水戸線~両毛線~上野東京ライン

大人の休日倶楽部パスの旅、2日目。

今日は珍しく、普通列車に乗る旅、にしてみた。

昨日、小山駅水戸線の案内をしていたので、水戸から小山に行ってみるつもり。

まずは、湯本駅から水戸駅に行く。

特急の指定は昨日のうちにとっておいた。

 

湯本の駅待合所の2階に、湯本美食ホテルという売店がある。

ホテルと名が付いているが、宿泊施設ではない。

土産物と駅弁、フレッシュジュースなどを販売している。

一昨年食べたウニ貝焼き弁当は旨かった。

今回は、迷った末に、小名浜ウニピラフ¥1380にした。

ついでに、ももれーど(¥700)4本も購入する。

 

湯本駅の下りホームには足湯もある。

電車の待ち時間をつぶすにはちょうど良さそうなのだが。。。

靴と靴下の着脱が面倒だし、乗るのは上りなので、残念ながら、利用は見合わせた。

 

湯本駅10:23発の常磐線特急ひたちに乗車する。

この特急も乗り心地はいいのだが、コンセントが見つからなかった。

まだ朝なので、充電するほど減ってはいないので、探すのは諦める。

wifiの設定をしようとするが、出来なかったので、これも諦める。

 

11:26、水戸駅に到着。

ここで常磐線に乗り換えるが、NAVITIMEの指示によると、12:00発の列車を推奨しているので、35分程時間がある。

 

一応、水戸駅の改札を出てみる。

エクセルという駅ビルで、無料wifiがあるのだが、これも繋げられなかった。

セキュリティの問題なのかも知れないが、よく判らないので、これも諦める。

いろいろ便利になったが、年寄りにはついていけない。

駅改札前の通路で、野菜の販売をしていたので、乾燥芋2袋と1パック(合計¥1398)を購入する。

 

水戸駅発12:00の常磐線に乗車する。

12:14、友部駅に到着。

水戸線に乗り換える。

 

友部駅発12:19の水戸線に乗車。

友部駅から小山駅までは、15駅、1時間1分。

それ程混んでいないので、ボックスシートを独り占めする。

そろそろ空腹になってきたので、ウニピラフを広げる。

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ウニはこんもり盛ってあり、ホタテも結構のっている。

バランの陰には、小さいながらもトコブシが三切れ。

味噌ものっていて、酒を買えばよかった、と後悔する。

ウニもホタテもトコブシも味噌も、酒のつまみにいい。

 

さて、水戸線は、どこまでも平らに見える平地を走って行く。

左手には筑波山も見えているのだが、山は横手にあるだけで、平地が続く。

常磐線はトンネルが多い、という印象があったので、意外に思う。

実は、関東平野が広がっているのだった。

 

13:20、小山駅に到着する。

高崎に向かうつもりなのだが、NAVITIMEに伺いを立てると、新幹線で大宮まで戻る方が早いという。

変だなあと思いつつ、新幹線のホームに向かう。

と、新幹線の改札の向こうに両毛線のホームがある。

高崎行きは14:02発である。

少々時間がかかるが、どうせなら、両毛線も乗ってみることにする。

 

新幹線のホームでは、docomowifiに接続可能だった。

とりあえず、保留していたアプリのアップデートを済ませる。

新幹線には乗らないので、トイレなどを済ませて、改札から出る。

 

駅構内のNewDaysで、ティッシュペーパー¥105、ホット伊右衛門¥151を購入する。

水はマグで持参しているのだが、普通列車はやはり、寒い。

暖かい飲み物が欲しくなってくる。

 

小山駅14:02発の両毛線に乗車する。

両毛線上越線高崎駅まで直通で、小山駅高崎駅間に21駅、1時間45分。

ボックスシートはなく、ロングシートである。

昼間なのであまり混んではいないが、割と乗り降りする人が多い。

 

やはり、平地を走って行く。

所々に山が見えるが、行く手を阻むほどではない。

沿線に古墳などもあるようだ。

あしかがフラワーパーク駅から、フラワーパークを眺めた。

冬枯れしていて寒そうだった。

 

台風19号の影響で、永野川が氾濫し、鉄橋が崩落した。

復旧工事が終了し、11月11日に両毛線全線が開通したばかりだった。

 

群馬県に入ると、気の所為か、登りになったようだ。

渡良瀬川が見えたり、利根川を渡ったりする。

そのうちに、山岳が見えてくる。

いつのまにか、周囲は山々に囲まれていた。

 

15:47、高崎駅に到着する。

ついでなので、上野東京ラインに乗ってみる。

昨今は、東海道線ではなく、上野東京ラインになってしまっていて、終着駅が東京ではなくなっている。

慣れない頃は、間違ったと思って、時刻表を見直したりしていた。

この機会に、どこを走っているのか、確かめてみることにした。

 

高崎駅発15:55の国府津行き(上野東京ライン)に乗車する。

横浜駅まで28駅、2時間22分である。

乗ってから後悔したが、仕方がない。

群馬県から始まって、埼玉県を縦断し、東京都内を経て、神奈川県に至る。

 

35年程前に、仕事で何度か京浜東北線に乗った。

関内から大宮や浦和に使いに行く為だったのだが、上越線東海道線を利用しても、当時は、5分程度しか短縮できなかった。

(東京駅で乗り換えるのに時間がかかり、横浜駅根岸線に乗り換える為)

無駄に駆けずり回ったのを、上司に笑われた。

結局は、1時間半程京浜東北線に揺られている方が早いのだった。

当時の記憶は・・・

と思い出そうとしたが、景色はすっかり変わってしまっていた。

スマホも携帯もない時代だった。

ウォークマンで、カセットテープを聞いていた。