伊豆大島(オオシマツツジと露天風呂)
今年は、伊豆七島に行く、と、決意している(笑)
大島の砂漠に行きたいのだが、体力がなく、ウォーキング主体のツアーには参加できそうにもない。
椿を観るのもいいのだが、今年の春は別の予定を立てていた。
日帰りにするか、一泊にするか、も、決めかねた。
と、目に入ったのが、つつじ園に行く、という東海汽船のツアー。
しかも、日帰りで¥6000と、お値打ち価格である。
植物の区別はほとんどつかないが、つつじは好きな花だ。
という訳で、早速申し込んだ。
東海汽船創立130周年プレ企画
「母の日ウィーク感謝ツアー~日帰りで楽しむオオシマツツジと絶景温泉~」
5月の第3週平日限定である。
母限定、とは記載されていなかった(笑)
参加してみたら、僅かながら、おぢさんひとり旅も見かけた。
ツアー日程
添乗員同行、椿油ミニボトルのプレゼント付き
07:00 集合・受付(東京竹芝客船ターミナル)
08:15 東京・竹芝客船ターミナル出港(ジェット船)
10:00 伊豆大島着(岡田港または元町港)
下船後、大島バスで観光
大島公園(動物園・椿資料館)
大島温泉ホテルで、昼食(島っこ膳)、絶景パノラマ温泉、つつじ園
15:55 伊豆大島(岡田港または元町港)出港
17:40 東京・竹芝客船ターミナル着
5/16(木)
早朝に家を出て、7時少し前に、竹芝客船ターミナルに到着する。
まずは、コンビニ風のショップに行き、朝食とおやつ(コーヒー¥130・ミニサンド¥255・アップルパイ¥130)を購入する。
日程表には、7時に集合・受付という記載と、出発の30分前までに集合という記載と二種類あった。
どうしていいか判らないので、早い方の時間に合わせて、竹橋桟橋に向かった。
結局、出発の30分前までに受付を済ませればよかったようだ。
受付の開始時間が、7時なのだった。
受付に行くと、まず、窓口で、乗船券と引き換えて来るようにと言われる。
窓口で、支払済みの証書と引き換えに、乗船券を受け取る。
再度、受付へ行く。
最終日程表、椿油のミニボトル、ツアーのタグを受け取る。
ツアータグに、バスの番号が記入されていて、私のは「1」だった。
07:45 竹芝桟橋に入港するセブンアイランド大漁
ジェット船には、初めて乗船する。
小さい。
余計なものがない。
座席は、飛行機のエコノミーのようで、座り心地がよくない。
リクライニングもない。
さらに、シートベルトをする。
船というより、飛行機に乗っているようだ。
窮屈だ。
とはいえ、たった1時間半の辛抱である。
確かに、揺れないようだ。
しかし、乗船中は、fasten seat belt のサインが消えることはなかった。
08:21 レインボーブリッジをくぐる
窓側の2列の席の通路側、なので、景色は見える。
しかし、景色を楽しめる、というほどでもない。
座席は、ほぼ満席のようだ。
びっしりと人が乗っている。
乗客たちは、景色に興味がある様子でもない。
トイレと自動販売機はあるのだが、シートベルトを外して、歩いていてもいいのか、よく判らない。
結局、固定されていて、不自由なまま、眠ってしまった。
10時頃、伊豆大島、元町港に到着する。
雲はあるが、晴れている。
富士山は見えなかったが、利島が三角形に見えている。
元町港に着岸したセブンアイランド大漁。
大島バス
大島バスは、大島椿の色なのか、綺麗なピンク色をしている。
出発前に、添乗員さんがやってきて、日程等の説明をした。
観光バス3台に、添乗員は一人、だそうだ。
忙しそうだ。
代って、バスの運転手さんが、テープなどを用いて、観光案内をしてくれる。
大島出身だそうで、高校の敷地は東京ドーム3個分とか、大島小学校のプールは温泉だとか、そこらにいるリスは、ペットが野生化した野良リスだとか、なかなか面白い話を聞かせてくれた。
大島一周道路を半周程して、最初に向かったところは、東京都立大島公園。
植物園(椿園?)、椿資料館、動物園がある。
入場は無料。
1時間少々の自由時間なので、まずは椿資料館に入ってみる。
椿に関連する様々な展示がある。
ツバキの種類や、椿を使った工芸品など。
意外と楽しい。
椿資料館
ついでなので、動物園にも行く。
資料館を出て、坂を登り、橋を渡る。
平安橋にも椿の意匠がついている。
平安橋
