旧吉田茂邸

4月24日、熱海の帰りに、旧吉田茂邸に立ち寄る。

2009.3.22、総桧造りの本邸が、漏電により?焼失、その後再建され、2017.4.1から公開されている。

庭は無料だが、建物を見学するには、入場料¥500。

 

新築なので、どれも新しく、何となく落ち着かない。

展示品は少々寂しい。

蔵書などは焼失してしまったと思われる。

 

 

吉田茂肖像画

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手前にあるのは、ソファー(応接セット)。

 

  暖炉

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寝室

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だだっ広いなかに、ベッドが一つ。。。

 

浴室

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文字通り、湯船である。

オリジナルは、船大工が作ったそうだ。

 

浴室

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薔薇園

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まだ季節でないのか、あまり咲いていなかった。

 

群れるチーター

BS3のワイルドライフ「群れるチーター、五頭で狩る!戦う!」を観た。

3/26の初回放送を見て、さらに、4/2の再放送を見る。

 

チーターは普通、単独で行動すると言われていた。

同時に生まれた兄弟は生涯、行動を共にすることが多いようだが、それだって、三頭程度(三匹兄弟?)で、五頭揃うことはない。

多分、生き延びられないだろうし、五頭もいれば、雌が混じると思われる。

雄と雌は、独り立ち直後は、一緒に行動していても、雌は単独で出産子育てをするから、自然に分かれてしまうのだろう。

 

ちなみに、雌のチーターは狩りの成功率が50%だが、雄のチーターの成功率はそれを下回るそうだ。

理由は、雌は小さい時から母親について行って、狩りを習うのだが、雄は遊んでばかりいるから、らしい。

狩りが上手でないと、子育てができない。必然的に上手くなる、ということのようだ。

雄は。。。、多分、最速最強の一頭が生き残れば、ということなのだろう。

 

ところで、この五頭(二歳半くらいの若雄)、明確な血縁関係はないという。

どういう経緯で、五頭が群になったのか、番組では明かしていない。

最初は喧嘩ばかりしていたのだが、やがて、一頭をリーダーに、五頭に序列が生まれた

ようだ。

・・・猫族に、序列かあ。。。

そぐわないような気もするが、猫の兄弟間にだって、序列はある。

群=社会行動には、序列は必須のようだ。

 

五頭で狩る!

狩りの時に、どうやって意思疎通を図っているのか不明なのだが、実際に、五頭で連携して狩りをしているようだ。

まずは、草食獣の群を攪乱させて、成獣と幼獣を引き離す。

獲物(幼獣)を見定め、猛ダッシュして、転がし、喉元に食いつき、息の根を止める。

囮の係りがいたり、待ち伏せたり、リレー式に追いかけたり、なかなか組織立っている。

のだが、五頭で戦う! は、煽り過ぎ。

雄ライオン(若い)一頭の時には、逃げないで、取り囲み、相手が諦めるのを待つ。

決して、戦ってはいない(笑)。

ハイエナ数頭の場合には、速攻で逃げる。(ハイエナが諦めることはないと思われる)

ハゲタカには、追い払う努力?をするが、それも、はっきり言って、無駄。

という訳で、チーターの平和主義?は保たれていた。

一安心である。

 

番組の冒頭部分で、五頭のチーターがマーキングしていたが、あれは、何者に対してなのだろう??

同種のチーターに対してなのか???

チーター同士の争いの場面を見たような記憶はないのだが。。。単に、忘れているだけかも知れない。

 (雌が縄張りを横取り?しようとしていた場面はあった。

  しかし、頭数の問題で、すぐに引き下がっていた。

  ⇒争いには至っていない。

 

とはいえ、五頭の中には序列があり、リーダーは、下位のチーター、特に最下位のチーターに、猫パンチをする。

それは、単に機嫌が悪かったり?、そいつがへまをしていたり、と、理由があるようだが、理由がなくても、というか、マウンティングは必要なのだろう。

最近、ヒトの間では、パワハラという言葉で、忌み嫌われつつあるようだが、動物の群には、マウンティングというものが、どうやら必須なようだ。

 

さて、最下位のチャーリー。

リーダーに叱られてばかりいたが、頑張って、狩りの主導権を握り、順位を上げたようだ。

狩り易い幼獣ばかりを狩っていて、成功率は高いのだろうが、五頭が満腹することはなく、日々、狩りに明け暮れる。

リーダー(仮称)が群を率い始めた頃は、とりあえず腹を満たす為に、それでよかったのだろう。

しかし、五頭の捕食者の群としては、それでは足りなくなってくる。

そこで、みそっかすだった?チャーリーの果敢な挑戦により、成獣を狩るようになった、というのは、うがち過ぎか?

番組前半で、チーターたちが川を渡る時、ひとっとびに川を越えていた一頭がいたが、あれがチャーリーだったろうか??

 

ラストは、獲物(成獣)を捕えたが、ハゲタカが集まって来て、チーターたちは獲物を放棄する。

しかし、一頭が取り残され、懸命に群を呼ぶ。

暫くして、四頭は仲間の呼び声を聞きつけ、戻って来る。

。。。大団円??

