小笠原クルーズ 4日目(父島二見港出港)

本日の日の出は04:36頃の予定なので、4時15分頃に起床する。

二見湾内に停泊しているので、山の陰になっていて、見えないだろうと思っていたが、案の定、見えない。

 04:51の東の空

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今日は、午前中にオプショナルツアーに参加する予定である。

なので、6時に展望風呂に行き、すぐにメインダイニングに朝食を摂りに行く。

 

今日の朝食は、06:15~09:00。

昼食は、11:00~13:00(和食・明日葉麺)。

通船の運航

ぱしふぃっくびいなす発、08:00~08:50随時運航、09:00、09:40、10:20、11:00、11:40、11:50~13:20随時運航、13:40、14:20、15:00(最終通船)。

二見港岸壁発は、09:20、10:00、10:40、11:20、11:40~12:30随時運航、13:20、14:00、14:40、15:20、15:30~16:10随時運航、16:10最終通船。

 

06:25頃、朝食。

まずは、熱々のクラムチャウダーと、牛乳をグラスに一杯。

次に、ほうれん草のクリームスパゲティとチーズ盛り合わせ。

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さらに、ハッシュドブラウンポテトとグリルドハムにツナのチリビーンズを少し。

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その後、野菜代りに、フルーツ(スイカ、パイナップル、キウィ、メロンを一切れ)を食して、朝食を終わりにする(*^_^*)

 

母島観光に行く人達は、06:50に集合と、焦って食事をしている。

(その割には、皆、しっかりと食べているが。。。)

キャンセル待ちだったが、昨夜連絡があって、急遽参加になったと言う人もいる。

少々羨ましいが、こればかりは仕方がない。

 

6時50分頃には朝食を終え、7時頃に11Fデッキに行く。

7時半に出港する「ははじま丸」を見送る。

定刻に、汽笛を鳴らし、「ははじま丸」は出港した。

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ぱしふぃっくびいなすの左舷側を航行し、野羊山付近で旋回して、外洋に出て行く。

 

入れ替わりに、海上自衛隊の掃海艇「ちちじま」が入港して来る。

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後で調べてみたら、6月30日からの小笠原諸島返還50周年記念行事に参加する為の由。

 

本日参加するオプショナルツアーは、ウェザーステーション展望バス観光と二見湾周遊ボート観光(所要時間約2時間半)である。

08:50に岸壁集合となっている。

 

8時少し過ぎに漁船に乗り込み、20分頃には岸壁に着いてしまう。

その後、待合所の椅子に座って、時間までじっと待つ。

散策していてもいいのだが、向かい側(正確には左斜め前)に停泊している「ちちじま」を眺めていた。

乗組員たち(自衛官)が何やら作業をしている。

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ゴムボートを降ろしたり、照準器らしきものを廻したり、マストに登ったり、と点検だか修理だかをして、働いているのである。

なかなか珍しい光景が見られて、何だか得をした気分になる。

というよりも、自分が遊んでいる時に、他人様が働いているのを眺めるのは、かなり気分がいい(⌒∇⌒)

 

08:50点呼を取り、分散して、観光に行く。

6号車は、二見湾周遊ボート観光から。

グラスボートに乗るのだが、エンジンの音で逃げてしまうので、魚は見えない。

と、再度、ツアーガイドの人から説明がある。

魚は嫌いなので、見えないのは全く気にならない。

(エンジェルフィッシュのような魚を一匹見かけた)

船に乗っているだけで満足である。

境浦の濱江丸の座礁した跡や珊瑚礁を観光する。

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とはいえ、昨日、南島海域に行ったので、少々感動が薄くなってしまった。

 

9時50分頃岸壁に戻り、10時からバス観光と言われる。

時間はあったのだが、直前になってトイレに行く。

混んでいたので、遅くなってしまい、係りの人に心配をかけてしまう。

申し訳ない(/ω\)

 

小型バスに乗り換え、通称ウェザーステーション展望台へ向かう。

ここへの道程が、歩いて40分、しかも登り坂、というので、軟弱者には無理だろうと、バスでの観光を選んだのであった。

その選択は正しかった、と思うような、結構な坂道をバスは登って行く。

途中に写真撮影スポットがあり、一時停車する。

二見湾に停泊するぱしふぃっくびいなすを撮影する。

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再び、坂を登り、ウェザーステーション展望台に到着する。

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苦労して辿り着いたとしても、この眺望を見れば、満足できる。

