ニュートリックス

来週から、なんと!、第10シーズンが開始。
この番組の為だけに、チャンネル銀河を視聴しているのに、なかなか観られない。
深夜だったり、早朝だったり、仕事をしていたり、知らなかったり。
それでも何とか、第8シーズンまで見て、今回、第9シーズンも見た。
第9シーズン1話目に、いきなり、ジャックが引退。フランスの観光地に家を買って、悠々自適な生活をするというのは建前で、末期癌で、ホスピスに入るのが真相。第8シーズンで大分無茶をやっていたけど、こういう理由ですか。
真相を知らないジェリーは、ジャックにフランス語ができるのかなどと悪態をついていたけど、ジャックがジェリーよりも、フランス語できると言っていた場面が、以前にあった筈。
ブライアンは、真相を突き止めたけど、固く口止めされて、軽い鬱状態
さて、そんなところへ、スコットランドから退職刑事のスティーブ・マカンドルーがやって来て、UCOSにスカウトされる。
スコットランド人気質なのか、少々短気で、頑固者。ジャックとは大分毛色の違うおやぢ。その所為か、ジェリーとはすぐ打ち解けるが、ブライアンはどうも敬遠しがち。
とはいえ、結局は、それなりに味のある三匹のおっさん?になっていた。サンドラも少々老けてしまったし。
第10シーズンでは、ブライアンが引退、サンドラも転勤?になる模様。
ちょっと残念だけど、見るのは楽しみ♪

ハロルドとモード 少年は虹を渡る

ザ・シネマで放映していたので、懐かしくなり、再見。
初めて見たのは、40年近く前(37、8年前か?)。
wikipediaによると、HAROLD AND MAUDE(1971年)
当時の面白いもの好きの友人に、
「少年は虹を渡るって、映画見た。凄い婆ちゃんが出てきてね、…」
「…? 少年じゃないの?」
「その婆ちゃんと、少年が恋仲になるんだよ」
というような会話をした記憶がある。


テレビで、多分、昼に放映されていた。
吹替だと思うけど、記憶になし。
一人で見ていた気がするが、日曜だったのか、授業をさぼった平日だったのか。
狂言自殺癖のある少年と、凄い婆ちゃんという記憶はあったけど、詳細は覚えていなかった。


初っ端から首吊自殺シーンだが、ママは平然と電話をしている。
しかも、首吊死体の息子に、夕食に遅れないように、などと、声をかけている。
既に、何度(15回位?)も見ているので、免疫がついているようだ。
ママは金持ちで、過保護で、マイペース。
息子をカウンセリングに通わせたり、陸軍将校の叔父さんのところへ行かせたり、結婚相談所に登録したり、ジャガーをプレゼントしちゃったりする。
チャイコフスキーの音楽とともに、バスローブを脱いで、プールに入るシーンは、笑える。
息子は溺死体の真似をしているが、まるっきり、無視。


ハロルドの趣味は、自殺シーンの演出?と、他人の葬儀に参列すること。
しかも、中古の霊柩車を手に入れて、乗り回している。
ママのプレゼントのジャガーも、霊柩車仕様に改装してしまう。
結婚相談所から紹介された、花嫁?候補その1には、焼身自殺を演出して見せる。
その2の前では、腕を切断して見せる。
当然、二人は驚いて、逃げ出していく。
その3は、女優志願で、刀のような刃物の説明の為に、ハロルドはハラキリをして見せる。
敷物を敷き、謎の作法をして、スキヤキと叫んで、切腹する。
こんな強烈なシーンなのに、記憶にはない。
笑った。
しかも、彼女の方まで、ジュリエットを演じたことがあると言って、刀?を突き立てて、死ぬシーンを演じちゃう。
(死んではいないと思うけど、定かではない)


そんなハロルドが、趣味の葬儀参列で、モードと知り合う。
モードも、参列が趣味なのである。
しかも、他人様の車を、勝手に乗り回している。
立派な窃盗罪だが、当時、日本では、使用するだけなら、窃盗にならないなんて、俗説が罷り通っていた。
アメリカもそうだったのかは不明だが、何しろ、今と違って、コンピュータ管理なんてしていなかったし、勿論、携帯も、GPSもない。
警察もいい加減だし、モラルも低い。