 

もう少し成長すると、雌を求めるようになるらしいが、その時、この五頭は群を保持できるのだろうか?

彼等を観察する博士(名前は忘れた)は、多分、生涯、群で過ごすだろうと予測する。

絆が生まれたから、という理由のようだ。

 

ついでに。

最近見たチーターのドキュメンタリ。

BS朝日の「地球大紀行 チーター母子生存競争」

アニマルプラネットで放映していた「ライフwithチーター」と同じ、カメラマンキム・ウォルターの逸話のようだ。

五頭の幼獣を連れた母チーター。

しかし、ライオンに襲われ、ヒョウに襲われ、さらには病で倒れ、。。。

と、子どもたちが減って行くので、かなり、滅入ってしまった。

 

ナショナルジオグラフィックの「ライオンVSチーターの死闘」

三頭の雄のチーター(兄弟)が、一頭の雌に群がっている(言い寄っている?)と。

なんと! ライオンに襲われ!

雌はかみ殺される!!

これだけでも、かなりの衝撃、なのに。。。

さらに!

喧嘩をしている三兄弟を、ライオンが襲い、一頭が殺される!!!

番組は、その理由を検証して行くのだが。。。。

衝撃の場面が繰り返されるので、気分的にかなり滅入ってしまった。

弱肉強食の世界なのだから、仕方がない、と思ってみても、チーターは弱すぎる。

獲物に逆襲されるは、他の捕食者に獲物を奪われるは、ライオンには襲われる。

絶滅危惧種なんだから、せめて雌は生かしておけよ~、と、ライオンに訴えても、無駄だよなあ。

群れるチーターが、雌や仔を保護するようになるとは思えないが(猫だから)

しかし、雌が群れるようになると、子育てが楽になるだろうか?

地上最速の孤高の捕食者は、生き残りの為に、進化(?)するのか???

湘南丸

大桟橋に、五代目湘南丸が初寄港するというので、観に行く。

3月21日には、鮪の解体ショウなどをやっていたようだが、生憎の荒天、雪が降っていた。

不要不急の外出は避け、翌22日、晴天の下に、出かけてみる。

 

大桟橋に停泊する湘南丸

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鮪延縄漁の為の道具

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前日の解体ショウの残りの刺身を頂く。

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どこもかしこも、まだ新しく、ぴかぴか

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実習生用の居室

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風呂

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いろいろ聞きたいことはあれども、一から十まで判らないことだらけなので、質問はしなかった。

一応、4級小型船舶の免許は持っていたのだが。。。(更新していないので、今は所持していない)

どこがどう繋がっていて、エンジンがどれなのかすら、判らない(=_=)(^_^;)

成田山新勝寺 特急北総江戸紀行と襖絵拝観ツアー

とても珍しいことなのだが、日帰りツアーに参加してみた。

実は、団体行動は苦手だ。

体力的について行けないのと、性格的に無理がある。

とはいえ、ツアーには、個人では見学できないところにも行ける、という利点がある。

という訳で、成田山の写経と襖絵拝観ツアーに参加してみる。

 

ツアー名称「列車で行く房総の旅」

成田山新勝寺で体験修行と「襖絵」特別拝観~

 

旅程

08:05 新宿駅発 臨時特急北総江戸紀行

09:25 成田駅到着

     成田山新勝寺の職員が迎え、集合場所まで案内

10:00までに信徒会館1Fで受付(バウチャーあり)

    大本山成田山新勝寺にて

    ・体験修行(写経 御宝号 御護摩修行 坊入 修行膳)

    ・襖絵「日月春秋」(大山忠作)特別拝観

    ・境内散策(ガイド付)

    ・勝御守付

15:00頃解散予定

16:19 成田駅発 臨時特急北総江戸紀行

17:38 新宿駅

 

新宿駅までは自力で行く。

(というか、成田駅までは自力で到着しなくてはならない)

秋葉原で乗り換えた方が時間的に余裕があるのだが、臨時特急の始発が新宿駅なので、新宿駅まで行くことにする。

時間的に速いのは、東横線を利用して渋谷で乗り換える、なのだが、渋谷の乗り換えが面倒なので、結局、JRで横浜駅に行き、湘南新宿ラインに乗る。

ちなみに、行きはSUICAを利用し、新宿で改札を出たので、¥637。

帰りは改札口で精算したので、¥640。

・・・3円損したような気がする。。。(気がするだけでなく、実際にそうなのだが)

 

まずは、新宿駅で乗車ホームを確認する。

事前に乗換案内で確認しておいたのだが、念の為…。

ところが、駅構内の掲示板には08:05発の列車があっても、特急名が空白になっているΣ(・ω・ノ)ノ!