素晴らしい、の一言に尽きる。

双眼鏡で一渡り眺めてみるが、見えるのは海ばかり。

ホエールウォッチングで有名らしいが、短時間では、見つからないのも致し方ない。

滞在時間は十分程度だったと思うが、多分、一日中居ても見飽きない。

 

再びバスに乗って、マルハチなどの説明を聞きながら、宮之浜海岸へ向かう。

この海岸も美しい。

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向かいに見えるのが兄島で、すぐに泳いで行けそうだが、兄島瀬戸という潮流が流れているので、結構危険らしい。

隣の浜でシュノーケリングをしている人の姿が見える。

ここも、一日中居ても飽きないと思うのだが、残念ながら、十分程の滞在で、帰路につく。

11時頃に岸壁に帰着する。

そのまま、テンダーボートを待って、ぱしふぃっくびいなすに戻る。

散策や買い物をしてもよかったのだが、見て来た風景に満足していたので、そういったことにまで気が廻らなかったのだった。

 

11時半過ぎ、昼食(和食)。

ロマネスコカリフラワーの白和え、笹蒲鉾と野菜の含め煮、明日葉麺、天麩羅盛合わせ(穴子、鱚、さつま芋、茄子、ししとう)、山菜の炊き込みご飯、香の物、抹茶葛流し

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和食なので、昨日と同じく、梅酒のソーダ割を注文する。

 

13時頃、水着とサンダルを背中にしょって、再び父島に上陸する。

目的は、海洋センターと、大村海岸での海水浴である。

灯台前停留所で、バスの時間を確認する。

が、生憎、少し前に行ってしまったばかりで、50分程の待ち時間がある。

仕方がないので、歩いて行くことにする。

海洋センターは対岸に見えていて、近そうなのだが・・・

湾をぐるっと回るので、三十分ほどかかった。

途中、自転車に乗って行く人々を見て、レンタサイクルにすればよかったと後悔する。

クルーズ前は、電動自転車を借りよう、と思っていたのだが、父島に着いたら、すっかり忘れてしまっていて、念頭になかったのであった(-_-;)

 

13時半過ぎ、海洋センターに到着する。

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海洋センターの人(昨夜の夜話で海亀の話をしていた=小笠原事業所所長)に、簡単な説明を聞き、とりあえず、亀のおやつを購入する。

大亀用がキャベツで¥100、小亀用が小海老などで¥300、合計¥400。

ショップの奥に水槽があって、大きな亀がいる。

展示用の亀はこれだけかと思って、一頭にキャベツを全て投げ与える。

(※投げるように、と指示書きがある)

餌を投げながら、写真を撮るのは、無理がある。

それに、微妙に水面下にいるので、うまく写らなかった。

 

ちょうど、卵もあって、展示されていた。

暗幕をめくって、観察できる。

のだが、暗幕をめくるのとスマホのシャッターを押すのは、同時に出来ないので、写真は撮れなかった(=_=)

 

さて、小亀は?

見当らないので、キャベツを刻んでいる職員の方に聞くと、さらに奥に、もっと広い飼育場があった。

亀もたくさんいる。

小亀に少しずつ、餌を投げ与える。

離れた所から、すかさず近寄って来る亀もいるのだが、すぐ近くの餌にも気付かず、じっと(ぼうっと?)している亀もいる。

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そんなんで、生存競争に勝ち抜けるのか~、と思ってしまうが、余計なお世話かも知れない。

 

ショップに戻り、Tシャツなどを購入する。(※ネットで購入できる)

海亀のぬいぐるみが可愛いので、ミニサイズを2匹購入する。

無理矢理、誰かに押し付るつもりである(笑)。

 

海洋センター前の浜(製氷海岸?)で、シュノーケリングなどをしている子どもたちがいる。

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泳ぎたかったのだが。。。

更衣室があるのか不明なので、断念する。

 