モードが何者なのかはよく分らないが、さり気なく、立派なご主人と死に別れたことや、ナチスの収容所にいたと思われる入れ墨の痕が映し出される。
ハロルドに、視覚、聴覚、臭覚、触覚の刺激を伝授?しながら、「それも、80歳まで」と自殺を予告している。
死ぬ気になった人間なら、何も怖いものはないのかも知れない。
ヌードモデルをしたり、車やトラックの使用窃盗を繰り返し、街路樹を勝手に移設し、追いかけてきた白バイを振り切ったりする。
建物や車の解体現場でピクニック?をして、やがて二人は恋?に陥り、ベッドシーンはさすがにないが、それらしき翌朝のシーンがある(笑)。


ハロルドは真面目?に、モードと結婚しようとする。
当然、ママを始め、周囲の人は反対するが、ハロルドは、モードの80歳の誕生日に、ムードを盛り上げ、プロポーズをしようとする。
しかし。
予告通り、モードは服毒自殺を図る。
ハロルドは病院に運ぶが、結局、モードは死んでしまう。
霊柩車仕様のジャガーで、疾走し、海岸の崖っぷちから転落する。
自動車は大破するが、ハロルドは崖の上から姿を現し、バンジョー?を弾きながら、去って行く。
内容も変だし、登場人物も変だし、だからどうよ、という気もするけど、なんか、懐かしい。
当時を思い出すからなのか。
随分以前に一度見ただけにしては、印象は同じだった。

道を訊かれる

道を尋ねられるのは、人畜無害そうに見えるかららしいが、それにしても、生まれて初めて歩く道で、尋ねられるというのは、どうかと思う。
もっとも、どうかと思うのはこっちの感想で、無論、相手にはそんな事情は分らない。
北海道の市電の中でも尋ねられた。
こっちも、路線図と地図アプリを頼りに乗っているのだが、尋ねる人には、そんなことは判らないのだから、しょうがない。
アジア系(中国か韓国?)の若い女性は、千歳で降りたいらしい。
ネットから出力したと思しき地図を見せてくれる。
そんなの見ても、分る訳ないじゃん。
というのは、こっちの事情なので、一日乗車券についている路線図を確認する。
「今、ここなので、もう少し先。」
あまりまともな回答になっていない。
市電の一日乗車券には大きめの地図がついていて、利用二日目なので、二つある。
一つを進呈した。
感謝されたが、感謝される程のことはしていないような気が。。。。
まさか、千歳空港に行きたかった訳ではないと思うが、正しい電停が分ったのかは不明。


昨日も、図書館に行く途中で、道を聞かれた。
「○○マンションをご存知でしょうか?」
「全然。」
確かに、ここらは地元と言ってもいいかも知れないが、スマホで地図アプリを見ながら、歩いてるだろうが。
まあ、先方には画面は見えないだろうから、つけ加える。
「地図はありますが。」
その女性も紙の地図を持っているのだが、分らないらしい。
マンションは確かに探しにくいけどね。
十メートルほど歩くと、件のマンション名が地図アプリに表示されているのに気づく。
戻って、
「あの建物だと思いますよ。」
一応、知らせておく。
「そういうのが使えていいですね。」
いや、使いこなせてないけどね。
最短距離を確認する為に、表示させていただけで。
しかも、地元なのに、道間違えたし。


追記
後日、ラーメン博物館の手前でも道を訊かれた。
「韓国人ですが。」
観光に来て、ラーメン博物館を探しているそうだ。(※日本語である)
何故、国籍から始めたのかは不明だが、すぐそばだったし、可愛い男の子二人だったので、にっこり笑って、
「すぐそこですよ。分り難いですからね。」

北海道旅行(函館・稚内)

大人の休日倶楽部パスで、6/28〜7/2、北海道旅行に行ってきた。
当初、気軽に北海道一周しようと考えて、パスと、初日の函館までの指定券を入手する。
そこから、列車の時刻を調べ始める。
が。
北海道は、でっかいどー、であった。
どう考えても、周り切れない。
回れなくはないかも知れないが、とんでもなく過酷なスケジュールを組まなくてはならない。
函館、札幌、旭川稚内、小樽、余市 と絞ってみる。
それでも、かなり過酷だ。
結局、稚内と温泉だけにする。


