群れるチーター
BS3のワイルドライフ「群れるチーター、五頭で狩る!戦う!」を観た。
3/26の初回放送を見て、さらに、4/2の再放送を見る。
チーターは普通、単独で行動すると言われていた。
同時に生まれた兄弟は生涯、行動を共にすることが多いようだが、それだって、三頭程度(三匹兄弟?)で、五頭揃うことはない。
多分、生き延びられないだろうし、五頭もいれば、雌が混じると思われる。
雄と雌は、独り立ち直後は、一緒に行動していても、雌は単独で出産子育てをするから、自然に分かれてしまうのだろう。
ちなみに、雌のチーターは狩りの成功率が50%だが、雄のチーターの成功率はそれを下回るそうだ。
理由は、雌は小さい時から母親について行って、狩りを習うのだが、雄は遊んでばかりいるから、らしい。
狩りが上手でないと、子育てができない。必然的に上手くなる、ということのようだ。
雄は。。。、多分、最速最強の一頭が生き残れば、ということなのだろう。
ところで、この五頭(二歳半くらいの若雄)、明確な血縁関係はないという。
どういう経緯で、五頭が群になったのか、番組では明かしていない。
最初は喧嘩ばかりしていたのだが、やがて、一頭をリーダーに、五頭に序列が生まれた
ようだ。
・・・猫族に、序列かあ。。。
そぐわないような気もするが、猫の兄弟間にだって、序列はある。
群=社会行動には、序列は必須のようだ。
五頭で狩る!
狩りの時に、どうやって意思疎通を図っているのか不明なのだが、実際に、五頭で連携して狩りをしているようだ。
まずは、草食獣の群を攪乱させて、成獣と幼獣を引き離す。
獲物(幼獣)を見定め、猛ダッシュして、転がし、喉元に食いつき、息の根を止める。
囮の係りがいたり、待ち伏せたり、リレー式に追いかけたり、なかなか組織立っている。
のだが、五頭で戦う! は、煽り過ぎ。
雄ライオン(若い)一頭の時には、逃げないで、取り囲み、相手が諦めるのを待つ。
決して、戦ってはいない(笑)。
ハイエナ数頭の場合には、速攻で逃げる。(ハイエナが諦めることはないと思われる)
ハゲタカには、追い払う努力?をするが、それも、はっきり言って、無駄。
という訳で、チーターの平和主義?は保たれていた。
一安心である。
番組の冒頭部分で、五頭のチーターがマーキングしていたが、あれは、何者に対してなのだろう??
同種のチーターに対してなのか???
チーター同士の争いの場面を見たような記憶はないのだが。。。単に、忘れているだけかも知れない。
(雌が縄張りを横取り?しようとしていた場面はあった。
しかし、頭数の問題で、すぐに引き下がっていた。
⇒争いには至っていない。
とはいえ、五頭の中には序列があり、リーダーは、下位のチーター、特に最下位のチーターに、猫パンチをする。
それは、単に機嫌が悪かったり?、そいつがへまをしていたり、と、理由があるようだが、理由がなくても、というか、マウンティングは必要なのだろう。
最近、ヒトの間では、パワハラという言葉で、忌み嫌われつつあるようだが、動物の群には、マウンティングというものが、どうやら必須なようだ。
さて、最下位のチャーリー。
リーダーに叱られてばかりいたが、頑張って、狩りの主導権を握り、順位を上げたようだ。
狩り易い幼獣ばかりを狩っていて、成功率は高いのだろうが、五頭が満腹することはなく、日々、狩りに明け暮れる。
リーダー(仮称)が群を率い始めた頃は、とりあえず腹を満たす為に、それでよかったのだろう。
しかし、五頭の捕食者の群としては、それでは足りなくなってくる。
そこで、みそっかすだった?チャーリーの果敢な挑戦により、成獣を狩るようになった、というのは、うがち過ぎか?
番組前半で、チーターたちが川を渡る時、ひとっとびに川を越えていた一頭がいたが、あれがチャーリーだったろうか??
ラストは、獲物(成獣)を捕えたが、ハゲタカが集まって来て、チーターたちは獲物を放棄する。
しかし、一頭が取り残され、懸命に群を呼ぶ。
暫くして、四頭は仲間の呼び声を聞きつけ、戻って来る。
。。。大団円??
もう少し成長すると、雌を求めるようになるらしいが、その時、この五頭は群を保持できるのだろうか?
