冬の北海道旅行3日目(釧路~ウトロ温泉)
3日目の今日は、野付半島と知床自然センター、プユニ岬に行く予定。
トドワラのことも、ナラワラのことも、何も知らなかったが、氷平線ミニウォークは楽しみにしていた。
朝食は6時半から、ビュッフェ形式。
無論、ひと風呂浴びてから、朝食会場に行く。
待望のチーズが出る。
コーンスープ、コロッケ、ミニクロワッサンなど
8時半に集合、くしろ観光バスで出発。
朝は、餌をとる為に活動的らしく、シカの姿をよく見かける。
鳥も飛んでいるが、判別がつくのはカラスぐらい。
牧場地帯らしく、牛が運動場に出ていたりする。
馬も見かけた。
人の姿の方が珍しい。
除雪は、人力ではなく、ショベルカー?でかきわけている。
バスの車窓から、凍っている川
途中、茶別酪農展望台?というところで休憩をする。
トイレが寒い。
夏は展望台に登れるらしいが、冬は閉鎖されている。
雪が降りしきっていたが、野付半島に近付くと、晴れた。
シカがたくさんいる。
ワシも後姿だが、見掛けた。
国後半島もよく見えていた。
野付半島ネイチャーセンターに着き、まず、ネイチャーガイドのレクチャーを聞く。
その後、いよいよ、氷上へ。
本当に、海が凍っていて、その上に雪が積もっている。
最初はこわごわ歩いていたが、氷上を歩き回るのが、意外と楽しい。
ガイドさんに面白写真を撮ってもらう。
野付湾
思いっ切り着込んで、焼酎を一口飲んでから、バスから降りた、のだが。
今日は暖かったらしい。
確かに、日が差していると、寒さをあまり感じない。
それでも、じっとしていると、やはり、きんとした冷気が取り巻いてくる。
ネイチャーセンターで、別海牛乳¥50、別海アイス(バニラ)¥250、布ふくろう3ケ¥1200を購入。
バスで移動して、標津へ。
ここで、昼食。
標津鮭三代漬丼
女将さんが由来などを説明していたが、途中で遮って、そばの実焼酎お湯割りを注文する。
精算のついでに、ミニようかん5個、帆立石鹸2個、帆立の殻付き石鹸、帆立貝柱1袋を購入する。(合計¥3520)
再び、バスで移動。
プユニ岬で下車観光の予定になっていたが、現在駐車禁止だそうで、車窓からの観光になる。
観光と言っても、ただ通り過ぎるだけ。
しかも、雪で何も見えず。
何も分らない状況で終了。。。(-_-;)
天気は悪くなり、視界を遮るほど。
ホワイトアウトという言葉通り、白だけになる。
知床自然センターに着いた時にも、吹雪いていた。
バスから入口までの、ほんの僅かな距離を歩いただけで、遭難しそうになる。
首筋の隙間などに、容赦なく風と雪が吹き付けてくる。
フードを被っていたのだが、あまり役に立たない。
マフラーを顔から巻きつけている方がよさそうだ。
館内で、まず、喫煙所を聞いてみる。
ありますが、外です、と気の毒そうな返事が返ってくる。
命にかかわりそうなので、諦める。
ヒグマの学術調査のVTRを見る。
9分間で繰り返し再生しているのだが、とても面白かった。
ヒグマを罠で捕まえて、吹矢の麻酔で眠らせる。
いろいろ計測して、発信機?をつけて、放すのだが、相手が大きいので、苦労している。
発信機?も回収するのだが、それもかなりな労苦の挙句。
研究者の方々の努力には、本当に頭の下がる思いがする。
15:30から映像ホールでの上映なので、その前に、土産物を物色する。
ヒグマやエゾジカなどの缶詰が買いたかったのだが、重くなるので、断念。
Tシャツ(知床トコさん)¥3500、えぞの蜜セット(てんさい)¥594、こけももジュース¥309、ハスカップキャラメル¥150、牛乳キャラメル¥150を購入する。
時間があったら、もう少し展示を眺めたかったのだが。
映像ホールで「知床の四季」20分を鑑賞する。
日本語のナレーションに、英語と中国語の字幕が入る。
ついつい字幕を見てしまう。
意味が解らないので、???となる(笑)
バスに乗車して、ウトロ温泉へ。
オホーツク海が見えてくるが、悪天候の所為か、鈍色で不機嫌そうに感じられる。
低気圧が通過中で、今夜から明日にかけて、天候はかなり荒れる予定。
バスの車窓から見たオホーツク海
今夜の宿は、北こぶし知床ホテル&リゾート。
スーツケースをバスからロビーまで運び出して貰えて、とても有難かった。
鍵を受け取り、まずは喫煙所に。
オホーツクラウンジの隣にあって、景色も眺められて、豪華。
ここで酒を飲もう、と思っていたが、結局忘れてしまって、行かなかった。
20時からはロビーでレクチャーがあったのだが、それも失念してしまった。
部屋は和室で、一人には広過ぎる。
まずは暖房機をつけて、加湿器をセットする。
次に、温泉へ。
屋上露天風呂は閉鎖中だったが、吹雪の中では、あまり残念とも思わなかった。
広々とした湯船で、周囲の景色を眺め渡せればいいのだが。
生憎、日没後の上に、雪、なので、視界がよくない。
見えるのは、知床の山、知床漁港、三角岩など。
ゴジラに見える岩があったが、自然の造形なのだろうか???
夕食は18時30分から、ビュッフェ形式。
ルームキーを見せると、席に案内してくれる。
まずは酒を注文する。
メニューを見て、少々迷ったが、地ビールから。
知床地ビール¥1300は美味。
その後頼んだサッポロのピルスナー¥1000もとても美味。
知床地ビール、玉葱のスープ煮、帆立焼き、枝豆昆布漬けなど
ピルスナー、昆布のしゃぶしゃぶなど
豚のしゃぶしゃぶと胡麻?豆腐(豌豆だったような?)
本日のラーメン(醤油)
ラーメンは頼むと、麺を茹でてくれる。
トッピングは自由なので、バター、コーン、もやし、ねぎをのせる。
最後にデザート。
アイスクリームコーナーで、丸いトング?をもてあましていると、スタッフの女の子が見かねて、すくってくれた。
バニラと南瓜をお願いする。
アイスクリーム、プリン、チーズケーキ、山ブドウジェルなど
さすがにこれだけ食べれば、腹がいっぱいになる(^◇^)
部屋に戻って、そのままぐっすりと眠ってしまう。
あまりに早く眠ってしまったので、午前1時半頃に目が覚める。
TVを見たりしていたが、折角なので、3時頃に起き出して、大浴場へ行く。
さすがにこの時間には誰もいない。
暗いので、景色はあまり見えないが、雪は降っていないようだ。
部屋に戻るが、まだ夜明け前。
しかし、温まったら、また眠くなってきた。
もう一度、寝直す。