小笠原クルーズ 6日目(最終日)
最終日の予定は、日の出04:27頃、ビンゴ大会、11:00東京入港。
日の出の時刻が早くなったので、4時に起床する。
既に部屋の入口に、請求書が届いていた。
今朝はお茶を煎れて飲む。
4時半頃、水平線の少し上に雲があるが、海からの日の出である。
最終日に目的を遂げることができて、とても満足する。
04:43の東の空
島が見えている。
大島のようだ。
特徴的な三角形の利島も見える。
その横は新島だろう。
伊豆諸島の島々の沖合を通るのが見えるかと思っていたが、三宅島や御蔵島は夜間に通り過ぎてしまったようだ。
いったん部屋に戻り、コーヒーを飲みながら、荷造りをする。
6時を待って、展望風呂へ行く。
風呂上がりに眺めていると、富士山が見える。
夏の富士なので、頂が白くない。
雪渓が一筋見えている。
写真だと、背景に薄らぼんやりとしか写らないが、肉眼だと、かなり大きく、雲をつく大迫力で見える。
念の為に、近くにいたおじさんに、「富士山ですか?」と確認する。
幾分笑いを含みながら、そうだと答えてくれた。
朝食は07:00~09:00。
遅めに行くつもりていたのだが、空腹には勝てず、7時半少し前くらいにメインダイニングに行く。
隣で食事中のご夫婦の和定食(明太子、出汁巻き玉子など)が美味しそうなので、少し迷うが、いつも通り洋食にする。
まずは、林檎ジュースと、熱々のコーンポタージュから。
次に、グリルドハム、コールドミート、チーズ盛り合わせ、ハッシュドブラウンポテト、温野菜、朝焼きパン。
隣席のご夫婦が食後のコーヒーを頼んだので、便乗して、コーヒーを頼む。
さらに、牛乳、スパゲティサラダ、温野菜、朝焼きパンを追加する。
最後はフルーツ、キウィとパイナップルで締めくくる。
JAMSTECのTシャツを着ていたら、後から相席になった人が、「上のお兄ちゃんが、『ちきゅう』に乗っている」とおっしゃる。
これは奇遇、と思ったが、残念ながら、仕事以外では船に乗りたくないのだそうだ。
清水港に停泊中は、観光船が「ちきゅう」のかなり近くまで寄ってくれるらしい。
とはいっても、清水は遠い。。。
8時少し前に、これから浦賀水道に入るという船内放送が入る。
食事を終えて、11Fに移動する。
横須賀沖、横浜沖、と、割に早く航行して行く。
周囲には船が増えていく。
8時半頃、部屋の前に荷物を出して置く。
09:00~09:45 ビンゴ大会(8Fメインホール)
張り切って参加する。
希望は、でっかい海亀のぬいぐるみ、だったのだが。。。
結局、何も当たらなかった(/ω\)
ビンゴ大会は予定よりも少し早く終了。
9時40分頃に、再び11Fへ行く。
もう羽田沖のようだ。
飛行機が滑空しているのが見える。
朝の工場地帯を通り抜け、レインボーブリッジに近付いて行く。
10時少し前、レインボーブリッジを通過。
東京消防庁臨港消防署消防艇による、歓迎放水。
放水しながら、その場で旋回する。
水しぶきの中に虹が浮かんで、きれいだった。
10時5分、もうすぐそこに、晴海客船ターミナルが迫っている。
ここからタグボートに押されながら、ぱしふぃっくびいなすは旋回を始める。
旋回を始めた時は、右舷側のブリッジには誰もいなかったのだが、10分過ぎにはパイロットとキャプテン?が搭乗していた。
10時半頃、着岸。
着岸の作業ばかり見ていたが、太陽の周りに虹が出ていると、虹を撮りに来た人に教えて貰う。
上を見ると、珍しい日暈(ひがさ)=ハロ。
後日調べてみたら、天気が下り坂になる前兆だそうだ。
クルーズ中、天気に恵まれ、航海中も穏やかで、かなりラッキーだったようだ。
10:50頃から下船開始。
10階から順に下船する。
5階は最後に案内されるので、暫く部屋で座って待つ。
六日間過ごした部屋とも、これでお別れである。
最後の窓からの眺め(東京湾晴海埠頭)
レセプションの前を通り、ギャングウエイを抜けて、キャプテンたちに見送られて、下船する。
11時10分頃、シャトルバスに乗車する。
シャトルバスから見たぱしふぃっくびいなす
東京駅でJRに乗り換え、一時過ぎには自宅に辿り着いていた。