念の為、改札口まで行って、駅員さんに尋ねてみた。

乗換案内の情報で正しかったのだが、特急名が表示されていないので、なんとなく不安が解消されない。

しかし、指定のホームで待つこと暫し、時間通りに、特急北総江戸紀行が入線してきた。

 

臨時特急北総江戸紀行

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 …「臨時」とあるだけで、特急名は表示されていない。

 

指定の座席に陣取り、早速、朝食にする。

早6時に出たので、朝食抜きなのだった。

朝なので、軽めに、サンドイッチとビール(笑)

 

駅弁屋頂で仕入れた、大船軒のサンドイッチと軽井沢ビール。

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新宿駅から東京駅までの中央線には何度か乗ったことがあるが、大抵、仕事だったり、夜だったりで、景色など眺めたこともなかった。

今回は、ゆったりとビールを飲みながら、風景を眺める。

川沿いを走っていたりして、結構、楽しい。

乗車時間は一時間半弱なので、退屈する間もなく、成田駅に到着する。

ホームには係りの人が待ち受けていて、道案内をしている。

改札を出ると、駅前の広場に、袈裟を着た案内人?がいる。

続々と人が集まって来る。

なんと、総勢120余名!で、成田山新勝寺に向かう。

 

成田山には、四半世紀前に来たことがあり、もっと鄙びた参道だったような記憶があるのだが、瀟洒な店が並ぶ道筋になっていた。

暫く参道を下り、 信徒会館の前で、バウチャーと引き換えに、受付を済ませる。

ツアーの世話は、信徒の人達が運営しているようだ。

 

成田山新勝寺

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正門から、石段を登り、境内を少し歩いて、写経場へ。

椅子席だったので、かなり安心する。

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のだが。。。

当然ながら、写経は初めてである。

仏教用語がまるで分らない。

漢字が読めないし、意味が解らない。

困ったことになったぞ、と思っていると。。。。

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「作法次第」が置いてあり、事細かに解説がしてある。

さらに、司会のお坊様が懇切丁寧に解説してくれる。

写経次第に則り、輪袈裟を被り、塗香三礼、座禅、写経をする。

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小さな硯と小筆が置いてあり、筆ペンではない(^^;)

般若心経を書き写すのかと思いきや、「南無大日大聖不動明王」の御真言、十文字だけ、であった。

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たった十文字とはいえ、なにしろ、習字をしたのは、四十年程前のこと。

新品の小筆のおろし方も忘れてしまっている。

かなり苦労して、書きなぞる。

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御勝守、写経をした証明書?、パンフレットなどが付録になっている。

写経は、願意と住所氏名を記入して、前方の御不動様に納める。

 

本堂に移動して、御護摩修行をする。

和楽のような音楽が流れており、暫し待つと、僧侶が入場してくる。

「ファンシーダンス」のようだ。

結構派手なパーカッションと読経が、意外と楽しい。

終盤になると、皆持物を預け始める。

護摩にかざして、お清めしてから、返してくれる。

 

護摩祈祷の後は、精進料理。

五味五色で調理されているそうだ。

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中央の茶色の輪が、勝ち牛蒡と言われる大浦牛蒡の煮たもの。

収穫までに8カ月かかり、その後5年も畑を寝かせる希少品だそうだ。

般若湯がついている。

杯が小さいので、手酌で数杯ほど飲む。(物足りない。。。)

 

食事の後、いよいよ、襖絵の拝観。

「日輪の間」「月輪の間」の大山忠作の襖絵「日月春秋」を解説付きで拝観する。

 

畳の縁。

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牡丹の柄だったと記憶しているが、定かではない。

 

早暁の日輪

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しだれ桜

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雲海に浮かぶ月

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拝観後は、ボランティアガイド付きの境内散策。

光明堂
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弘法大師

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醫王殿

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有難いお話は、あらかた忘れてしまったのだが、思っていたよりも楽しく過ごせた。

ブラタモリで言っていたように、アミューズメントパークとして、十二分に楽しめたのだった。

三時頃に、正門付近で解散。

参道をよろよろと登り、成田駅へ。

鰻を食べたかったのだが、40分はかかると言われたので、断念。

駅付近で、アイスミルクと、ソフトクリームを食べる。

これでは、甘いものの食べ過ぎである。

心を入れ替え、ニューデイズで、ビーフジャーキーとかぼすハイボールを購入する。

ホームでは、信徒の方が、お見送りをしてくれていた。

16:19発の臨時特急北総江戸紀行に乗車し、新宿駅へ。

多分、時間通り17:38に新宿駅に到着したのだと思うが、歩き疲れて、熟睡していたので、不明。

18:03発の新宿ライン快速小田原行きに乗り継ぎ、横浜駅に戻る。
 

大倉山梅林(2018)

今年も梅の季節がやって来た。

とはいえ、連日の寒気で、まだ満開は期待できない。

それでも、今日は暖かいという天気予報なので、梅林に行ってみることにする。

横浜駅から市営バス6系統に乗車、大倉山駅前で下車する。

まずは、TOTSZENに寄って、パンを買い込む。

例年なら、ここで、珈琲と調理パンを頂くのだが、今日はぐっと我慢する。

一度くらいは、梅林公園の屋台で食べてみたい。

思ったよりもずっしりとする荷物を背負い込んで、急な坂道を登攀する。

それでも、十分足らずで、大倉山記念館に辿り着く。

 