彼等を観察する博士(名前は忘れた)は、多分、生涯、群で過ごすだろうと予測する。
絆が生まれたから、という理由のようだ。
ついでに。
最近見たチーターのドキュメンタリ。
BS朝日の「地球大紀行 チーター母子生存競争」
アニマルプラネットで放映していた「ライフwithチーター」と同じ、カメラマンキム・ウォルターの逸話のようだ。
五頭の幼獣を連れた母チーター。
しかし、ライオンに襲われ、ヒョウに襲われ、さらには病で倒れ、。。。
と、子どもたちが減って行くので、かなり、滅入ってしまった。
ナショナルジオグラフィックの「ライオンVSチーターの死闘」
三頭の雄のチーター(兄弟)が、一頭の雌に群がっている(言い寄っている?)と。
なんと! ライオンに襲われ!
雌はかみ殺される!!
これだけでも、かなりの衝撃、なのに。。。
さらに!
喧嘩をしている三兄弟を、ライオンが襲い、一頭が殺される!!!
番組は、その理由を検証して行くのだが。。。。
衝撃の場面が繰り返されるので、気分的にかなり滅入ってしまった。
弱肉強食の世界なのだから、仕方がない、と思ってみても、チーターは弱すぎる。
獲物に逆襲されるは、他の捕食者に獲物を奪われるは、ライオンには襲われる。
絶滅危惧種なんだから、せめて雌は生かしておけよ~、と、ライオンに訴えても、無駄だよなあ。
群れるチーターが、雌や仔を保護するようになるとは思えないが(猫だから)
しかし、雌が群れるようになると、子育てが楽になるだろうか?
地上最速の孤高の捕食者は、生き残りの為に、進化(?)するのか???
湘南丸
大桟橋に、五代目湘南丸が初寄港するというので、観に行く。
3月21日には、鮪の解体ショウなどをやっていたようだが、生憎の荒天、雪が降っていた。
不要不急の外出は避け、翌22日、晴天の下に、出かけてみる。
大桟橋に停泊する湘南丸
鮪延縄漁の為の道具
前日の解体ショウの残りの刺身を頂く。
どこもかしこも、まだ新しく、ぴかぴか
実習生用の居室
風呂
いろいろ聞きたいことはあれども、一から十まで判らないことだらけなので、質問はしなかった。
一応、4級小型船舶の免許は持っていたのだが。。。(更新していないので、今は所持していない)
どこがどう繋がっていて、エンジンがどれなのかすら、判らない(=_=)(^_^;)
成田山新勝寺 特急北総江戸紀行と襖絵拝観ツアー
とても珍しいことなのだが、日帰りツアーに参加してみた。
実は、団体行動は苦手だ。
体力的について行けないのと、性格的に無理がある。
とはいえ、ツアーには、個人では見学できないところにも行ける、という利点がある。
という訳で、成田山の写経と襖絵拝観ツアーに参加してみる。
ツアー名称「列車で行く房総の旅」
~成田山新勝寺で体験修行と「襖絵」特別拝観~
旅程
08:05 新宿駅発 臨時特急北総江戸紀行
09:25 成田駅到着
成田山新勝寺の職員が迎え、集合場所まで案内
10:00までに信徒会館1Fで受付(バウチャーあり)
・体験修行(写経 御宝号 御護摩修行 坊入 修行膳)
・襖絵「日月春秋」(大山忠作)特別拝観
・境内散策(ガイド付)
・勝御守付
15:00頃解散予定
16:19 成田駅発 臨時特急北総江戸紀行
17:38 新宿駅着
新宿駅までは自力で行く。
(というか、成田駅までは自力で到着しなくてはならない)
秋葉原で乗り換えた方が時間的に余裕があるのだが、臨時特急の始発が新宿駅なので、新宿駅まで行くことにする。
時間的に速いのは、東横線を利用して渋谷で乗り換える、なのだが、渋谷の乗り換えが面倒なので、結局、JRで横浜駅に行き、湘南新宿ラインに乗る。
ちなみに、行きはSUICAを利用し、新宿で改札を出たので、¥637。
帰りは改札口で精算したので、¥640。
・・・3円損したような気がする。。。(気がするだけでなく、実際にそうなのだが)
まずは、新宿駅で乗車ホームを確認する。
事前に乗換案内で確認しておいたのだが、念の為…。
ところが、駅構内の掲示板には08:05発の列車があっても、特急名が空白になっているΣ(・ω・ノ)ノ!
