本の話

久しぶりに、「浮遊研究室」を覗いたら、初めて買った本、というテーマがあった。
初めて買った本・・・・
記憶にないぞ〜
なんか、気になってしょうがない。
初めて自分で欲しいと思って手に入れたのは、「銀の竪琴」の一部だと思う。
でも、買ったのか、買ってもらったのか、分らない。
途中まで読んでいたんだけど、最終巻を読んでいなくて、結末が知りたくて、多分、旅行先で見つけて、買ったんだよね。
同行の親戚の人が買ってくれた気がする。。。。


本は、基本的に買ってもらっていたはず。
子どもの時は、子供向けの全集が、月に一度、届いていた。
小さかったから、それで充分だった。
何度も読み直したけどね。
後は、図書館で借りた。
うちは、庶民なんで(笑)


となると、初めて買ったのは、中学生くらい?
金がなかったから、文庫本だった。
「ルパンの告白」が、最初か?
なぜ? と、今なら思うけどねぇ〜(笑)
堀口大学の訳は、今なら、いいと思える。
でも、子どもには分んないよ(笑)
「8・1・3」とか、西洋史をきっちりやってから、読みたかったなぁ〜
子ども用翻訳の抜粋版で読んじゃった、なんて、最低。
でも、面白かったから、なんだけどさ。


まんがは、母親が嫌いで、禁止だったなぁ〜
もっぱら、立ち読み。
大学に入ってから、初めて、自分で買ったかな?
すっごい、どきどきした記憶がある。
初めて、「エロ本」を買う、くらいに(笑)


給料を貰うようになってからは、本は、基本的に買う、だった。
本屋の書棚の前にいる、っていうのが、至福の時間だった。
もちろん、買った本を全部読んだ訳じゃない。


本の相性って、不思議にあるんだよね。
初めて買うときには、書名を見て、最初の数行を読んで、納得してから買うんだけど。
それでも、1〜2頁で放り出す本が出てくる。
そうなると、興味があっても、もう、読めない。
でも、中には、数年経って、「これ、読めなかったんだよね」と、
ふと読み返してみたら、面白くて、一気に読んでしまったものもある。
気に入って、何度も読み返す本もあるし、
読み終わって、ゴミ箱に投げ捨てたい気分になるものもある。
読めないものもあるし、
何冊か一度に買うと、単に忘れられているものもあったりする。


しかし、最近は買わなくなった。
滅多に、読みたいと思うものがなくなったからか?
電車の中で読むこともしなくなったし。
食事中に読むために、漫画は買うんだけどね。