スケジュールは
 一日目 7時半頃出発、東海道線で東京駅に出る。
     東北新幹線新青森まで行き、
     青函トンネルを通って、函館に行き、
     函館で一泊。
 二日目 スーパー北斗か、北斗で、札幌に移動する。
     札幌で一泊。
 三日目 スーパー宗谷で、稚内に移動する。
     稚内温泉で一泊。
 四日目 サロベツで札幌まで戻り、はまなすに乗る。
 五日目 早朝青森に着くので、東北新幹線で東京に戻る。


実際に利用した列車は
6/28 09:36 東京駅発 はやぶさ11号
   12:35 新青森駅
   12:46 新青森駅発 スーパー白鳥11号
   14:58 函館駅
6/29 13:54 函館駅発 北斗9号
   17:36 札幌駅着
6/30 06:51 札幌駅発 スーパーカムイ1号
   08:16 旭川駅
   09:15 旭川駅発 スーパー宗谷1号
   12:53 稚内駅着
   14:14 駅前ターミナル発 宗谷バス
   14:32 稚内温泉
7/01 08:09 稚内温泉発 宗谷バス
   13:45 稚内駅発 サロベツ
   19:08 札幌駅着
   22:00 札幌駅発 はまなす
7/02 05:39 青森駅
   06:00 青森駅
   06:05 新青森駅
   06:49 新青森駅発 はやぶさ8号
   10:28 東京駅着


一日目、新横浜駅横浜駅〜東京駅へ移動。
チキン弁当¥850を購入。
09:36発のはやぶさに乗車。
車内販売で、缶ハイボールを買って、ちびちびやりながら、新青森駅に到着。

10分程の乗換時間なので、喫煙所を探すだけに留め、スーパー白鳥に乗車。


何といっても、目的の一つは、青函トンネル
ブラタモリで予習済みにもかかわらず、一個目のトンネルに騙される。
まあ、騙している訳ではなく、掲示板にも出ているし、車内放送もあるんだけど。
トンネルなので、真暗で景色は見えず。
当り前か〜

さて、音が変わったか?
あまり実感はないけど、入った時の音は変わった。
登りは、傾斜を感じるので、音よりもこっちの方が実感あり。


青函トンネルを抜けると、そこは異国であった。
霧に煙る針葉樹林(落葉樹かも)が広がり、こ、ここは日本じゃねえ!と思った。
ここは山中、今は浜、今は… という歌のように、変わっていく景色じゃない。
昔乗ったTGVから見た景色=一面の平原を延々と走る、の方が近い。


函館に着くが、生憎の雨。
まずは、みどりの窓口で、スーパー宗谷の名寄〜稚内の指定席、サロベツの指定を確保し、はまなすのB寝台を購入する。

次いで、ホテルに荷物を置きに行く。
早く着いたのだが、快くチェックインしてくれた。
コンフォートホテル函館は、函館駅からも近く、路面電車の停車場のすぐそばで、便利。
ホテルの人も親切で、部屋もきれいに掃除されていた。
朝食も割と旨い。


市電一日乗車券¥600を購入し、まずは湯の川温泉に行ってみる。
市電の乗り心地は、普通のバスみたいで、あまり快適とは言えない。

空中大浴場というのに惹かれて、啄木亭へ。
入浴料¥800。
11階にあり、確かに、看板通りの屋上の露天風呂。
だけど、生憎の曇天で、眺望は楽しめず。


函館山に移動する。
十字街という停車場(電停と言うらしい)で降りて、急坂を登り、ロープウェイ山麓駅へ。
割引券提示で、往復¥1,080。

曇天なので空いているかと思ったが、観光客多し。
霧がかかっていて、たまに、霧の晴れ間に、ネオンが浮き上がるくらいで、夜景はほとんど見えなかった。
レストランで、カツカレー¥1,340とビール¥620を食し、降る。


市電に乗って、スマホで検索すると、乃木町に、なごみ温泉というのがあるらしいので、行ってみる。
停車場から結構な距離があり、かなり後悔する。
入浴料¥460。
露天風呂もあり。
ポイントカードの作成を勧められたが、断った。
次に来るのはいつのことやら。


市電の終電で、漸く、ホテルに帰着。
深夜、眠れないので、斜め向かいのセブンイレブンに行く。
サラダラーメン¥298、ドーナツ¥110、ブラックニッカ¥494、ソーダ水¥91。
腹が減っていた訳ではないけど、少し食べて飲んで、寝る。