念の為、改札口まで行って、駅員さんに尋ねてみた。
乗換案内の情報で正しかったのだが、特急名が表示されていないので、なんとなく不安が解消されない。
しかし、指定のホームで待つこと暫し、時間通りに、特急北総江戸紀行が入線してきた。
臨時特急北総江戸紀行
…「臨時」とあるだけで、特急名は表示されていない。
指定の座席に陣取り、早速、朝食にする。
早6時に出たので、朝食抜きなのだった。
朝なので、軽めに、サンドイッチとビール(笑)
新宿駅から東京駅までの中央線には何度か乗ったことがあるが、大抵、仕事だったり、夜だったりで、景色など眺めたこともなかった。
今回は、ゆったりとビールを飲みながら、風景を眺める。
川沿いを走っていたりして、結構、楽しい。
乗車時間は一時間半弱なので、退屈する間もなく、成田駅に到着する。
ホームには係りの人が待ち受けていて、道案内をしている。
改札を出ると、駅前の広場に、袈裟を着た案内人?がいる。
続々と人が集まって来る。
なんと、総勢120余名!で、成田山新勝寺に向かう。
成田山には、四半世紀前に来たことがあり、もっと鄙びた参道だったような記憶があるのだが、瀟洒な店が並ぶ道筋になっていた。
暫く参道を下り、 信徒会館の前で、バウチャーと引き換えに、受付を済ませる。
ツアーの世話は、信徒の人達が運営しているようだ。
正門から、石段を登り、境内を少し歩いて、写経場へ。
椅子席だったので、かなり安心する。
のだが。。。
当然ながら、写経は初めてである。
仏教用語がまるで分らない。
漢字が読めないし、意味が解らない。
困ったことになったぞ、と思っていると。。。。
「作法次第」が置いてあり、事細かに解説がしてある。
さらに、司会のお坊様が懇切丁寧に解説してくれる。
写経次第に則り、輪袈裟を被り、塗香、三礼、座禅、写経をする。
小さな硯と小筆が置いてあり、筆ペンではない(^^;)
般若心経を書き写すのかと思いきや、「南無大日大聖不動明王」の御真言、十文字だけ、であった。
たった十文字とはいえ、なにしろ、習字をしたのは、四十年程前のこと。
新品の小筆のおろし方も忘れてしまっている。
かなり苦労して、書きなぞる。
御勝守、写経をした証明書?、パンフレットなどが付録になっている。
写経は、願意と住所氏名を記入して、前方の御不動様に納める。
本堂に移動して、御護摩修行をする。
和楽のような音楽が流れており、暫し待つと、僧侶が入場してくる。
「ファンシーダンス」のようだ。
結構派手なパーカッションと読経が、意外と楽しい。
終盤になると、皆持物を預け始める。
御護摩にかざして、お清めしてから、返してくれる。
御護摩祈祷の後は、精進料理。
五味五色で調理されているそうだ。
中央の茶色の輪が、勝ち牛蒡と言われる大浦牛蒡の煮たもの。
収穫までに8カ月かかり、その後5年も畑を寝かせる希少品だそうだ。
般若湯がついている。
杯が小さいので、手酌で数杯ほど飲む。(物足りない。。。)
食事の後、いよいよ、襖絵の拝観。
「日輪の間」「月輪の間」の大山忠作の襖絵「日月春秋」を解説付きで拝観する。
畳の縁。
牡丹の柄だったと記憶しているが、定かではない。
早暁の日輪
しだれ桜
雲海に浮かぶ月
楓
拝観後は、ボランティアガイド付きの境内散策。
光明堂
弘法大師像
醫王殿
有難いお話は、あらかた忘れてしまったのだが、思っていたよりも楽しく過ごせた。
ブラタモリで言っていたように、アミューズメントパークとして、十二分に楽しめたのだった。
三時頃に、正門付近で解散。
参道をよろよろと登り、成田駅へ。
鰻を食べたかったのだが、40分はかかると言われたので、断念。
駅付近で、アイスミルクと、ソフトクリームを食べる。
これでは、甘いものの食べ過ぎである。
心を入れ替え、ニューデイズで、ビーフジャーキーとかぼすハイボールを購入する。
ホームでは、信徒の方が、お見送りをしてくれていた。
16:19発の臨時特急北総江戸紀行に乗車し、新宿駅へ。
多分、時間通り17:38に新宿駅に到着したのだと思うが、歩き疲れて、熟睡していたので、不明。