動物園の展示は、ヤギやロバ、エミュー、リクガメ、鳥類など。
小高い丘にあるので、見渡すと海が見える。
絶景も楽しめるし、動物も眺められる。
時折、野良リスがちょろちょろと姿を見せる。
動物園を我が物顔にうろつく野良リス
自分では普通に順路を歩いているつもりだったのだが。
いつのまにか、立入禁止の道に入ってしまっていたようだ。
バイクでやって来た動物園の係り員?に、注意されてしまう(^_^;)
気を取り直して、ざっくり一周して、椿資料館前に戻る。
隣りに、土産物屋があったので、少しばかり覗いてみる。
椿油のシャンプーと石鹸のミニセット¥540を2個購入。
12:15に、バスに集合し、大島温泉ホテルに移動する。
ここで、昼食、温泉入浴、つつじ園の鑑賞をする。
まずは、昼食。
当然、酒を頼もうとするが、ビール以外の注文は難しい?らしい。
酒を飲みたいと告げて、暫し待つが、誰も注文を取りに来ない。
対面に座っていたおじさんも、酒を頼みたい、というので、再度、呼んでみる。
(無論、おじさんの為ではなく、自分の為、である)
漸く、中居さんだか、女将だかが、酒のメニューを持って、注文を取りに来てくれる。
無事、おじさんは白ワイン、私は焼酎のソーダ割¥540を頼んだ。
大島の焼酎だったかのかは、定かではない。
島っこ膳
本日のお刺身2点盛り、めだい竜田揚げ(明日葉、魚すり身)、金目鯛の煮つけ、生春巻き、厚焼き玉子、明日葉の胡麻和え、明日葉漬け、フルーツ、白飯、お吸い物
昼食後、ツツジを見に行く。
地図アプリで、つつじ園を目指す。
前庭を出て、車道に出たが、つつじ園がどこにあるのか、判らない。
こういう所では、地図アプリは当てにならない。
ホテル内から続く道があったのかも知れない。
仕方がないので、前庭に戻って来て、つつじを眺める。
オオシマツツジはピンク色で、千歳飴のようだ。
オオシマツツジ
つつじを堪能したので、絶景パノラマ温泉へ。
時間をずらしたのだが、まだ混んでいた。
フロントに荷物を預け、タオルセット¥200を借りる。
露天風呂から、三原山が見える。
ここに泊まって、朝風呂に入ったら、さぞ素晴らしいだろう。
と、思いつつ、早々に温泉から出る。
14:30にバスに集合し、元町港に戻る。
ジェット船の出港は15:55なので、1時間程、時間がある。
フェリーターミナルは混んでいるので、近くの土産物屋へ行ってみる。
Tシャツやキャラメルを購入して、大島牛乳アイスを食べる。
ソフトクリームが食べたかったのだが、これも塩アイス風で、悪くない。
東海汽船のジェット船は、柳原良平氏のカラーリングで、4艘ある。
セブンアイランド愛、セブンアイランド虹、セブンアイランド友、セブンアイランド大漁の4艘である。
今回のツアーでは、往路は大漁、帰路は友だった。
元町港に停泊中のセブンアイランド友
15:55、伊豆大島元町港を出港。
出港後、わりとすぐに熟睡してしまった。
帰路は、窓側の席ではなく、景色があまりよく見えなかったから。
ということにしておこう(^_^;)
本当は、レインボーブリッジや羽田沖や浦賀水道を楽しみにしていたのだが。
ジェット船は、景色を楽しむものではないようだ。
客船さるびあ丸だと、往路は一晩、帰路は4時間半ほどの航海になる。
それをたった1時間半程で航行するのだから、便利なのだろう。
17:40頃、竹芝桟橋に到着。
ジェット船の乗り心地はさておき、ツアーは楽しめた。
日帰りで忙しないような気もするが、島でのんびりしたような気分でもある。
乗員が先導して団体で移動、ということがなかったので、団体行動が苦手の私には、性に合っていたようだ。
次は、さるびあ丸で行きたい、と、心に期しているのだが。
竹芝桟橋に着岸したセブンアイランド友
さて、無事、竹芝桟橋に戻って来た。
もう一つ、楽しみにしていたことがある。
東京愛らんどカフェに寄る、である。
伊豆七島と小笠原諸島のアンテナショップなので、買い損ねた土産物も、ここで入手できる。
焼きくさやスティック¥250、三宅島の明日葉(生)¥250、八丈島の島海苔¥540などを購入する。
焼酎も買いたかったのだが、重いので、次回に譲る。
ちなみに、プレゼントの椿油ミニボトルは、母の日ウィークのツアーということなので、母に謹呈した。
自分だけが楽しんだのではなく、一応、親孝行もしたつもり(笑)
椿油のミニボトル