二日目、市電の始発で、谷地頭温泉へ。
入浴料¥370だったと思う。
せっけん¥100を購入。
露天風呂に五角形の屋根がある。
銭湯という感じだけど、悪くない。


市電で、ホテルに戻り、朝食を摂る。
クロワッサンとウィンナ、バジル風味ポテトサラダ、野菜スープと少量に抑えたのだが…
おにぎりが美味しそうなので、つい手を出してしまう。
ちょっと大きいが美味。


チェックアウトし、荷物を預かって貰って、まずは、函館どつくへ。
マリーナをちょっと眺めて、偶々来合わせたハイカラ號に乗って、末広町へ。

元町で、ハリストス正教会カトリック教会を眺めるつもりだが、まずは、坂の途中で、自家焙煎珈琲を一杯。
冷たいミルク珈琲¥650。

足腰が弱っているので、なかなか登攀できない。
よろよろと、教会を探す。

何とかハリストス正教会を見つけ、前を通り、。。。
カトリック教会の横?を通り、。。。
ロープウェイ山麓駅へ辿り着く。

今日は昼頃は晴天、但し、霧がかかり、雲が多い。
眺望は絶景とまではいかないが、それなりには見渡せる。
地図の形に見える。
当り前かも知れないが、普通は、建物や山で遮られて、地図の形には見えない。

しばらく景色を眺めて、また、よろよろと末広町方面へ降る。
途中でソフトクリーム¥280を食べ、コーヒー牛乳¥170を飲み、函館市公会堂の前を通り、元町公園を降る。
この公園は人がいなくて、気分がいい。
眺めもいい。


市電で函館駅前に移動。
荷物を回収して、駅へ。
北斗の発車時刻の一時間前だったが、丁度、改札を開始するというアナウンスがあり、自由席で窓際の席を確保できた。

車内は混み合い、車窓は曇天で、海が灰色だったが、それなりには楽しめた。

しかし。
車内販売が待てど暮らせど、やって来ない。
混んでいるから無理だとは思ったけど、空く気配もなし。
遂に、車内販売車の方に行くようにと、車内放送が入った。
仕方ないので、混雑の中を通り抜けて、最後の一つの駅弁!
かなやのかにめし¥1,080を購入。
ついでに、時計がないと不便なので、車内販売限定のKITAKAの懐中時計¥3,000を購入した。


夕方、札幌駅到着。
ここも曇天。
眺望は望めないので、どこにも行きたくない。
パールシティホテル札幌にチェックインして、ごろごろする。
ラーメンくらいは食べようと外出するが、歩く根性なし。
駅のラーメン共和国で次郎長の味噌ラーメンを食べる。
バターコーンのトッピング付きで、¥980。
生ビールも飲んだが、値段の記憶なし。
量が多い。
というか、4時頃、かにめしを食べているから、あまり食欲がない。
翌朝早いので、ホテルに帰って、就寝。


三日目。
朝5時に起きて、チェックアウト。
札幌駅には5時半頃に着く。
なんと、駅の改札が開くのは、5時40分。
函館と違って、一時間前に乗車できる訳でもない。
早起きしたのに、残念。

仕方がないので、やまべ鮭寿し¥600とお茶を購入。
じっと待って、スーパーカムイに乗車。
さすがに乗車する人は少なく、右側か左側か迷ったが、右側に席を取る。
相変わらずの曇り空だけど、車窓は堪能。

家にはファサードというか、正面ポーチがついている。
屋根は角度があって、赤毛のアンの世界のようだ。
牧草地には、謎の物体が置いてある。
牧草を刈り込んで、荷紐のようにくくってある奴だ。
結構、楽しい。

北海道に移り住もうか考えてみる。
でも、畑仕事も、牧畜もできない。
冬を越すのも無理そう。
結局、断念。


旭川駅で、スーパー宗谷の待ち時間が一時間ある。
小雨が降って来たので、駅の周辺をうろうろ。
裏側に川が流れていて、散歩道のようになっている。
ちょっと楽しそうだけど、歩き回る体力がないので、早々に駅に戻って、スーパー宗谷の到着を待つ。