18:03発の新宿ライン快速小田原行きに乗り継ぎ、横浜駅に戻る。
大倉山梅林(2018)
今年も梅の季節がやって来た。
とはいえ、連日の寒気で、まだ満開は期待できない。
それでも、今日は暖かいという天気予報なので、梅林に行ってみることにする。
まずは、TOTSZENに寄って、パンを買い込む。
例年なら、ここで、珈琲と調理パンを頂くのだが、今日はぐっと我慢する。
一度くらいは、梅林公園の屋台で食べてみたい。
思ったよりもずっしりとする荷物を背負い込んで、急な坂道を登攀する。
それでも、十分足らずで、大倉山記念館に辿り着く。
大倉山の梅林公園
入口から眺め渡すと、やはり、咲いていない木の方が多い。
まずは、売店で焼きそば¥400と甘酒¥200を購入する。
普通の屋台の焼きそばと違って、ガーリック風味。
キャベツ、木耳、豚小間?、にんにくチップと、結構、具が入っている。
中華料理の香港焼きそばのようだ。
甘酒にも、柚子と思われる柑橘類の一切れが入っており、爽やか。
とても満足する。
昨年のこの時期は、ほぼ満開だったと記憶しているだが、今年はまだ、三分咲きくらいのようだ。
伊豆下田・熱川
一日休んで、大人の休日パス旅の続き。
二年前にも行ったのだが、下田に行くことにする。
目的は、伊豆七島を眺める、である。
ついでに、熱川のバナナワニ園に行く。
こちらの目的は、南国気分に浸りたい、である。
09:02 横浜駅発 スーパービュー踊り子1号に乗車。
乗車前に、指定席特急券を確認する。
乗車間際に指定をとったので、窓際だが、山側。
もっとも、小田原までは山側の方が景色がいいし、伊東あたりで乗客が減る筈なので、問題はない。
車内販売が廻って来たので、早速、生ビール¥550と大船軒のサンドイッチ¥530を入手する。
生ビールも、サンドイッチも、とても旨い。
生ビールと大船軒のサンドイッチ
ハムが4切れ、チーズが2切れ
どちらも旨い。
半世紀程前の、幼少の頃、駅弁で、ハムのサンドイッチというのが売られていた。
薄いパンに薄いハムが挟まってて、辛子が効いていた。
これが、結構、旨かったと記憶している。
コンビニなどなかった時代だから、サンドイッチはまだ珍しく、高級品だったというイメージがある。
昨今の厚切りパンに薄切りハムがどっさり、というサンドイッチは、あまり好きではない。
サンドイッチは、パンもハムも、薄い方が旨い!のである。
車窓からは、富士山、丹沢の山々、箱根山と、とてもよく見える。
大寒波のおかげで、空気が澄んでいるようだ。
伊東を越えると、間もなく、大島が見え始める。
三原山に雪が残っている。
大島というだけあって、とても大きい。
妙に近く見える。
その先の利島、新島、今日は三宅島も見えている。
11:12 伊豆急下田駅着
の予定だったが、数分の延着。
下田ロープウエィの乗り場に移動。
往復乗車券を購入して、ロープウェイで、寝姿山へ。
寝姿山からは、期待通り、伊豆諸島の島々が一望できる。
といっても、八丈島は見えないが。。。
大島
下田まで来ると、随分と、内側にあるように見える。
休憩所には、窓に、島の形と名前が貼られている。
写真だと判り難いが、肉眼だと三宅島もよく見える。
二年前の同じ時期に、ここに来た時には、寒桜がほぼ満開だったが。
今年は、寒波の為か、まだ開いていないようだ。
下田ロープウェイ
寝姿山を一回りし、ロープェイで山を降る。
そのまま、伊豆急下田駅に戻って来たが、1時過ぎの踊り子号まで、電車がない。
仕方なく、30分程待合所で待つ。
発車の十分程前に、改札が始まる。
ホームに入ると、太鼓が並べられており、歓迎の準備をしている。
踊り子号
踊り子号の自由席に乗って待っていると。。。
伊豆急のロイヤルエクスプレスが入線して来た!
ロイヤルブルー?で、豪華だ。
ちらっと見えた限りでは、内装も豪華。
少し遅れて、1時5分頃、伊豆急下田駅から踊り子108号が発車。
さらに、1時半頃、黒船電車とすれ違う!
