おが丸ツアー 1日目

小笠原海運50周年記念「今しかありま船」「旅の主役はおがさわら丸」というコンセプトの「おが丸大好きツアー」

おが丸に乗るのは初めてだし、船は好きだが、それ程にはコアなファンではない。

それでも大丈夫、ということなので、参加した。

 

集合は、午前10:00、竹芝客船ターミナル。

当然ながら、早く行く。

9時頃に着けば、おがさわら丸の入港が見られるのでは、と思ったのだが。

通勤ラッシュで、京浜東北線が混んでいて、一本見送った。

赤羽行の最前列車両は、比較的空いていたが、5分程延着した。

スーツケース持参なので、浜松町駅で、もたついた。

で、結局、9時半近くに到着。

既に、おがさわら丸は着岸していた。。。orz

f:id:macchiato:20191201084523j:plain

 

気を取り直して、晴海ふ頭が見えないか、上階の公園に行ってみる。

実は、南極観測船しらせの出港も、本日11時なのである。

公園の端まで行ってみたが、見えない。

 

仕方がないので、戻って来て、受付を済ませる。

往きの乗船券、ネームタグ、帰りの乗船券引換証を貰う。

乗船は10:30頃から。

まだ、30分程ある。

スーツケースを置いておいたベンチに戻るが、既に他の人に占拠されていた。

第2待合室に移動する。

 

少し待っていると、早めに(10時5分過ぎ頃から)乗船が始まった。

上階、つまり特1等個室の船客から乗船する。

まだ暫く時間がありそうなので、shop竹芝に行く。

パッションクラフトやつまみを少し購入する。

と、5デッキの乗船が開始された。

急いでスーツケースを取りに行って、乗船する。

荷物持参で、何とかタラップを渡り、船内へ。

乗船口は4デッキなので、5デッキまで昇らねばならない。

エレベータは行列ができている。

仕方がないと、階段を昇ろうとしたら、クルーが荷物を持ってくれた。

有難い(*- -)(*_ _)ペコリ

 

今回の船室は、特2等寝台(プレミアムベッド)。

10名同室だが、カーテンで仕切ることができる。

f:id:macchiato:20191122111138j:plain

室内にはTV、コンセント、ハンガーがあり、スリッパとイヤホンも置いてあった。

共用スペースには窓も時計もある。

f:id:macchiato:20191122111427j:plain

窓は大き目で、船外の景色がよく見える。

一人参加だったからか、一番端の一人用の船室が割り当てられていた。

これも、非常に有難い。

気兼ねなく、スーツケースを階段の上段に置いたままにしておける。

f:id:macchiato:20191122111603j:plain

という訳で、荷物はそのままにして、船内散策に出る。

船内は乗船客でごった返している。

7デッキまで上がって、外部デッキに出る。

そこから階段を昇って、8デッキに出る。

ベンチがあって、居心地は良さそうだが、タンクなどで視界が遮られる。

見通しのよさそうな場所を探しているうちに。。。 

f:id:macchiato:20191122111621j:plain

「しらせ」が目に入るΣ(゚Д゚)

時刻は、10:46。

11時と思っていたが、早めに出港したようだ。

晴海ふ頭を出港して、レインボーブリッジに向かっている。

逆光なので見えにくいが、東京消防庁と思しき船が、出港を祝って、放水している。

極地研究所がライブ映像を流しているはずなのだが、残念ながら観ている余裕がない。

しらせがレインボーブリッジをくぐるまで見送っていると、今度は、おがさわら丸の汽笛が鳴った。

出港5分前の汽笛だそうだが、定刻の11:00を過ぎても、まだ離岸しない。

5分程遅れての出港になった。

ターミナルの下周辺で、スタッフの方が見送ってくれている。

と・・・

おがじろうも! 

 f:id:macchiato:20191122111734j:plain

 離岸後、回頭して、東京湾へ航行する。

15分程(11:21頃)で、レインボーブリッジをくぐる。

 f:id:macchiato:20191122111845j:plain

お台場やコンテナターミナルの間を抜けて、羽田沖を通過していく。

のだが、レストランchichijimaが開店したので、見に行く。

ショーウィンドウに並んだ定番メニューのほかに、本日の限定メニューもある。

食券を買うか、レジで注文する。

suicaでも支払いができる。(suicaの場合はレジで支払う)

サラダやケーキなどの小皿もあり、これは、ショーケースから取って、レジで支払う。

カレーや麺類は、専用のコーナーがある。

料理はレジで番号札を受け取り、呼ばれたら、取りに行く。

カフェテリア風だが、やや薄暗く、左舷側に丸窓がある。

f:id:macchiato:20191122111902j:plain

国産地鶏のガーリックチキン黒飯添え¥1500と、ハイボール¥600

チキンも黒飯も旨かった。

ボリュームもあり、値段に見合った内容と思う。

 

昼前(11:30頃)に入店したので、レストランの中は空いている。

窓際の席に陣取って、景色を眺めながら、昼食を摂っていると・・・。

窓の外に、再び、「しらせ」の姿がΣ(゚Д゚)

 f:id:macchiato:20191122111939j:plain

遅れて出港したのに、追い抜いたようだ(12時少し前)

 