自由席はそれ程混んでいなかったので、窓側の席を確保。
名寄駅で、指定席に移る。
車窓からきつねを見た。
キタキツネなんだろうけど、遠いのでよく分らない。

稚内到着は12:53で、3分後に出発の宗谷バスに連絡している。
のだけど、3分で乗り換えるのも面倒なので、次の14:14に乗る予定。

コインロッカーに荷物を預ける。¥200。
フェリーターミナルとか観るつもりだったが、生憎の雨。
観光案内所で地図を貰って、バス案内所で、稚内温泉つきの往復乗車券を購入。¥1,060。
腹が減っていたので、駅前のニュータカラヤで、塩ラーメン¥700を食べる。
駅のコンビニで、牛乳500CC¥140、ソーダ水¥108を買い、バスを待つ。

先に来たバスに乗り込もうとするが、稚内温泉には行かないという。
降りて待っていると、バスの運転手さんがわざわざ降りてきて、説明を補足してくれた。
北海道の人は一見無愛想だけど、みんな親切だった。

宿にチェックインしてから、ノシャップ岬に行こう、と思っていたのだが。
宗谷バスに乗ってみると、ノシャップから稚内温泉までは、結構な距離がある。
それに、曇り。
ノシャップ岬は諦めて、温泉に専念することにする。
稚内温泉からの眺望も、晴れていれば、きっと素晴らしいのだろうけど、雲と霧で遠望できない。


早々に、近くにある宗谷パレスにチェックインする。
雨が上がっていたので、少し散歩する。

海辺の近くまで出て、北に向かってみる。
結構、風が強い。
波も荒い。
道から海を見ると、
波が盛り上がって見える。
津波ってこんな感じかなあ。

とんびが飛んでいて、
舞い降りてくる。

紙飛行機とか、凧みたいなので、本物か? と思って見ていたが、向こうは餌を探していたんだろうなあ。
多分、間抜けな旅行者から、何かかっさらおうとしたんだろうけど、生憎、食い物は持っていない。

帰り道は、バス通りを通ってみる。
ふと視線を感じて、振り返る
と、今度は、鹿がじっと見ている。
目が合ってしまう。
ほんの数メートルの至近距離!
びっくりして、立ち止まる。
一瞬、襲われるのではと思ったが、鹿は草食動物なのを思い出す。
何となく、期待に満ちた眼差を向けられている気がするが、餌はない。
早々に、立ち去らせて貰う。

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宿の温泉に入る。
小さいけど、きれいに掃除されている。
温泉も掛け流しではないけど、ねっとり、というか、ぷるぷる感があって、いい感じ。
3階にあるので、眺望も、晴れていれば、きっといいはず。
稼働していなかったけど、露天風呂に入れれば、かなりの絶景と思う。


珍しく食事付で予約したので、6時に食堂へ。
生うに付♪ 
小さいけど、ゆでた毛ガニ付。
最北航路という冷酒を頼む。
刺身に、カレイの揚げ物、山菜、チャンチャン焼き?等、
食べ切れないほどだった。


9時に晴れるという天気予報を信じて、
期待しながら、温泉へ。
残念ながら、雲と霧しか見えない。
仕方ないので、早々に寝る。


翌朝、6時に起きて、温泉へ。
相変わらず、雲と霧。
だけど、9時半頃、休憩所の窓から、
利尻富士が見えた。
見えたのは多分、この数分だけだと思う。
ノシャップ岬からは見えなかった。


7時過ぎに食堂に行き、朝食を摂る。
8時6分の宗谷バスに乗ることにして、
7時半頃にはチェックアウトする。

8時過ぎに来るバスを、30分近く待った。
別の経路で駅に行く宗谷バスが通るが、料金が違うと言って、もう少し待つように勧められる。
仕方なく、じっと待つ。
少々遅れて、バスが到着。
20分程でターミナル(稚内駅)に到着。


稚内駅で、荷物をコインロッカーに入れて、再び、宗谷バスでノシャップ岬へ。
ちなみに、ノシャップ〜ターミナル(稚内駅)間は、20分間隔くらいでバスがある。

ノシャップ岬に行き、紅白の灯台を眺める。
晴れてはいるが、霧がかかっている。
雲が多くて、遠望が利かない。
宗谷岬は近いのでよく見える。
利尻島は見えない。
仕方ないので、周辺をよろよろと散歩する。

