野島公園展望台
野島山の展望台を降りて、公園内に踏み出した途端、花の香りが漂った。
クローバーの蜂蜜の匂い、
と感じると同時に、幼い頃の思い出が蘇った。
四葉を探したこと。
タンポポの綿毛をとばしたこと。
活発な子どもではなかったので、近所の子ども達と遊ぶよりも、一人で遊んでいることのことの方が多かったように思う。
それでも、ねぎ坊主の頭を叩き落としたり、キャベツ畑の紋白蝶を追ったり、芋畑の芋を芋づる式に掘ってみたりした。
定番の、柿の木の柿をとるというのもやってみたが、渋柿だった。
子どもなので、世界といっても、せいぜい50メートル四方程度。
100メートルも離れれば、未知の世界、異世界だった。
ちょっと遠出(といっても、すぐ近く)をしては、冒険をしている気分になったものだった。
詳細は不明だが、同じ花の白と赤ではなく、別の植物と聞いている。
花冠にするのは、シロツメクサだったような覚えがあるが。。
たんぽぽ
ハルジオンとヒメジヨオン (多分・・・)
貧乏草と呼ばれていたようだが、結構、気に入っていた。
庭の日陰から日向に植え替えて、親から叱られたことがある。
ハルジョオンと記憶していたが、wikiで調べて見たら、ハルジオンで、なんと春紫苑という漢字があるのだそうだ。
ハルジオン(春紫菀、学名:Erigeron philadelphicus)、春に咲くキク科の紫苑の花という意味。
一方、ヒメジョオン(姫女菀、学名: Erigeron annuus)。
説明文を読んだが、違いが判らない。白いのがハルジオンで、ピンクのがヒメジョオンでは駄目なのだろうか???
近縁のものがあるらしいので、判別は難しいようだ。