宗谷

2018.5.3~6.10まで、船の科学館本館1階ロビーで、企画展「検証“宗谷”の奇跡」~不可能を可能にした船の真実~を開催しているというので、観に行ってみた。

船の科学館は、閉館中で、屋外展示、別館、宗谷が公開されている。

初代南極観測船宗谷は1938.6.10竣工、今年は80周年に当たる。

数奇な運命を辿った宗谷の軌跡が展示されている。

 

船の科学館 外観

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ゆりかもめ船の科学館駅を降りて、数分。

 

南極の石

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初代宗谷

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本館から少し離れた所に係留されている。

 

宗谷の甲板

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船内は、ガラス戸で仕切られているが、船長室、士官室等が公開されている。

等身大の人形があって、船内生活の雰囲気が味わえる。

のだが、誰もいないと思っているところに、人影が現れると、かなりどきりとする。

南極の氷なども展示されていて、記録映画が繰り返し再生されている。

運よくボランティアガイドの方と行き会うと、説明もして貰える。

 

南極の氷

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士官用の食堂

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配膳室

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観測隊員室 観測隊員と猫(タケシ)

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通信室

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コンパス さすがに年代物

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船橋の正面

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宗谷データ

1938年、耐氷型貨物船としてソ連で建造

ソ連での船名「ボロヘエベツ」で進水、日本での船名「地領丸」で竣工

1940年、改装され、大日本帝国海軍の特務艦「宗谷」として就航。

終戦後、引揚船として就航。

1950年、海上保安庁灯台補給船として就航。

1956年、大改造の後、初代南極観測船として就航。

1963年、海上保安庁巡視船として就航。

1979年、船の科学館の全面水域で、係留展示を開始。

 

南極観測船宗谷

総トン数2736.1トン

全長83.7メートル

全幅17メートル

最大速力12.3ノット

出力4800馬力

 

巡視船宗谷

総トン数2734トン

全長83.7メートル

全幅17メートル

最大速度13.5ノット

出力4800馬力