秋の日本一周クルーズ1日目
横浜市民クルーズというのがあって、時々公報で募集している。
応募者多数の場合は抽選。なので、当選するとは思わず、応募してみた。
籤運の悪さには自信がある。
が、何故か、当選した。
「ぱしふぃっくびいなすで行く秋の日本一周・笑豊来福」
世界一周クルーズは夢のまた夢だが、日本一周なら何とかなりそうだ。
と言う訳で、初めてのクルーズの旅。。。
旅程(予定)
9/20 12:00 横浜港出港
9/21 10:00 宮古港入港
17:00 宮古港出港
9/22 08:00 奥尻島青苗港投錨入港
17:00 奥尻島青苗港抜錨出港
9/24 08:00 宮津港投錨入港
18:00 宮津港抜錨出港
9/25 08:00 浜田港入港
09:00 浜田港出港
16:00 下関港入港
17:00 下関出港
9/26 08:00 高松港入港
17:00 高松港出港
9/27 17:30 横浜港入港
出港当日。11:00から乗船手続きだが、もちろん、早く行く。
当り前だが、停留所から停泊中のぱしふぃっくびいなすが見える。
さて、ここからが、遠~い。
トランクは往復宅急便で送付済みだが、やはりキャリーバックにあれこれ詰めたものを持参している。
大桟橋に辿り着き、最後の坂を登る。
ターミナルの中に、受付口が設置されている。
まだ早いが、ちらほらと待っている人がいる。
鯨の背骨に登って戻って来ると、音楽が演奏されていた。
11時少し前に乗船手続きが始まる。
10階デッキのお客様から、つまりスィーツルームのお客様から。
5階デッキなので、最後に呼ばれる。
乗船券を提示すると、びいなすカードと引き換えてくれる。
船内はこのカードだけで、キャッシュレスで買い物ができる。クレジットカードを登録すると、支払もそのまま、下船日に請求書が届くだけで済む。
ギャングウェイ?を通り、乗船口で、カードを提示する。
小型の地図を貰って、部屋に向かう。
部屋は左舷側で、そのステートの一番末尾。
丸窓である。
。。。まあ、見えなくもない。
本州を反時計回りに一周するのだから、左舷側に景色が見える筈である。
ポートサイドは運がいいと考えるべきか??
室内設備を確認する。
クローゼットは三つあり、今回は(今回も)、一人旅なので、十二分である。
洗面所、トイレ(ウォシュレット)、シャワー、と確認し、肝心のコンセント!
タオルドールの隣に、二つある。(洗面所にも一つ)
クローゼットのほかに、抽斗三段、衣装ケース二つもあり、一人分には十分すぎる。
とりあえず、荷解きを始める。
が、すぐに船内放送で、避難訓練開始のアナウンスがある。
ライフジャケットを着用しなければならない。
ライフジャケットはクローゼットの下段に格納されている。
着方は船内TVで繰り返し、放映されている。
少々慌てているので、うまく着れない。
なんとか着用して、エレベータで8階デッキへ。
11:30~11:45 避難訓練(8階ボートデッキ)
指定の救命ボートの下に辿り着くと。
特に点呼を取る訳でもなく、ライフジャケットの着方をチェックする訳でもなく、適宜解散。
去年のエーゲ海クルーズ(カジュアル船)の避難訓練の方が真剣だった。
。。。危険度の違いだろうか???
部屋に戻り、ライフジャケットを脱ぎ、クローゼットに格納する。
間もなく、セイルアウェイセレモニーが始まる。
再び8階デッキへ。
。。。忙しい。
11:50~12:10 セイルアウェイ横浜(8階ボートデッキ)
飲物を貰って、紙テープを受け取る。
当然ながら初めてなので、要領がよく判らない。
見よう見まねでテープを投げてみるが、届かない。
12時、汽笛が鳴り、思ったよりも静かに、桟橋から離れて行く。
ついでなので、8階デッキを一周してみる。
すぐに、ベイブリッジが近付いて来る。
12:15 ベイブリッジ通過。
昼食の案内(12:00~13:15)があり、7階デッキのメインダイニングへ。
今日の昼食は、海鮮丼。
(オクラの金山寺味噌和え、海鮮丼、茶碗蒸しの鼈甲餡かけ、蒸し鶏の和風サラダ、赤だし、抹茶わらび餅)
部屋に戻り、船内新聞(サテライト)をじっくり見る。
いろいろイベントがあり、あれこれ行ってみたいが、時間に限りがある。
とりあえず、船内ツアーに参加することにして、荷物を片付け始める。
13:15~14:00 オリエンテーション
船内TVでも放映するので、荷解きをしながら、眺めることにする。
が。
。。。つまりは何も見ていなかった。。。
14:15~ 船内ツアー
残念ながら、ブリッジと機関室以外、である。
参加者3名、11階までエレベータで昇り、施設を見ながら、降りて来る。
15:00~15:30 ミニコンサート(エントランスホール)
開始時刻から少々過ぎていたが、テイクファイブが聞えて来たので、行ってみる。
終了後、ジャグジへ行くことにする。
残念ながら、プールはオープンしない。
部屋で水着に着替え、エレベータで11階デッキへ。
誰もいない。
ゆったりと浸る、と言いたいが、生憎、曇天である。
日の入は17:42頃となっていたが、見えそうもない。
展望風呂に行く。
大浴場、という程には広々とはしていないが、十分に広いし、眺望は思ったよりも、素晴らしい。
とても満足して、7階デッキのオープンバーに行く。
16:00~18:30まで、オープンバーは、サンドイッチバーになっている。
本日のサンドイッチはツナサンド。
17:43(日没頃)の部屋の丸窓からの眺め。
結構、波がある。
航海中、一番揺れたのが、初日だったと思う。
後は晴天、穏やかな海が続いていた。
18:00~18:30 びいなすアフタヌーンライブ(エントランスホール)
夕食前のひととき、ライブ演奏を楽しむ。
18:30~20:00 夕食(メインダイニングルーム)
本日は洋食、ドレスコードはカジュアル。
(蟹肉のフリットとプティレギューム チーズスクランブルと共に、炙ったカンパチのカルパッチョ フルーツトマトのマリネ 岩塩と黒胡椒の香り・紅芋のポタージュ、国産牛リブロースのロースト赤ワインソース 温野菜を添えて、パン、ミルフィーユ・フロマージュ二種の赤いソース、珈琲)
洋食なので、まずは白ワイン、その後、赤ワインを注文する。
後日判明したのだが、船長お勧めのワインや日本酒を頼むには、配膳をするギャルソン?にではなく、お勧めの酒のメニューを持って歩いているおねーさんに頼まないといけないらしい。
20:15~21:00 亜羅仁 エキサイティングマジックショー(7階メインラウンジ)
人体切断のようなマジックショーは苦手なのだが。。。
今回は、「笑豊来福」がコンセプトなので、お笑いテイストになっている。
ので、安心して楽しめた。
21:15~21:45 落語(6階コンファレンスルーム)
毎夜、ミニ落語が開催される。
楽しみにしていたのだが。
既に眠い。。。
少々揺れているので、酔い止めを飲んだせいかも知れないが、眠い。
夜食やら、ダンスタイムやら(行かないが)、映画やらと、いろいろあるのだが、部屋に戻って、寝ることにする。
すぐに寝ついたのだが、揺れたので、目を覚ます。
ぎーぎ―と音がする。
クローゼットの戸を閉め直したりしたが、船底に近い所為か、プロペラやフィンスタビライザーの音がするらしい。
慣れないと気になるが、気になったのは初日だけで、あとは熟睡していた。