ロゴマークの一部しか写せなかったが。
リゾート21は、熱海~伊豆至急下田を走っていて、普通列車の自由席、らしい。
そういえば、二年前にも、にゃらん号に乗ったのだった。
稲取の辺りだったか、海岸線を走る時に、車窓の案内があり、徐行する。
大島がすぐ前方に見える。
若干遅延したが、1時半過ぎに、伊豆熱川駅に到着。
改札を通る時に、駅窓口で、熱川バナナワニ園の入園券を¥1400で販売、との掲示が目に入る。
通常は¥1500なので、¥100引きになる。
入園券を購入すると、行き方を教えてくれた。
前方右手にある階段を昇ると、3分程らしい。
。。。
階段を昇り切ると、バナナワニ園の看板が目に入る。
入口で、入園券を示すと、ここは植物園で、少し先にワニ園があり、さらにそこからマイクロバスに乗って、分園に行く、という3段階になっていると説明を受ける。
一度では呑み込めず、聞き返してしまった。。。
植物園は、大分古い建物のようだ。
入口は全て手動で、サッシのたてつけが悪くなっている。
それでも、中は暖かく、湿気がある。
南国だ~~
しかし、植物にはあまり興味がない。
ほとんど素通りして、ワニ園に行く。
売店があったので、バナナソフトクリーム¥350を食べる。
二口ほど食った後だが、ほのかにバナナ味。
一応、ワニ園を通過する。
ワニも好きではない。
しかし、テルマエ・ロマエにワニ園の場面があったので、少しばかり興味があった。
。。。あまり、可愛くない。
作画当時から、ワニは育ってしまったようだ。
送迎用のマイクロバスに乗り込み、分園に行く。
バスは、くねくねと急斜面を登って行く。
数分ほどで、分園に到着。
ここには、バナナがあり、レッサーパンダがいる。
ほとんどが寝ているが、なかなか愛嬌のある姿をしている。
ジャイアントパンダよりかわいいと思うのだが。
バナナは、実のなる季節ではなかったようだ。
種類はいろいろあるのだが、違いが判らない。
出口付近に、フラミンゴがいた。
あまりに色鮮やかなので、金網越しだが、写真を撮る。
フラミンゴ
3羽とも、片足で立っている。
駆け足で見ただけだが、02:37発のスーパービュー踊り子に間に合いそうなので、急いで、マイクロバスに乗り込む。
上から見下すと、九十九折れのかなりな急斜面だった。
ワニ園が見えているので、直線距離は近そうだが、、、
歩くのは。。。無理そうだ。
伊豆熱川駅のホームから、大島が真正面に見える。
伊豆熱川駅に入線するスーパービュー踊り子
定刻より遅れて、2時40分頃、伊豆熱川駅発のスーパービュー踊り子8号に乗車する。
少しすると、車内販売の注文を取りに来た。
これが目的で、急いでスーパービューに乗ったのである(*'▽')
早速、生ビールを注文する。
サンドイッチも頼みたかったのだが。。。。
弁当はほぼ売り切れとのことなので、焼きトウモロコシとサラミにする。
飲んで喰った後は、横浜駅まで熟睡した。
4時半頃、横浜駅に到着。
スパリゾートハワイアンズ
今年度最後の大人の休日倶楽部パスの期間がやってきた。
寒気の所為で、南洋に行きたいという気持ちが募ってきている。
せめて、南国気分を味わおうと、スパリゾートハワイアンズに行くことにする。
かつては、常磐ハワイアンセンターという名称だったが、いつの間にやら、スパリゾートハワイアンズと改称されている。
行ったことはない。
まずは、宿の予約をする。
一泊二食(バイキング)、スパリゾートの入場券付で¥10,300(別途入湯税¥150)。
さらに、事前予約すれば、主要都市から無料送迎バスに乗れるらしい。
一人旅なので、ホテルハワイアンズに限定されるが、安い!
さて、経路は勿論、電車で行く。
常磐線の特急ひたちが品川から出ている。
常磐線には若干、思い出がある。
四十年程前、実家が勝田市にあったので、何度か往復をした。
鉄子の母親の指定で、日暮里駅から各駅停車の常磐線に乗っていた。
何故か、いつも夕刻だった気がする。
始発駅ではないので、ラッシュ時にかかると、まず、座れない。
まだ若かったので、そう辛くはなかったが、延々と、混んだ電車に揺られているのは、あまり楽しい思い出でもない。
その後(十数年ほど前)、何度かスーパーひたちに乗車する機会があった。
こちらは、特急で指定席なので、結構、楽しい行楽気分を味わえた。
但し、上野駅からの発車だったので、乗車ホームに辿り着くのに、難儀した。
上野駅の乗り換えが迷路のようになっていて、慣れた筈の三度目にして、迷子になってしまったのだった。
しかし、品川からの乗車なら、迷子の心配はなさそうだ。
1/24 朝、9時過ぎ、品川駅に行き、特急ひたち7号の指定券を入手する。
09:45 品川駅発 特急ひたち7号
12:07 いわき駅着
目的地は湯本駅だが、折角だから、終着駅まで乗ろうと思っている。
窓際の席は取れなかったが、途中で空く筈なので、気にしない。
特急ひたち
最新式らしく、座席の空き状況が、天井のランプで表示される。
黄色なので、間もなく、発売済み区間になる。
緑は発券済区間、赤は空席。
品川駅ではまだ黄色の空席が多かったが、上野駅を過ぎると、ほぼ満席になった。
10時過ぎに、車内販売が廻って来たので、ビールを購入する。
常陸野ネストラガー¥420。
地ビールだそうで、アルコール分は5.5%で旨い。
少し早いが、弁当をつまみに飲むことにする。
弁当は、品川駅のエキュートで購入しておいた広島県江田島大粒牡蠣のフライ御膳¥899
予想通り、水戸を過ぎると、空席が増えたので、海側の窓側の席に移動する。
遠くに時折、海が見える。
寒い所為か、緑色っぽく見える。
親潮かも知れない、と思ったが。。。
子どもの頃、夏は三陸沖、冬は銚子沖あたりで黒潮とぶつかると、習った気がするのだが。。。、間違っているかも???