大倉山記念館

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大倉山の梅林公園

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入口から眺め渡すと、やはり、咲いていない木の方が多い。

まずは、売店で焼きそば¥400と甘酒¥200を購入する。

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普通の屋台の焼きそばと違って、ガーリック風味。

キャベツ、木耳、豚小間?、にんにくチップと、結構、具が入っている。

中華料理の香港焼きそばのようだ。

甘酒にも、柚子と思われる柑橘類の一切れが入っており、爽やか。

とても満足する。

 

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昨年のこの時期は、ほぼ満開だったと記憶しているだが、今年はまだ、三分咲きくらいのようだ。

 

 

伊豆下田・熱川

一日休んで、大人の休日パス旅の続き。

二年前にも行ったのだが、下田に行くことにする。

目的は、伊豆七島を眺める、である。

ついでに、熱川のバナナワニ園に行く。

こちらの目的は、南国気分に浸りたい、である。

 

09:02 横浜駅発 スーパービュー踊り子1号に乗車。

 

スーパービュー踊り子

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乗車前に、指定席特急券を確認する。

乗車間際に指定をとったので、窓際だが、山側。

もっとも、小田原までは山側の方が景色がいいし、伊東あたりで乗客が減る筈なので、問題はない。

 

車内販売が廻って来たので、早速、生ビール¥550と大船軒のサンドイッチ¥530を入手する。

生ビールも、サンドイッチも、とても旨い。

 

生ビールと大船軒のサンドイッチ

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ハムが4切れ、チーズが2切れ

どちらも旨い。

 

半世紀程前の、幼少の頃、駅弁で、ハムのサンドイッチというのが売られていた。

薄いパンに薄いハムが挟まってて、辛子が効いていた。

これが、結構、旨かったと記憶している。

コンビニなどなかった時代だから、サンドイッチはまだ珍しく、高級品だったというイメージがある。

昨今の厚切りパンに薄切りハムがどっさり、というサンドイッチは、あまり好きではない。

サンドイッチは、パンもハムも、薄い方が旨い!のである。

 

車窓からは、富士山、丹沢の山々、箱根山と、とてもよく見える。

大寒波のおかげで、空気が澄んでいるようだ。

伊東を越えると、間もなく、大島が見え始める。

三原山に雪が残っている。

大島というだけあって、とても大きい。

妙に近く見える。

その先の利島、新島、今日は三宅島も見えている。

 

11:12 伊豆急下田駅

の予定だったが、数分の延着。

 

下田ロープウエィの乗り場に移動。

往復乗車券を購入して、ロープウェイで、寝姿山へ。

 

寝姿山からは、期待通り、伊豆諸島の島々が一望できる。

といっても、八丈島は見えないが。。。

 

大島

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下田まで来ると、随分と、内側にあるように見える。

休憩所には、窓に、島の形と名前が貼られている。

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写真だと判り難いが、肉眼だと三宅島もよく見える。

 

二年前の同じ時期に、ここに来た時には、寒桜がほぼ満開だったが。

今年は、寒波の為か、まだ開いていないようだ。

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下田ロープウェイ

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寝姿山を一回りし、ロープェイで山を降る。

そのまま、伊豆急下田駅に戻って来たが、1時過ぎの踊り子号まで、電車がない。

仕方なく、30分程待合所で待つ。

発車の十分程前に、改札が始まる。

ホームに入ると、太鼓が並べられており、歓迎の準備をしている。

 

踊り子号

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踊り子号の自由席に乗って待っていると。。。

伊豆急のロイヤルエクスプレスが入線して来た!

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ロイヤルブルー?で、豪華だ。

ちらっと見えた限りでは、内装も豪華。

 

少し遅れて、1時5分頃、伊豆急下田駅から踊り子108号が発車。

さらに、1時半頃、黒船電車とすれ違う!

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ロゴマークの一部しか写せなかったが。

リゾート21は、熱海~伊豆至急下田を走っていて、普通列車の自由席、らしい。

横浜駅から伊豆急下田で検索したので、うっかりしていた。。。

そういえば、二年前にも、にゃらん号に乗ったのだった。

 

稲取の辺りだったか、海岸線を走る時に、車窓の案内があり、徐行する。

大島がすぐ前方に見える。

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若干遅延したが、1時半過ぎに、伊豆熱川駅に到着。

改札を通る時に、駅窓口で、熱川バナナワニ園の入園券を¥1400で販売、との掲示が目に入る。

通常は¥1500なので、¥100引きになる。

入園券を購入すると、行き方を教えてくれた。

前方右手にある階段を昇ると、3分程らしい。

。。。

階段を昇り切ると、バナナワニ園の看板が目に入る。

入口で、入園券を示すと、ここは植物園で、少し先にワニ園があり、さらにそこからマイクロバスに乗って、分園に行く、という3段階になっていると説明を受ける。

一度では呑み込めず、聞き返してしまった。。。

 