12:20頃、昼食を済ませて、レストランを後にする。

観光情報コーナー(4デッキ)に、観光案内のデスクがでていたので、立ち寄る。

泳ぎたいと希望を述べると、詳細に説明してくれた。

「のんびり海水浴」にお勧めの海岸は、大村海岸、宮之浜、扇浦海岸、小港海岸。

トイレ・シャワーの有無、バス停からの距離などなど。

素足ではなく、できれば、マリンシューズ着用がいいようだ。

 

観光案内デスクは、往路だけ、11:30~13:00で開設される。

係員がいなくても、コーナーには、観光用資料が常備されている。

14:30からは、船内レクチャーが開催される。

今回の航海では、15:30~16:30に「ライトアニマルpresentsおがまる水族館」も。

さらに、翌日10時頃から、デッキで、係員による小笠原の生き物等の解説もあった。

何の予備知識もなくても、往路で、様々な情報が入手できる。

(なお、実際の実施は、海況による)

これなら、24時間の航海でも、時間を持て余すこともない。

 

さて、7デッキに行き、ラウンジhahajimaを覗いてみる。

乗船直後は番号札を取る方式になっていて、順番で入れてくれるようだ。

番号札がなくても、空き状況で入れるらしい。

とりあえず、素通りして、8デッキへ行く。

かすんでいるが、富士山が見える。

f:id:macchiato:20191201085256j:plain

 

おがさわら丸は、かなり速い速度で航行していく。

浦賀水道は、船がいっぱい航行していて、楽しい。

右舷に三浦半島、左舷に房総半島、と景色も見飽きない。

のだが、14時からツアーのブリーフィングがあるので、撤収する。

 

ついでなので、7デッキのshopドルフィンに寄る。

店内には、雑貨や食品、飲料、土産物などが置いてある。

缶ビール350mlが¥250で、普通の値段である。

(ちなみに、船内の自販機も同じ値段)

おが丸のシャツ¥2600、マグカップ¥1350、クリアファイル¥200を購入。

ついでに、バナナマフィンと¥120とコーヒー¥150も購入。

suicaで支払ったので、キャンペーン品のハンドタオルを貰う。

とても得をした気分。

 

14:00~ おが丸大好きツアーのブリーフィング。

参加者は21名。

添乗員はつかないが、小笠原海運の社員が同行する。

簡単な日程の確認で終了。

特に参加者同士の交流を図るようなこともないようだ。

 

14:30から、レストランで、船内レクチャー。

地理など。

15:30から、おが丸水族館。

 

16時過ぎ、再び、8デッキへ。

伊豆七島が次々と見えていたはずなのだが、すでに三宅島辺りのようだ。

日没の予定は、16:52頃と表示されていたが、実際は、16:38頃だった。

f:id:macchiato:20191201085725j:plain

西の海に沈む夕日を眺めた後、反対側に移動する。

 

東の空に、月が。

f:id:macchiato:20191201085748j:plain

日没と同時に、満月の月の出だったのである。

残念ながら、月の出は見逃してしまった。

 

星を観るにはまだ早いので、シャワーを浴びる。

風呂はないが、24時間、シャワーを使える。

(特1等個室はバストイレ付)

ボディソープとシャンプーインリンス、ドライヤーは備え付けられている。

バスタオル、手拭等は自分で持参する。

シャワールーム内には、洗面器と風呂椅子があった。

とても有難いが、椅子に座ると、シャワーノズルが届かなくなるのだが。。。

 

17:45頃、レストランchichijimaへ。

メニューは昼と変わらないようだ。

刺身定食やガーリックチキンが特別メニューで、定番メニューのステーキやハンバーグ、カレーなどもある。

それ程空腹でもないので、島塩ラーメン¥900と、小皿(ケーキ)¥300、ハイボール¥600を注文する。

f:id:macchiato:20191201085759j:plain

塩ラーメンは島塩を使用しているからか、まろやかなスープで、満足。

ケーキも、一欠片のドラゴンフルーツがのっており、こちらも満足。

 

食後、再び、8デッキへ。

まだ暖かいという程でもないが、然程寒くもない。

空は、雲が多く、月が燦然と輝いている。

星は見えなくもないが、満天の星、とはいかない。

八丈島辺りのはずだが、島影は見えない。

甲板後部から階段を降りていくと、3デッキのミニサロン南島に辿り着いた。

自販機、給水機、給湯器、テーブル、椅子、併設の喫煙所もある。

3デッキが閉鎖されている所為か、人気がない。

 

部屋に戻って、TVを見る。

そろそろ電波が届かなくなり、TVもBSしか映らなくなっている。

波は穏やかだが、おが丸の速度が結構あるので、少々揺れる。

特2等寝台は、押し入れサイズで、横幅と縦があまりない。

起き上がると頭をぶつけるし、寝返りを打つと、壁と柵にぶつかる。

閉塞感があるので、21時頃、8デッキに出る。

中空に満月が輝いていて、星はまばらにしか見えていない。

ショップドルフィンで、オリオンビールを買って、部屋に戻る。

 

22:00 消灯。

初めての船で、はしゃぎすぎたのか、なかなか寝付けない。

結局、0時過ぎに眠ったようだ。

 

※容量が一杯になったので、写真は後日追加予定。

※2019.12.1写真を追加。