(昨年は黒潮が大蛇行していたので、その影響もある?)
多分、定刻通り、いわき駅に到着。
目的地は湯本駅なので、このまま折り返す。
ちょうど停車していた特急ひたち14号に乗り込む。
空席が多いので、問題ないと思っていたのだが。
発車して少しすると、検札が廻って来る。
パスを見せるが、全席指定なので、パスだけでは駄目だと言われる(-"-)
どうすりゃいいんだ~、と思っていると、往路の特急ひたち7号の指定席券を見て、
「7号で来たの?」
と、見逃して?くれた。
乗り過ごしたと解釈してくれたようだ。
(まあ、実際、寝ていたのだけど、ある意味、確信犯だったのだが。。。)
ともあれ、全席指定の場合は、事前に指定席券を発券して貰っておく必要がある、と学習する。
12:24 湯本駅に到着。
ハワイアンズの無料送迎バスに乗り込む。
12:35 湯本駅前を発車。
もともとは、郡山経由で来ようと思っていたので、チェックイン時間を16:30にしていたのだが、前々日には雪が降り、数十年に一度という大寒波到来というので、予定を変更し、直接ここまでやって来た。
4時間も前に到着したのだが、フロントの人は、「お部屋は用意してございます」と快くチェックインしてくれた。
部屋は、ホテルハワイアンズの南3号館の7階である。
地図もくれて、道順も説明してくれたのだが、複雑な経路を辿って、十分後に漸く、部屋に到着する。
渡り廊下にはハワイの写真等があり、少しばかり、南国気分になる。
屋内は、一応暖かいのだが、大寒波の所為か、足元が少々寒い。
室内(喫煙)
TV、ポット、洗浄機付きトイレはあるが、風呂はない。
ベッドはセミダブルで、広い。
バスタオル、タオル、サンダル、ムームー、どてら風の上着がついている。(無料レンタル)
このムームーを着ていると、宿泊客という事で、入場券なしで、スパリゾートに入場できる。
早速、ムームーに着替える。(似合わないのだが仕方がない)
水着とタオルを持って、部屋を出る。
プールのあるウォーターパークに向かう。
・・・
なかなか辿り着かない。
エレベータを降り、渡り廊下を通り抜け、エスカレータを降り、漸く、表示を見つけたので、そちらに向かうが、さらに歩き続ける。
初めてのうえ、方向音痴な者には、とても判り難い。
1時半からフラガールショー(ポリネシアンダンス?)があると聞いていたので、とりあえず、そちら方面に向かう。
三十分は歩いたかと思われる頃に、漸く到着。
ダンスはすでに始まっていて、間もなく終了した。
席には番号が振ってあり、よい席は有料という仕組みなようだ。
ロッカーを探して、水着に着替えたいのだが、やはりよく判らない。
うろうろとプールの周りを廻り、スプリングパーク方面に戻って来る。
浴場の更衣室を見つけたので、ここで着替える。
ロッカーは¥100。
まずはプールに向かおうとするが、方向が判らず、ビックアロハの前に出る。
ついでなので、試してみることにする。
シーズンオフの平日だからか、人はいない。
利用料一回¥500は、部屋に付けて貰える。
眼鏡は外さないといけないということなので、受付に預ける。
着水時に潜るので、不安があれば、首につける救命具?を持って行った方がいいと言うので、借りていく。
実は、昔(高校時代)、代々木プールの飛び込み台から飛び込んで(無論、足からだが)、結構、怖い思いをしたことがある。
落下時間がかなりあって(と感じた)、着水後に、非常に深く潜って(と感じた)、怖かった記憶がある。
ので、素直に、お勧めに従っておいた。
さて、降下する為には、昇らなくてはいけない。
眼鏡を取り上げられたので、よく見えないまま、階段を昇って行く。
昇っても昇っても、なかなか行き着かない。
途中に給水機もある。(三台だったか?)