植物園は、大分古い建物のようだ。

入口は全て手動で、サッシのたてつけが悪くなっている。

それでも、中は暖かく、湿気がある。

南国だ~~

しかし、植物にはあまり興味がない。

ほとんど素通りして、ワニ園に行く。

売店があったので、バナナソフトクリーム¥350を食べる。

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二口ほど食った後だが、ほのかにバナナ味。

 

一応、ワニ園を通過する。

ワニも好きではない。

しかし、テルマエ・ロマエにワニ園の場面があったので、少しばかり興味があった。

。。。あまり、可愛くない。

作画当時から、ワニは育ってしまったようだ。

 

送迎用のマイクロバスに乗り込み、分園に行く。

バスは、くねくねと急斜面を登って行く。

数分ほどで、分園に到着。

ここには、バナナがあり、レッサーパンダがいる。

 

レッサーパンダ

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ほとんどが寝ているが、なかなか愛嬌のある姿をしている。

ジャイアントパンダよりかわいいと思うのだが。

 

バナナは、実のなる季節ではなかったようだ。

種類はいろいろあるのだが、違いが判らない。

出口付近に、フラミンゴがいた。

あまりに色鮮やかなので、金網越しだが、写真を撮る。

 

フラミンゴ

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3羽とも、片足で立っている。

 

駆け足で見ただけだが、02:37発のスーパービュー踊り子に間に合いそうなので、急いで、マイクロバスに乗り込む。

上から見下すと、九十九折れのかなりな急斜面だった。

ワニ園が見えているので、直線距離は近そうだが、、、

歩くのは。。。無理そうだ。

 

伊豆熱川駅のホームから、大島が真正面に見える。

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伊豆熱川駅に入線するスーパービュー踊り子

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定刻より遅れて、2時40分頃、伊豆熱川駅発のスーパービュー踊り子8号に乗車する。

少しすると、車内販売の注文を取りに来た。

これが目的で、急いでスーパービューに乗ったのである(*'▽')

早速、生ビールを注文する。

サンドイッチも頼みたかったのだが。。。。

弁当はほぼ売り切れとのことなので、焼きトウモロコシとサラミにする。

飲んで喰った後は、横浜駅まで熟睡した。

4時半頃、横浜駅に到着。

スパリゾートハワイアンズ

今年度最後の大人の休日倶楽部パスの期間がやってきた。

寒気の所為で、南洋に行きたいという気持ちが募ってきている。

せめて、南国気分を味わおうと、スパリゾートハワイアンズに行くことにする。

かつては、常磐ハワイアンセンターという名称だったが、いつの間にやら、スパリゾートハワイアンズと改称されている。

行ったことはない。

まずは、宿の予約をする。

一泊二食(バイキング)、スパリゾートの入場券付で¥10,300(別途入湯税¥150)。

さらに、事前予約すれば、主要都市から無料送迎バスに乗れるらしい。

一人旅なので、ホテルハワイアンズに限定されるが、安い!

 

さて、経路は勿論、電車で行く。

常磐線の特急ひたちが品川から出ている。

 

常磐線には若干、思い出がある。

四十年程前、実家が勝田市にあったので、何度か往復をした。

鉄子の母親の指定で、日暮里駅から各駅停車の常磐線に乗っていた。

何故か、いつも夕刻だった気がする。

始発駅ではないので、ラッシュ時にかかると、まず、座れない。

まだ若かったので、そう辛くはなかったが、延々と、混んだ電車に揺られているのは、あまり楽しい思い出でもない。

その後(十数年ほど前)、何度かスーパーひたちに乗車する機会があった。

こちらは、特急で指定席なので、結構、楽しい行楽気分を味わえた。

但し、上野駅からの発車だったので、乗車ホームに辿り着くのに、難儀した。

上野駅の乗り換えが迷路のようになっていて、慣れた筈の三度目にして、迷子になってしまったのだった。

しかし、品川からの乗車なら、迷子の心配はなさそうだ。

 

1/24 朝、9時過ぎ、品川駅に行き、特急ひたち7号の指定券を入手する。

09:45 品川駅発 特急ひたち7号

12:07 いわき駅

目的地は湯本駅だが、折角だから、終着駅まで乗ろうと思っている。

窓際の席は取れなかったが、途中で空く筈なので、気にしない。

 

特急ひたち

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最新式らしく、座席の空き状況が、天井のランプで表示される。

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黄色なので、間もなく、発売済み区間になる。

緑は発券済区間、赤は空席。

品川駅ではまだ黄色の空席が多かったが、上野駅を過ぎると、ほぼ満席になった。

 

10時過ぎに、車内販売が廻って来たので、ビールを購入する。

常陸野ネストラガー¥420。

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地ビールだそうで、アルコール分は5.5%で旨い。

少し早いが、弁当をつまみに飲むことにする。

弁当は、品川駅のエキュートで購入しておいた広島県江田島大粒牡蠣のフライ御膳¥899

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予想通り、水戸を過ぎると、空席が増えたので、海側の窓側の席に移動する。

遠くに時折、海が見える。

寒い所為か、緑色っぽく見える。

親潮かも知れない、と思ったが。。。

子どもの頃、夏は三陸沖、冬は銚子沖あたりで黒潮とぶつかると、習った気がするのだが。。。、間違っているかも???

