神社があるようだが、御朱印帳を忘れたので参拝は次回にする。
さて、いよいよ各駅下車の途に就くのだが。
ゴールデンウィーク中は、日中、五分おきに電車があるので、時間を気にしないで済む。
海の公園南口駅で下車。
海岸沿いに海の公園駅まで行こうかと思ったが、あまりに暑いので、断念。
駅まで戻って、海の公園駅まで、一駅乗車する。
海の公園柴口駅へ。
コーヒーが飲みたくなって、一旦、新杉田駅に戻る。
再度、全駅下車に挑戦、八景島駅へ戻る。
アイスクリームを嘗めながら、日光に熱せられた岩に座る。
岩盤浴のようで、疲れた足には気持ちがいい。
市大医学部駅へ。
「海辺の散歩道」という案内板が見えたので、行ってみることにする。
海岸沿いに遊歩道でもあるのかと思ったら、防波堤に視界を遮られており。。。
なんと、釣り人が大勢、釣りをしていた。
散歩道ではなく、釣りスポットのようだ。
人気のあまりない工場地帯を、福浦駅まで歩く。
産業振興センター駅で下車する。
駅の周りをうろついてみると、文明堂の工場直販の幟を発見!
カステラボーロの二級品などを購入♪
次の幸浦駅は、一応下車したが、そのまま腰掛で次の電車を待つ。
以降は、降りるのもしんどくなったので、そのまま新杉田駅へ戻る。
やはり、目的地まで乗るだけで十分で、乗降を目的にはできない、としみじみ思う。
GARDEN NECKLACE
大桟橋
「象の背中に行って来た」、と言い間違った。
間違いだが、「象の鼻(公園)から、鯨の背中(大桟橋)まで」を省略して、「象の背中」でいいではないかと、勝手に思っている。
「くじらのせなか」は、板張りになっていて、とても歩きやすい。
毎日、ここまで散歩に来る、というのが、老後の夢なのだが。。。
随分、庶民的な夢だと笑われたことがあった。
普通は豪華客船の世界一周などを夢見るらしい。
無論、クルーズには行きたい!!!!
が、実現可能なのは、シルバーパスで市内一周をする程度、である。
シルバーパスで、大桟橋まで行って、ぶらぶらする。
ついでに、一杯、ウィスキーなぞを飲んで来る。
・・・やっぱり、この夢でいいや、と思い直した。
くじらのせなか、の背骨部分?
三塔を写したかったのだが、大桟橋よりかなり手前からだったので、残念ながら、キング(県庁本庁舎)とクィーン(横浜税関)しか写らず、ジャック(開港記念会館)はキングの陰になってしまった。
昔の大桟橋も、波止場という感じで、結構気に入っていたのだが。
三十年前は、ベイブリッジもまだなく、みなとみらい地区も工事中だった。
と考えて、昔日の大桟橋の姿はどうだったか。。。。?
そう言えば、以前は、滅多に写真など撮らなかった。カメラは高価で、フィルム代、DPE代もばかにならかったのである。
今はスマホで、気軽に写して廻っている。というか、メモ代わりに写しておかないと、詳細を思い出せないのだ。
歳は取りたくないが、楽しい老後が訪れるのを願いつつ。。。。
下って来ると、大さん橋ふ頭ビルがあった。
入ってみたら、昔の新聞記事が掲示されていて、在りし日の大桟橋の姿を確認することができた。
その手前のコンビニは、全日本海員生協があり、海上保安庁のグッズを販売している。
面白いので、マグカップと「うみまる」くんを購入する。
と、財布の中身がほぼ空になったので、慌てて、ATMを探しに行く。
\(゜ロ\) (/ロ゜)/
キングの塔
ゴールデンウィーク期間中、神奈川県庁本庁舎、通称キングの塔の公開をしている。
三十数年前、仕事で県庁に行くことはあったが、勿論、本庁舎に入ったことはない。
ので、行ってみた。
結構見学者がいて、なかなか写真が撮れず、変なアングルばかりになってしまったが。。。
本庁舎入口。
県庁内を県内のゆるキャラが歩いている。
ゆるキャラ(の付添人?)が、名刺?みたいなものを配っている。
五枚揃うと景品が貰えると言うので、ついついゆるキャラ探しに走ってしまった。
五カ所が公開されていたらしいが、見たのは三カ所だけ・・・。残念。
県知事の執務室。黒岩県知事のパネルが飾られている。
肉眼だと明らかにパネルと判るが、写真だと本物っぽく見える。
貴賓室、の天井。
内装がとても豪華。
歴代県知事の写真が飾られているが、全員なのかどうかは不明。
県議会場。こちらも豪華。
絨毯。
前庭には、屋台が出ている。
川崎競馬場(だったと思う)のビール飲み比べ¥1000に、とても心惹かれたが、食べ物は入口を挟んで反対側にあり、持ち運ぶのが無理そうなので、諦める。
チーズポテト¥400・もつ煮込み&缶ビール¥900を購入。
奥のベンチで食べる。
。。。旨くないとは言わないが、高い・・・
それより、スタジアムの屋台で買ったチキン南蛮¥600が旨かった。
ギリシャ料理
ギリシャ料理で探してみると・・・
伊勢佐木町から野毛へ抜ける途中に、スパルタという店を見つけた。
ランチに行ってみる。
腹も減っていたし、いろいろ食べてみたいので、ムサカセットとギリシャのビールを頼む。
サラダと豆のスープ。
結構量がある。食べ切れないのではと、少々不安になる。
六種の前菜と焼き立てパン
タコのマリネ、フェタチーズ、ビートの甘酢漬け?、オリーブ
ヨーグルトのディップ、たらものディップ
焼き立てパンにディップをつけると、いくらでも食べられる。。。
ムサカ 野菜とライス添え
上からだとそうでもないが、横から見ると、かなり大きい。
こんなにたくさんは、食べ切れないような気がする。
が、肉桂が香り、ナイフを入れるとふんわり柔らかく、なすとミートソースがとても美味しい。
無理かと思ったが、平らげてしまう。
とはいえ、さすがに、ライスは半分残した。バジルのような香草入り。
バクラヴァとコーヒー。
とても!甘い。
が、甘いのものは別腹なのか、意外と食べられる。
クルミ等のナッツ類が入っているヌガーのような感じ。