三十分たてば辿り着ける、と自分を励ましながら、来た道程を歩いて戻る。

途中の奥村運動場あたりで、掲示板を見ていたら、町営バスが停まってくれた。

急いで、「乗ります」と手を振り、乗車させて貰う。

乗車賃は一回¥200。

一日乗車券は¥500で、町営バスの旅も考えていたのだが。

結局、この一回しか乗らなかった。

残念である。

 

灯台入口停留所で下車する。

アイスクリームの屋台を横目で見ながら、大村海岸の更衣室を目指す。

 

更衣室の外側にシャワーはあるが、中は着替えるだけで、ロッカーなどはない。

水着で来ればよかったと思いつつ、着替える。

濡れないようにと気を使って、脱衣したが、着衣はすでに汗でびしょ濡れになっているので、あまり意味がなかった(-_-;)

 

大村海岸に出て、少しばかり、海水に浸かる。

海水は透明なのだが、波打際は土砂(というか珊瑚?)が巻き上げられていて、視界が効かない。

遠くまで泳ぐ体力はないし、一人だし、何かあっても困るので、すぐに海から出る。

海に浸かる、という目的は達成したので、満足する(*'ω'*)

 

海岸には、海水浴客がちらほらといるようだ。

のんびりしていたい気持もあるが、アイスクリームなども食べてみたい。

目的は果たしたので、撤収することにする。

 

しかし、シャワーを浴びて、着替えたら、アイスクリームのことはすっかり忘れてしまった。

まっしぐらに、岸壁に戻る。

3時頃、テントの下で冷たい麦茶を飲みながら、テンダーボートを待つ。

この時間の通船はきゅーぴっど号。

 

ぱしふぃっくびいなすに戻って、これで、後は帰るだけ、と思ったら、何だかほっとした。

やはり、1人でうろついていると、それなりに気を張っているらしい。

プールに行って、少しばかり漂い、ぼんよりする(竹本泉風)(*^_^*)

その後、いつものように、ジャグジーに入り、展望風呂へ行く。

 

17:00に二見港を出港予定。

十分くらい前から、解纜(かいらん)作業?が開始される。

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17時に汽笛が鳴り、出港。

小笠原漁協の皆様によるお見送り。

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大漁旗を掲げて、二見湾のはずれまで、伴走してくれる。

 

写真を撮っていると、途中で、何故かカメラが起動しなくなった。

止むを得ず、スマホを再起動する。

無事起動したので、動画で撮る。

・・・

撮ったつもりだったのだが、録画されていなかったorz

とても、残念なことをしてしまった(ノД`)・゜・。

 

17:15、サンドイッチバーに行く。

市松模様のサンドイッチで、名称はチェッカーサンドだったか?

ハムとチーズだった気がするが、記憶が定かではない。

それにキウィのフルーツサンドを食べる。

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18:00~18:45 亜羅仁エキサイティングマジックショー(7Fメインラウンジ)

日没が途中にあるので、始まりと、終わりを少しだけ見る。

 

さて、日没。

船内新聞では、18:19頃日の入りとなっていた。

しかし、時間前から待機しているが、まだ没するのには間がありそうに見える。

水平線の上に、雲が取り巻いていて、隠されてしまいそうだが、暫し待つ。

18:30頃に日没。

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雲が多いが、念願の海への日没である。

 

ついでに、今日は満月(14.3夜)。

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19:30~21:00 夕食(和食)

前菜(新玉葱と北寄貝の梅マヨネーズ、蛸とトマトの山椒マリネ、いぶりがっこクリームチーズのカナッペ)、造り(鮪、牡丹海老、烏賊鳴門)、椀物(冬瓜と豚の角煮)、焼物(のどぐろ一夜干し)、揚物(いわしのすり身の大葉揚げ)、食事(吸い物、ご飯、香の物)、菓子(柑橘のところてん風)

お勧めの酒は魔王だったが、芋焼酎はあまり好きではないので、菊姫を注文する。

料理はどれもとても旨かった。

特に、のどぐろの一夜干しは絶品。

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実を言うと、干物も、のどぐろも、さほど好きではない。

のだが、この一夜干しは実に旨かった。

 

皓皓と照る満月(20:42)

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昨夜が遅かったので、今日は早々に就寝する。