人が並んでいれば、休み休み昇って行けるのだろうが、誰もいないので、一気に昇らなくてはならない。
もう駄目かも、と思う頃に、頂上に到着。
係の人に説明を受け、風車マークと波マークのコースのうち、波マークを選ぶ。
合図とともにスタート、と言いたいが、自力でかなり押し出さないと、滑り出さない。
滑り始めると、結構な急角度で、降下して行く。
うひょー
ちょっと怖いから、叫んじゃおうかな、と思った頃に、角度が緩くなり、速度が落ちる。
その後も、緩急が繰り返され、回転、落水?などを受けながら、ひたすら下に降って行く。
波の模様なんて、下の方が、青っぽく感じるだけで、よく分らない。
結構あるなあ、まだ着かないのかなあ、と思っていると、出口に辿り着いた。
着水。
。。。
ウキをつけているので、すぐに浮かんでくるかと待っていたが、浮かばないようなので、足をつく。
浅いので、すぐに立ち上がる。
ここからまた、出口まで、階段を昇る。
しかも、濡れているので、風が冷たい~~(>_<)
まあ、割と面白かったので、苦労した甲斐はあったと言うべきか。
でも、再びあの高さを昇るのは気が進まないので、ウォーターパークに移動する。
所々に下駄箱があり、サンダルを置いて行ける。
まずは、流れるアクアリウムプールを半周し、ワンダーブラック(スライダー)に辿り着く。
これは一回¥200なので、試してみる。
今度は浮き輪を持って、階段を昇って行く。
中程で、係員に、こちらの方が安定がいいと言われて、でっかい浮き輪に変える。
さらに登って行く。
しんどい。
途中、若者達二組に道を譲る。
頂上に辿り着き、合図で、浮き輪に乗り込む。
最初、真暗な中を滑り落ちるので、かなり怖い。
うひゃー、と思っていると、明るい所に出るので、かなり安心する。
再び暗くなり、暫くぐるぐると降って、着水。
浮き輪なので、怖さはない。
昇りは大変だが、これにも満足する。
再びプールに入ってみる。
アクアリウムプールが半周だったので、一周してみる。
水槽は、映像かと思ったのだが、どうやら本物らしい。
途中に滝がある。
一周すると、なんとなく気分が和む。
ぐるぐる廻っているのも楽しそうだが、浮き輪がないと、少々辛い。
浮き輪のレンタル所に行き、値段表をじっと見る。
一時間で¥550。
まんぼうの浮き輪などがあって、楽しそうなのだが、一時間も漂うのは気が進まない。
気を変えて、ワンダーホルン(スライダー)に行く。
こちらも一回¥200。
階段を昇り、頂上から滑り降りる。
このくらいなら、怖くもなく、それなりに楽しい。
もっとも、試みる順番を間違った気がする。
最長のビッグアロハから始めて、ワンダーブラック⇒ワンダーホルンと進んだので、スリルが多少減殺されてしまった気もする。
とりあえず、スライダーは堪能したので、スパに移動する。
まずは、屋上のスプリングパークへ。
水着で遊ぶ、屋外のスパである。
。。。
粉雪がちらついていて、とても寒い。
暖かい季節なら楽しめるのだろうが、お湯(ぬるま湯)に浸かっていても、首から上が寒すぎる。
早々に、階下のスパガーデンパレオに移動する。
ここも水温が低いぬるま湯なので、打たせ湯やジャグジを一巡してみて、大浴場へ行く。
大浴場は、男女別の普通の温泉浴場。
入り口前に、水着の脱水機があったので、利用する。
洗い場には、ボディソープ・シャンプーが設置されている。
一通り体を洗って、入浴し、一息つく。
すでに4時を回っている。
夕食は5時からとなっていたので、いったん、部屋に戻ることにする。
延々と歩いて、部屋に戻る。
エレベータを見落としたりして、余計にうろうろしてしまう。
部屋に戻って、あらためて、地図を確認する。
迷っている所為ではなく、やはり、広いのである。
遠いので、江戸情話与一(露天風呂)は夕食の後に行くことにして、タオルを準備して部屋を出る。
サンダルが濡れていて、足が冷えて来る。
夕食はバイキングで、レストランは中央館のザ・パシフィックと指定されている。
十ニ分に余裕を持って部屋を出たので、早く着いてしまう。
先刻は慣れていないせいか、えらく遠く感じたが、実際は、徒歩五分ほどのようだ。
会場の入口で、部屋の鍵を見せると、席に案内してくれる。
ロブスターの引換券を受け取り、飲物は、タブレットで注文する。
宮城峡のハイボール¥600があったので、注文を出し、料理を取りに行く。
刺身、天麩羅、中華、ポリネシアン料理等、結構多彩な料理が並んでいる。
残念なのは、寒いので、持って帰ると、すでに料理が冷えてしまっていること。
まあ、大寒波だったので、致し方ないのかも知れないが。
1人1尾限定のロブスター鉄板焼き
スィーツは小ぶりで、あれこれ楽しめる。
夕食を済ませて、大露天風呂与一へ移動する。
やはり遠い。
コンセプトは江戸時代、らしい。
