big cat diary 8-1

待望の新シリーズ、第1話。


チーターのハニーは、4頭の子どもを連れて登場。
ちょっと一安心。
しかし、4頭の子どもの為か、大物狙いをしているので、
コメンテイターのジョナサンは気が気じゃない。


豹のベラは、遂に息子のチューイと別れて、彼氏を募集中。
4頭もの雄の豹がやってきているらしい。


湿地の群れは、代替わりをして、2頭の雄ライオンが君臨中。
なんと、ノッチと不倫をしていたメスが、群れの近所で、子育て中!


なかなか波乱万丈の幕開けのようだ。


ところで、どうでもいいことだが、表記をチータからチーターに修正。
できれば、漢字で書きたいのだが、チーターの日本語表記は、チーターしかないようなので、
学術的だか、分類学上だか判らないが、正しいと思われる表記に変更。
ライオンもできれば、獅子と表記したいのだが、ライオンと獅子は別の動物のような気がする。
獅子って書くと、獅子舞とか歌舞伎の獅子を連想してしまう。
考えてみれば、日本に生息していないのに、百獣の王としてポピュラーなのは何故だろう? 
狛犬は実は獅子だし、シーサーも獅子のことらしいので、シルクロードを渡ってきたというところかな?


ところで、big cat diary 8-1の後、
続けて、2008スペシャルを放映していた。
5頭の子持ちのチーター、シャキーラが登場する。
5頭の子チーターは元気いっぱい、と、眺めていたら、
湿地の群れの雄のライオンが出現。
子どもたちはおとなしくじっと隠れている。
そして、シャキーラは、雄ライオンに立ち向かって行く。
しかし、湿地の群れからは雌ライオンの加勢も来て、
シャキーラは猛ダッシュで逃げ出す。
子どもたちは如何に?
というところだが、この日は無事、やり過ごしたらしい。


が、次に登場したときには、子どもたちは、3頭に減っている。。。
いなくなった子どもを探して、悲しそうに鳴くシャキーラ
5頭もいたし、半減しても、まだ、3頭も残っているが、
2頭いなくなったことが、悲しいらしい。
母親が子どもを可愛がる母性本能というのは、
本当に見上げたものだと思う。
自分が生きていくだけでも大変なのに、何頭もの子どもを育て上げる。
しかも、我が身を呈してまで、敵から守ろうとする。


しかも、今度はハイエナに襲われる。
またしても、立ち向かうシャキーラ
ライオンには、おびき寄せ作戦だが、ハイエナには、実際に攻撃する。
猫と同じで、飛びつき、噛み付き、引っかき、蹴飛ばすの一連攻撃!


  チーターは噛み付かないみたいだが、その後の攻撃は一緒。
  繰り出される猫パンチに、猫キック! のように見える。
  猫もそうだが、飛びついて離れるという一回の攻撃に、
  パンチと引っかきを多数繰り返す。
  そして、離れながら、さらに、キックを多数繰り返す。
  猫ならではの柔軟で敏捷な攻撃だ。
  残念ながら、破壊力は、犬族に劣るらしいが。


必死のシャキーラには気の毒だけど、可愛かった・・・


さて、ハイエナが去り、ほっとしたのも束の間、
今度は雄のチーターが登場!
1頭だけなら、またパンチ食らって、退散かぁと気軽に眺めていたが、
2頭目登場、
3頭目登場、
となると、ホラー映画並みの恐怖になる。
3頭の雄のチーターは、立派な猛獣だ。
勇敢な母親シャキーラも、不意打ちを食らって、為すすべもなく、
猫のような鳴き声を挙げ、服従姿勢を取る。


  多分、腹を見せるのが服従姿勢。
  「ソロモンの指輪」でローレンツ博士が書いていた。
  猛獣だったか、肉食獣だったか、腹を見せられると、
  本能的に抑止が働いて、止めを刺せないんだそうだ。
  ネコ科もそうなんだろうか。
  群れを作るライオンはそうらしいが、
  個体で  生息するチーターや豹もそうなのか?
  とりあえず、雌に対して、雄は生死にかかわるような攻撃はしない。
  多分。


  ※※「ソロモンの指輪」を読み返してみたら、服従姿勢は、背(首)を見せる、だった。
    相手が急所を攻撃しやすい姿勢を取って、敵意はないと示すようだ。
    腹を見せるのは子どものような仕草ということで、意味が違うらしい。


雄達は雌が交尾可能なのか調べているらしい。
セレンゲティの一日の3頭の雄チーターと同じ。
というか、同じ3頭かも知れないが、識別はできない。


同じチーターだとして、
どのくらいの時間的経過があるのか不明だが、
とりあえず、3頭が一緒なのは重畳と言うべきか。
しかし、進歩がないというか、
本能だからしょうがないというか、
結局、交尾可能な雌は見つかったのか?? 
と、今度はそっちが心配になる。

雌の発情期が近いと判ると、
雄は機会を逃さないようについていくらしいが、
実際はどうなのか、不明。
ハニーは、子育て中で、雄に平手打ち食らわせたり、
追い掛け回して追っ払っていた。
キーケイは、ジープの屋根の上に載って、
8時間も雄を待たせたていた。
しかし、これは1対1での話。
3頭の雄はどうするつもりなんだろうか?? 
余計なことなのだが、チーターのことになると、
どうも、心配性になってしまう。


さて、チーターは同族に対しては、猫のように、にゃんと鳴く。
子どものチーターは、ぴよとか、ちゅんと鳴いているように聞こえる。


雄に襲われそうになった子どもたちは、
2頭がダッシュで逃げ出し、
1頭は留まって、鳴きながら、同族だと知らせた。
(多分。)
懸命な判断だったのか、
単にのろまだったのか、
雌だからなのか(子ども達の性別は不明)、
よく判らないが、
最終的には、その1頭が服従を示した為、
雄は殺戮を留めたのではないか、と思いたい。
結局、交尾不能と判断して、雄達は去っていった。