野付半島(氷平線体験)と流氷観光砕氷船おーろら号
「冬の大自然を満喫、神秘の野付半島・氷平線体験と流氷観光砕氷船」に参加した。
大人の休日倶楽部パスを利用して、北海道ふっこう割が適用される。
4泊5日で、添乗員が同行する。
ツアー代金は¥83,000。
砕氷船に乗れる!!
という理由で参加申込をした。
ツアー行程
1日目(食事なし)
札幌(マイステイズ札幌アスペン)で宿泊
2日目(朝食、昼食(弁当)付)
釧路駅から観光バスに乗車
釧路市湿原展望台の見学
阿寒国際ツルセンター・タンチョウ観察センターの見学
釧路(ラビスタ釧路川)で宿泊
3日目(朝食、昼食、夕食付)
野付半島で、氷平線ミニウォーク体験
標津で昼食
プユニ岬観光
知床自然センター見学
ウトロ温泉(北こぶし知床ホテル&リゾート)で宿泊
4日目(朝食、昼食(弁当)付)
オシンコシンの滝観光
網走流氷観光砕氷船おーろらに乗船
網走駅~旭川駅 特急大雪
5日目(朝食付)
早々と申込をしたのだが、満席で、キャンセル待ちになってしまった。
が、5日後には申込OKの連絡が入った。
その10日程後には、催行決定の通知が届いた。
さて、問題は、冬の北海道の寒さが想像もつかないこと。
何を用意したらいいのか???
申込時に確認した情報では、ヒートテックの衣類、携帯カイロなどを用意する方がいい、防水の手袋が必要、とのこと。
念の為、ググってみると、北海道の寒さをなめたらいかん等の記事が見つかる。
厳寒の地を旅行するのは、これが最初で最後だろうから、防寒着の購入は避けたい。
手持ちの衣類でなんとかすることにした。
防水の手袋はないので、amazonで約千円のものを購入する。
防寒用の靴も必要なようだが、ゴアテックスのシューズと、ゴム長靴で間に合わせることにした。
後は、セーター、タイツ、下着、靴下などを重ね着する。
無論、ホッカイロも1袋用意する。
普段のキャリーバックで、いったん荷造りを済ませるが、長靴が入らなかった。
仕方がないので、30年来愛用?しているスーツケースに詰め替える。
雪道でスーツケースは運び難いらしいが、目一杯詰め込むわけではないから、辛うじて手に提げて持って歩けそうだ。
念の為、ホテルと駅の間の距離を確認する。
最長でも駅から2分とある。
釧路から網走まではバスで移動なので、スーツケースの出し入れは、ホテルの出入りの時だけで済む。
ついでに、車両編成も調べて、荷物置き場があるのを確認しておく。
という訳で、あまりお勧めではないが、ゴム長靴とスーツケースで、冬の北海道旅行に出掛けた。
結論から言うと・・・
ゴアテックスは札幌駅から出てすぐに、滑って転びそうになった。
以後、ゴム長靴だけを履いていた。
この、雪の日に金沢で買ったゴム長靴は、ほとんど滑らずに歩ける。
大雪にならない限り、丈もそこそこあるので、積雪も気にしないで歩き回れる。
但し。
ゴムなので、寒さが堪える(*ノωノ)
厚手のハイソックスにウールの靴下を重ね履きしていたが、立ち止まると、すぐにしんしんと冷えて来る。
もっとも長時間歩くことはなかったので、ほぼ問題はなかった。
マスクは、最初の3日間はしていたが(していないと、吸気から寒さを取り込むことになる)
眼鏡が曇るのと、首筋に隙間があると風が吹き込むので、マフラーを顔から巻くことにした。
この方が暖かい。
帽子は、アンデスのお土産の毛糸の帽子なので、耳も隠せるし、防寒にも全く問題がなく、小さく折り畳めるので、重宝した。
手袋は、防水のもの、普通の毛糸のもの、大きめのミトン、100均の木綿製、と4種類用意して、適宜重ね履きにした。
防寒には支障なかったのだが、スマホの操作の時には、やはり手袋を外してしまった。
幸い、天気には恵まれたので、観光する間くらいなら、素手でも大丈夫だった。
しかし、旅を終えて思うのは、荷物は軽い方がいいし、最新の防寒素材の衣類の方が嵩張らなくてよかったなあ、ということであった(笑)。
追記
今回、荷物を減らせなかったのは、やはり胆振地方地震での体験があったから。
実を言えば、簡易寝袋(ポケットサイズ)も持参していた。
帰路、旭川からスーツケースは宅配便で送ってしまったが、送るまでにはかなり逡巡した。
荷物は少ない方がいいに決まっているが、万一を考えると、最低限の備えはあった方がいいと思われる。