(昨年は黒潮が大蛇行していたので、その影響もある?) 

 

多分、定刻通り、いわき駅に到着。

目的地は湯本駅なので、このまま折り返す。

ちょうど停車していた特急ひたち14号に乗り込む。

空席が多いので、問題ないと思っていたのだが。

発車して少しすると、検札が廻って来る。

パスを見せるが、全席指定なので、パスだけでは駄目だと言われる(-"-)

どうすりゃいいんだ~、と思っていると、往路の特急ひたち7号の指定席券を見て、

「7号で来たの?」

と、見逃して?くれた。

乗り過ごしたと解釈してくれたようだ。

(まあ、実際、寝ていたのだけど、ある意味、確信犯だったのだが。。。)

ともあれ、全席指定の場合は、事前に指定席券を発券して貰っておく必要がある、と学習する。

 

12:24 湯本駅に到着。

ハワイアンズの無料送迎バスに乗り込む。

12:35 湯本駅前を発車。

十五分ほどで、スパリゾートハワイアンズに到着する。

もともとは、郡山経由で来ようと思っていたので、チェックイン時間を16:30にしていたのだが、前々日には雪が降り、数十年に一度という大寒波到来というので、予定を変更し、直接ここまでやって来た。

4時間も前に到着したのだが、フロントの人は、「お部屋は用意してございます」と快くチェックインしてくれた。

部屋は、ホテルハワイアンズの南3号館の7階である。

地図もくれて、道順も説明してくれたのだが、複雑な経路を辿って、十分後に漸く、部屋に到着する。

渡り廊下にはハワイの写真等があり、少しばかり、南国気分になる。

屋内は、一応暖かいのだが、大寒波の所為か、足元が少々寒い。

 

室内(喫煙)

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TV、ポット、洗浄機付きトイレはあるが、風呂はない。

ベッドはセミダブルで、広い。

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バスタオル、タオル、サンダル、ムームー、どてら風の上着がついている。(無料レンタル)

このムームーを着ていると、宿泊客という事で、入場券なしで、スパリゾートに入場できる。

 

早速、ムームーに着替える。(似合わないのだが仕方がない)

水着とタオルを持って、部屋を出る。

プールのあるウォーターパークに向かう。

・・・

なかなか辿り着かない。

エレベータを降り、渡り廊下を通り抜け、エスカレータを降り、漸く、表示を見つけたので、そちらに向かうが、さらに歩き続ける。

初めてのうえ、方向音痴な者には、とても判り難い。

1時半からフラガールショー(ポリネシアンダンス?)があると聞いていたので、とりあえず、そちら方面に向かう。

三十分は歩いたかと思われる頃に、漸く到着。

ダンスはすでに始まっていて、間もなく終了した。

席には番号が振ってあり、よい席は有料という仕組みなようだ。

ロッカーを探して、水着に着替えたいのだが、やはりよく判らない。

うろうろとプールの周りを廻り、スプリングパーク方面に戻って来る。

浴場の更衣室を見つけたので、ここで着替える。

ロッカーは¥100。

まずはプールに向かおうとするが、方向が判らず、ビックアロハの前に出る。

ついでなので、試してみることにする。

シーズンオフの平日だからか、人はいない。

利用料一回¥500は、部屋に付けて貰える。

眼鏡は外さないといけないということなので、受付に預ける。

着水時に潜るので、不安があれば、首につける救命具?を持って行った方がいいと言うので、借りていく。

実は、昔(高校時代)、代々木プールの飛び込み台から飛び込んで(無論、足からだが)、結構、怖い思いをしたことがある。

落下時間がかなりあって(と感じた)、着水後に、非常に深く潜って(と感じた)、怖かった記憶がある。

ので、素直に、お勧めに従っておいた。

 

さて、降下する為には、昇らなくてはいけない。

眼鏡を取り上げられたので、よく見えないまま、階段を昇って行く。

昇っても昇っても、なかなか行き着かない。

途中に給水機もある。(三台だったか?)