暗いのでよく判らないが、板の間の廊下の先に、露天風呂が広がっている。
広い。
冷たい風が吹き込んで来て、湯気を蹴散らしていく。
少し経つと、頭に乗せたタオルが、ぱりぱりになっている。
どうやら凍ったようだ。
体はあったまっても、耳が痛いほどに凍える。
奥の方に、蒸し風呂があったので、入ってみる。
松葉の香がして、情緒はあるが、出入りが寒い。
ここの入口付近には、蕎麦屋(蕎麦懐石か?)や、夜店風の土産物店があって、意外と楽しい。
サンダルが濡れていて足が寒いので、足袋風の靴下を購入する。
ショウがいろいろあるようなのだが、行き帰りが遠いので、部屋でTVを観ることにする。
いつの間にか眠っていて、4時頃目覚める。
中央館6階の大浴場は、午前9時まで入浴できるとあるので、行ってみる。
誰もいないかと思ったが、入口付近で数名とすれ違い、浴場内にもすでに人がいた。
普通の温泉の大浴場、という感じだが、源泉掛け流しで、それも惜しみなく、たっぷりと流されている。
掛け流しは、こうあるべきだよ、と感嘆する。
熱めのお湯なので、非常に満足して、部屋に戻る。
朝食は6時半から。
昨日と同じレストランが会場になっている。
バイキングで、おかゆや佃煮類が美味しそうだったが、頭の中は、バタートーストでいっぱいになっていたので、真っ直ぐ、パンのコーナーに行く。
パンはミニサイズで、少々がっかりするが、あれこれ味わう為には、ちょうどいい加減のサイズである。
パン三種類、カレー(具なし)、スクランブルエッグ、ソーセージ、とうもろこし。
ここの珈琲は割と旨い。
牛乳もあるので、カフェオレにして、二杯飲む。
朝食後、南館にある大浴場(小?)に行く。
中央館の大浴場に比べると、小さいが、ここでも惜しみなく源泉が掛け流されている。
誰もいなかったからか、お湯も熱い。
とても満足する。
さて、ここに直行したので、帰りは房総半島を廻ろうと考えている。
8時半頃、チェックアウトして、09:45発の送迎バスを待つ。
チェックアウト後でも、部屋とムームー類は借りていられるのだが、遠出するのが面倒なので、フロント前の土産物売り場を物色する。
外は晴れている。
昨夜から明け方まで雪が降っていたので、外は雪景色になっている。
朝6時半の外の景色(廊下から)
8時半のハワイアンズ入口
粉雪が舞っているので、雪が降り続いているのかと思ったが、降り積もった雪が風に吹かれて舞っていたのだった。
とても寒い。
09:45発の送迎バスに乗り、湯本駅へ。
指定券を入手し、改札外の二階にある湯本美食ホテルで弁当を買う。
まだ時間があるので、外で一服する。
とても寒い。痛い程である。
改札を入ると、足湯があった。
湯本駅1番線ホーム
10:23 湯本駅発、特急ひたち10号に乗車。
天気がよいので、山々がよく見える。
11時頃、車内販売が廻って来たので、高清水¥260と、割引券を利用してコーヒーを¥340で購入。
貝焼うに食べくらべ弁当¥1380
貝焼のうにがたっぷり入っていて、とても旨い。
学生の頃、高清水は二級酒だった。
今とは等級のつけ方が異なり、二級酒に名酒が多かった。
一、二度行ったことのあるこじんまりした居酒屋、今でいうなら小料理屋風か、そこで出す日本酒が、高清水だった。
旨かったが、学生の身で、そうそう行ける訳もなく、飲みに行くのだって、ごく偶にだった。
12:42 東京駅到着。
特急わかしおに乗り換えるには、18分間で、京葉線のホームに移動しなければならない。
これも、遠い。
曲がったり、降ったりして、十分程で、京葉線の1番ホームに到着。
入線していた特急列車の自由席に、乗車する。
車内はとても暖かい。
特急わかしお
13:00 東京駅発 特急わかしお9号
14:52 安房鴨川着
なのだが、延着したようだ。
九十九里の海を眺めようと思っていたのに、熟睡していた(=_=)
安房鴨川駅で、改札を出ると、暖かく感じた。
湯本に比べれば、暖かいのだが、やはり寒い。
上りの特急に乗る為に、ホームに戻る。
遅延の為か、勝浦駅まで各駅に停車すると車内アナウンスがある。
行きに寝ていたので、今度は車窓を眺める。
房総の海は、濃い青、なのだが、一部、緑色に見える。
寒い所為なのか、寒流の所為なのか?
上総一ノ宮駅を過ぎたあたりから、九十九里の海(多分)が見える。
・・・
しかし、海は太平洋なのだから、わざわざ見る必要がなかったのでは、と気付く。
本当は、九十九里浜を見に行きたかったのである。
房総半島を巡って、九十九里浜を通り、銚子に出る、という経路を計画したかったのだが、路線が複雑で、無暗に時間がかかるので、断念したのだった。
車窓を眺めていると、千葉は平たい。
関東平野、なんだなあ、と実感する。
17:34 東京駅着
の予定だったが、少々延着。