ねこめーわく しましまだったり、クロフだったり。。。

ねこめーわくシリーズ(竹本泉)との付き合いも長い。

作者のあとがきによると、最初の作品が掲載されたのは、1991年アップルファンタジーNO1となっている。

これは読んだ記憶がない。

多分、1993年頃のアップルミステリーに掲載されたのを読んでいたようだ。

特に印象には残っていない。

猫の惑星、ということで、猫好きとしては許容範囲だった、という程度。

 

その後も、何故か何度か見かけていた。

当時、読んでいた雑誌に、よく掲載されていた。

その頃は、煌星如シリーズを追いかけていた気がする。

掲載誌が変わったり、休刊になったり。

この頃、眠れぬ夜の奇妙な話も購読するようになっていた。

詳細はよく思い出せないが、つまりは、意図せず、ねこめーわくと出会っていたようなのだ。

雑誌掲載時は、特に気に止めてはいなかったが、猫の話なので、目は通していた。

そのうち、年を取った所為か、雑誌の掲載作品の感覚についていけなくなった。

気に入った作品だけを読む為に、暫くは購入を続けていたが、さすがに、1~2作品だけしか読まないのに、買い続けるのは無駄、と思うようになった。

 

その後、引っ越しやら何やらで、紙の書籍やコミックス類はほとんど処分した。

書籍類は買わなくなったが、暫くして登場した電子書籍を利用するようになった。

 

ある日、garapagosで、ねこめーわくの新刊が出ているという記事が目に入った。

ええっ、これって、まだ連載していたの~Σ(・ω・ノ)ノ!

 

という訳で?、猫だし?、購入してみた。

読んでみたら、とても気に入った。

ので、暫く、繰り返し読んでいた。

繰り返し読んでも、記憶力が減退した所為なのか、毎回、何かしら新しい発見がある。

 

さて、シリーズ第2作。

ねこめーわく ふたたび ~冬きたりなば~

この話の後半は、クロフが主役?のミステリータッチになっている?

疑問符付きだが(笑)

毎朝、クロフが目覚めると、家の外で寝ている。

しかも、雪の中には、二組の足跡が・・・

 

この場面を、長らく疑問も持たずに、繰り返し読んでいた。

が。

岩合さんの猫歩きminiを見ていたら。。。

猫は、前足の跡を後足で踏んで歩く。

つまり、一組しか、足跡がない!!!

 

雪の中や、砂の上の猫たちは、確かに、前足の跡を後足で踏んでいる。

足跡は、一組しかできないのである。

 

因みに、ヒョウがそうやって歩くのは知っていた。

アニマルプラネットのbig cat diaryに足跡を確認する場面があった。

しかし、ネコもそうだったとは、知らなんだ(*ノωノ)

 

もう一つ因みに。

岩合さんの猫歩きシリーズ、実は、miniの方が気に入っている。

勿論、一時間番組の地域別シリーズも好きだし、それぞれ個性あるナレーションも面白い。

でも、このminiシリーズは、15分番組なので、気楽に観られる。

落ち着いた感じのナレーションもとてもいい。

ネコ識コーナーも面白い。

  

という訳で、クロフの足跡は、二組の筈がないのである。

ネコならば。

しかし。

直立歩行ネコ、なのだ。

普通の原ネコと同じ歩き方はできなくなっているのかも知れない(笑)

或いは、クロフが太り過ぎて、前足の跡を踏めなかったか(笑)

または、衣服(パジャマだけど)が邪魔で、二組になってしまったか(笑)

 

ただの作者の勘違いかも知れないが(笑)

でも、このシリーズで、実は、ネコは普段爪先立ちしていると、学んだのだった。

ネコの後足の踵があんなところにあったとは、知らなかった。

長年、ネコを飼っていたというのに。

 

ついでに。

このシリーズが気に入って、新刊がでるのを待ちわびるようになった。

しかし、なかなかでない。

仕方がないので、作者のほかの作品もいろいろと購入した。

気に入ったシリーズもあるし、然程好きではないものもある。

なによりも、あとがきが面白い。

作者自らが、あとがき作家と称しているくらいだ(笑)