人が並んでいれば、休み休み昇って行けるのだろうが、誰もいないので、一気に昇らなくてはならない。

もう駄目かも、と思う頃に、頂上に到着。

係の人に説明を受け、風車マークと波マークのコースのうち、波マークを選ぶ。

合図とともにスタート、と言いたいが、自力でかなり押し出さないと、滑り出さない。

滑り始めると、結構な急角度で、降下して行く。

うひょー

ちょっと怖いから、叫んじゃおうかな、と思った頃に、角度が緩くなり、速度が落ちる。

その後も、緩急が繰り返され、回転、落水?などを受けながら、ひたすら下に降って行く。

波の模様なんて、下の方が、青っぽく感じるだけで、よく分らない。

結構あるなあ、まだ着かないのかなあ、と思っていると、出口に辿り着いた。

着水。

。。。

ウキをつけているので、すぐに浮かんでくるかと待っていたが、浮かばないようなので、足をつく。

浅いので、すぐに立ち上がる。

ここからまた、出口まで、階段を昇る。

しかも、濡れているので、風が冷たい~~(>_<)

まあ、割と面白かったので、苦労した甲斐はあったと言うべきか。

 でも、再びあの高さを昇るのは気が進まないので、ウォーターパークに移動する。

 

所々に下駄箱があり、サンダルを置いて行ける。

まずは、流れるアクアリウムプールを半周し、ワンダーブラック(スライダー)に辿り着く。

これは一回¥200なので、試してみる。

今度は浮き輪を持って、階段を昇って行く。

中程で、係員に、こちらの方が安定がいいと言われて、でっかい浮き輪に変える。

さらに登って行く。

しんどい。

途中、若者達二組に道を譲る。

頂上に辿り着き、合図で、浮き輪に乗り込む。

最初、真暗な中を滑り落ちるので、かなり怖い。

うひゃー、と思っていると、明るい所に出るので、かなり安心する。

再び暗くなり、暫くぐるぐると降って、着水。

浮き輪なので、怖さはない。

昇りは大変だが、これにも満足する。

 

再びプールに入ってみる。

アクアリウムプールが半周だったので、一周してみる。

水槽は、映像かと思ったのだが、どうやら本物らしい。

途中に滝がある。

一周すると、なんとなく気分が和む。

ぐるぐる廻っているのも楽しそうだが、浮き輪がないと、少々辛い。

浮き輪のレンタル所に行き、値段表をじっと見る。

一時間で¥550。

まんぼうの浮き輪などがあって、楽しそうなのだが、一時間も漂うのは気が進まない。

気を変えて、ワンダーホルン(スライダー)に行く。

こちらも一回¥200。

階段を昇り、頂上から滑り降りる。

このくらいなら、怖くもなく、それなりに楽しい。

もっとも、試みる順番を間違った気がする。

最長のビッグアロハから始めて、ワンダーブラック⇒ワンダーホルンと進んだので、スリルが多少減殺されてしまった気もする。

 

とりあえず、スライダーは堪能したので、スパに移動する。

まずは、屋上のスプリングパークへ。

水着で遊ぶ、屋外のスパである。

。。。

粉雪がちらついていて、とても寒い。

暖かい季節なら楽しめるのだろうが、お湯(ぬるま湯)に浸かっていても、首から上が寒すぎる。

早々に、階下のスパガーデンパレオに移動する。

ここも水温が低いぬるま湯なので、打たせ湯やジャグジを一巡してみて、大浴場へ行く。

大浴場は、男女別の普通の温泉浴場。

入り口前に、水着の脱水機があったので、利用する。

洗い場には、ボディソープ・シャンプーが設置されている。

一通り体を洗って、入浴し、一息つく。

すでに4時を回っている。

夕食は5時からとなっていたので、いったん、部屋に戻ることにする。

 

延々と歩いて、部屋に戻る。

エレベータを見落としたりして、余計にうろうろしてしまう。

部屋に戻って、あらためて、地図を確認する。

迷っている所為ではなく、やはり、広いのである。

遠いので、江戸情話与一(露天風呂)は夕食の後に行くことにして、タオルを準備して部屋を出る。

サンダルが濡れていて、足が冷えて来る。

 

夕食はバイキングで、レストランは中央館のザ・パシフィックと指定されている。

十ニ分に余裕を持って部屋を出たので、早く着いてしまう。

先刻は慣れていないせいか、えらく遠く感じたが、実際は、徒歩五分ほどのようだ。

会場の入口で、部屋の鍵を見せると、席に案内してくれる。

ロブスターの引換券を受け取り、飲物は、タブレットで注文する。

宮城峡のハイボール¥600があったので、注文を出し、料理を取りに行く。

刺身、天麩羅、中華、ポリネシアン料理等、結構多彩な料理が並んでいる。

残念なのは、寒いので、持って帰ると、すでに料理が冷えてしまっていること。

まあ、大寒波だったので、致し方ないのかも知れないが。

 

1人1尾限定のロブスター鉄板焼き

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スィーツは小ぶりで、あれこれ楽しめる。

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夕食を済ませて、大露天風呂与一へ移動する。

やはり遠い。

コンセプトは江戸時代、らしい。

暗いのでよく判らないが、板の間の廊下の先に、露天風呂が広がっている。

広い。

冷たい風が吹き込んで来て、湯気を蹴散らしていく。

少し経つと、頭に乗せたタオルが、ぱりぱりになっている。

どうやら凍ったようだ。

体はあったまっても、耳が痛いほどに凍える。

奥の方に、蒸し風呂があったので、入ってみる。

松葉の香がして、情緒はあるが、出入りが寒い。

 

