南極北極科学館・多摩モノレール
パス旅最終日。
この日を最終日にしたのは、目的地の「南極・北極科学館」の休館日が日曜と月曜だから。
立川まで行くのだが、川崎から南武線に乗ることにする。
南武線も乗る機会が少ない。
多分、一度くらいしか乗ったことがないと思う。
通勤時間帯を避けて、少し遅めに家を出る。
昔乗った時の記憶とは違って、沿線にはマンションが立ち並んでいる。
立川駅には7分延着で到着する。
バスに乗り継ぐつもりだったのだが、間に合わないかも知れないので、モノレールに変更する。
立川北駅に行き、多摩モノレールの一日乗車券¥870を購入する。
まずは、隣駅の高松駅で下車する。
目的地までは徒歩10分。
同じバンダナをつけた中高年の一団が同じ道を歩いて行く。
彼等はガイドを予約していたらしい。
紛れてしまってもよさそうな気がしたが、一応、トイレなどを済ませて、遅れて入場する。
ここは入場料無料。
入るとすぐに、床一面の南極の地図が目に入る。
たけし(宗谷に乗って南極に行った猫)の貴重映像を観る。
宗谷に猫のぬいぐるみが置いてあって、「なんで、ぬいぐるみ?」と疑問に思い、説明を読んでいた。
何となく、旧知の人物(猫だけど)と会った気がして、実物をじっくり見る。
といっても、数分しか映像はない。
展示されたパネルを読みながら進んでいくのだが、つい、よそ見をしてしまう。
トイレと風呂シリーズ、南極編
基地の建物も展示されている。
一昔前の子供部屋のようだが、割と快適そうに見える。
ミサワホーム提供、と、大きな(笑)プレートがかがけてある。
雪上車は、思ったよりも、ぼろくて鉄板が薄い。
引退後に展示、なのだから、ぼろくなってしまったのだろう。
しかし、これじゃ、さぞ、寒かったろう、と思う。
内部には、寝棚とコンロも設置されている。
かなり辛い生活を強いられそうだ。
オーロラシアターもあって、繰り返し上映されている。
ドーム型の屋根に映るので、実物を見ている気分になる。
椅子に座れるし、一休みするには、ちょうどいい。
しかし。
気象、地質、動物、などなど、展示品の分野が広すぎる。
隕石もあるし、南極だけでなく北極の展示もある。
じっくり眺めようと思っていたのだが。。。。
1時間程で、私のちっぽけな脳が疲弊してしまった。
とりあえず、雪上車を観られたので、満足とする。
ショップでグッズを少し購入する。
クリアファイル3枚組¥1160、Tシャツ¥3000。
ここは「立川芸術プラザ」というところで、同じ建物内に、分野の異なった研究所が併存している。
極地研究所・国文学研究資料館・統計数理研究所で、一般人も利用可能なようなのだが、利用方法はよく判らなかった。
丁度お昼時だったので、エントランスホールに、弁当屋がいくつも出店していた。
松やのチキンカレー¥450を購入して、食べる。
折角なので、国文学研究資料館の展示(一般公開・無料)を眺める。
「祈りと救いの中世」という展示だったが。。。
文字は全く読めないし、幽霊の類は苦手である。
猫に小判、豚に真珠状態なので、早々に立ち去る(;^_^A
多摩モノレールの高松駅まで戻ると、駅の下に、レンタル自転車があったΣ(・ω・ノ)ノ!
行きに気付かなかったのは、残念なことであった(*ノωノ)
さて、多摩モノレールに乗車する。
高架を走行するので、ちょっとしたジェットコースター気分を味わえる。
1日乗車券なので、改札を出ないまま、折り返す。
一番前は進行方向を向いた座席になっていて、運転手になった気分を味わえる。
折角なので、その席を占領して、写真を撮ってみる。
カーブあり、上り下りあり、で、楽しい。
終点の多摩センター駅までは、40分程。
多摩センター駅の周辺を少しばかりうろつく。
アミューズメント施設があるようだが、歩いて行く気力もない。
時刻表を確認すると、あずさ21号に乗れる。
各駅停車で八王子駅に出ようと思っていたのだが、折角なので、あずさに乗車する。
15:22 立川駅発 あずさ21号
15:30 八王子駅着
たった一駅なのだが、やはり特急のシートに座ると、くつろげる。