ここの入口付近には、蕎麦屋(蕎麦懐石か?)や、夜店風の土産物店があって、意外と楽しい。

サンダルが濡れていて足が寒いので、足袋風の靴下を購入する。

 

ショウがいろいろあるようなのだが、行き帰りが遠いので、部屋でTVを観ることにする。

いつの間にか眠っていて、4時頃目覚める。

中央館6階の大浴場は、午前9時まで入浴できるとあるので、行ってみる。

誰もいないかと思ったが、入口付近で数名とすれ違い、浴場内にもすでに人がいた。

 

 普通の温泉の大浴場、という感じだが、源泉掛け流しで、それも惜しみなく、たっぷりと流されている。

掛け流しは、こうあるべきだよ、と感嘆する。

熱めのお湯なので、非常に満足して、部屋に戻る。

 

朝食は6時半から。

昨日と同じレストランが会場になっている。

バイキングで、おかゆや佃煮類が美味しそうだったが、頭の中は、バタートーストでいっぱいになっていたので、真っ直ぐ、パンのコーナーに行く。

パンはミニサイズで、少々がっかりするが、あれこれ味わう為には、ちょうどいい加減のサイズである。

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パン三種類、カレー(具なし)、スクランブルエッグ、ソーセージ、とうもろこし。

ここの珈琲は割と旨い。

牛乳もあるので、カフェオレにして、二杯飲む。

 

朝食後、南館にある大浴場(小?)に行く。

中央館の大浴場に比べると、小さいが、ここでも惜しみなく源泉が掛け流されている。

誰もいなかったからか、お湯も熱い。

とても満足する。

 

さて、ここに直行したので、帰りは房総半島を廻ろうと考えている。

8時半頃、チェックアウトして、09:45発の送迎バスを待つ。

チェックアウト後でも、部屋とムームー類は借りていられるのだが、遠出するのが面倒なので、フロント前の土産物売り場を物色する。

 

外は晴れている。

昨夜から明け方まで雪が降っていたので、外は雪景色になっている。

 

朝6時半の外の景色(廊下から)

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8時半のハワイアンズ入口

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粉雪が舞っているので、雪が降り続いているのかと思ったが、降り積もった雪が風に吹かれて舞っていたのだった。

とても寒い。

 

09:45発の送迎バスに乗り、湯本駅へ。

指定券を入手し、改札外の二階にある湯本美食ホテルで弁当を買う。

まだ時間があるので、外で一服する。

とても寒い。痛い程である。

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改札を入ると、足湯があった。

湯本駅1番線ホーム

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10:23 湯本駅発、特急ひたち10号に乗車。

天気がよいので、山々がよく見える。

 

11時頃、車内販売が廻って来たので、高清水¥260と、割引券を利用してコーヒーを¥340で購入。

 

貝焼うに食べくらべ弁当¥1380

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貝焼のうにがたっぷり入っていて、とても旨い。

 

学生の頃、高清水は二級酒だった。

今とは等級のつけ方が異なり、二級酒に名酒が多かった。

一、二度行ったことのあるこじんまりした居酒屋、今でいうなら小料理屋風か、そこで出す日本酒が、高清水だった。

旨かったが、学生の身で、そうそう行ける訳もなく、飲みに行くのだって、ごく偶にだった。

 

12:42 東京駅到着。

特急わかしおに乗り換えるには、18分間で、京葉線のホームに移動しなければならない。

これも、遠い。

曲がったり、降ったりして、十分程で、京葉線の1番ホームに到着。

入線していた特急列車の自由席に、乗車する。

車内はとても暖かい。

 

特急わかしお

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13:00 東京駅発 特急わかしお9号

14:52 安房鴨川着

なのだが、延着したようだ。

九十九里の海を眺めようと思っていたのに、熟睡していた(=_=)

 

安房鴨川駅で、改札を出ると、暖かく感じた。

湯本に比べれば、暖かいのだが、やはり寒い。

上りの特急に乗る為に、ホームに戻る。

先程乗って来たわかしお9号が、わかしお16号になる。

 

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15:34 安房鴨川発 特急わかしお16号

遅延の為か、勝浦駅まで各駅に停車すると車内アナウンスがある。

行きに寝ていたので、今度は車窓を眺める。

房総の海は、濃い青、なのだが、一部、緑色に見える。

寒い所為なのか、寒流の所為なのか?

上総一ノ宮駅を過ぎたあたりから、九十九里の海(多分)が見える。

・・・

しかし、海は太平洋なのだから、わざわざ見る必要がなかったのでは、と気付く。

本当は、九十九里浜を見に行きたかったのである。

房総半島を巡って、九十九里浜を通り、銚子に出る、という経路を計画したかったのだが、路線が複雑で、無暗に時間がかかるので、断念したのだった。

 

車窓を眺めていると、千葉は平たい。

関東平野、なんだなあ、と実感する。

蘇我を過ぎると、東京湾沿いに走り、夕景が美しい。

 

17:34 東京駅着

の予定だったが、少々延着。