今度は、ウミネコが狙ってくる。
餌は持ってないんだ〜!
と言っても、通じない。
何度か、急降下された…。
襲われはしなかったけど、何だか不愉快。


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うに丼の看板に惹かれて、樺太食堂で、生うに丼¥2,415(くらい?)を食べる。
小さい丼でご飯を少なくして貰って、さらに上だけをかっさらって食べる。
生うには甘くて旨い。
いくらの粒もぷりぷりしていて固い。
もずく?の味噌汁も、なかなか旨い。


第2回ノースアイランドラリー(7/2〜稚内→サハリン)
なるものが開催されていて、バイカーのおっちゃんたち(失礼)をよく見かけた。
売店にはバイカー歓迎とよく書かれている。


宗谷バスで、バスターミナル(稚内駅)に戻る。
北防波堤ドーム〜フェリーターミナル と移動しているうちに、疲れた上に、雨が降り出したので、駅に戻る。

塩ソフトクリーム¥300を食べ、雨の中を稚内副港市場まで歩き、港のゆに行く。
入浴料¥750。
お昼時の為か、ほとんど入浴客なし。
露天風呂から港が見える。
雨でなければ、文句なし。
トイレは多分ロシア語表記だった。


駅に戻る途中で、セイコーマートに立ち寄り、飲食物を購入する。
カツ丼¥490、枝豆コロッケ¥120、から揚げ¥247、大福¥102、缶コーヒー¥125。
稚内行の路線には車内販売がない。
やむを得ないかも知れないけど、長時間なのに厳しい。
せめて、稚内駅で酒とつまみが買えるといいのだけれど。
大人数なら、うにやかにを買って乗るっていう選択肢もあるかも。


13:45発のサロベツに乗車。
窓側ではないが、指定席。
途中まで空いていたので、窓側に座る。
本来の購入者も途中で乗車してきたけど、窓側を譲ってくれた。
無愛想なのに、親切。
右側なので、往路と異なる景色を堪能。
こういうところで育つと、感覚が違うだろうなあと実感。


途中で塩狩峠を通過。
行きには気づかなかった。
そういえば、北海道が舞台の話って、結構あるような気がする。
氷点。塩狩峠動物のお医者さん
銀の匙
コタンの口笛というのもあった。
…少ないか?
で、北海道のどこの話か?
まるで覚えなし。
大体、函館や札幌の位置もよく分っていなかったし…、
襟裳岬と知床岬は混同しているし。
とにもかくにも、今回、その広さを実感する。


さて、札幌到着19:08。
22:00発のはまなすまで、3時間の余裕あり。
但し、相変わらず、天気悪し。
すすき野も、北海道大学も、時計台も、どうでもいい気分になる。


温泉に行こうと思って調べると、札幌駅の上にあるじゃないですか。
スカイリゾートスパ。
¥2,900で高いけど、22階にある。
その上、うるおいセットなら、飲み物二品、つまみ付で、¥3,700。
もう、これでいいや、と、決定。

少々迷って、辿り着く。
JRタワーホテル日航札幌の経営なので、ゴージャス。
文句なし。
市内の夜景は堪能できた。
機会があれば、次もここに寄ろうと決める。
けど、ポイントカードの作製はお断りした。


9時半には札幌駅のホームに移動。
はまなすは、すでに停車していた。

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乗り方がよく分らない。
サンライズ瀬戸の個室Bは、出張で一度乗ったことがあるが、それとは大分趣きが違う。

とりあえず、1号車8−Cを探す。
車掌さんに聞きたいが、見つからず、聞けない。
8の寝台があったので、梯子で上に登る。

何となく納得がいかないが、シーツを布いたりしてみる。
定刻に発車し、しばらくして改札に来た車掌さんに、このチケットは違うと指摘される。
サロベツの指定券で、寝台を探していたことが判明。

Cって変だと思ったんだよなあ。
って、早く気づけよ。

正しい寝台券とパスを提示する。
正しい寝台は2号車だった。
しかも、ちゃんと女性専用寝台を取ってくれていたのに。
悪いのは私だけど、乗るときに確認してくれてもいいと思うよ、JRさん!


ゆかた、シーツ、毛布、枕、ハンガー の一式を持って、引っ越し。
上にするのはやめればよかったと後悔する。

可能であれば、カーペット指定席がいいようだ。
指定料金だけで乗れるし、梯子の上り下りをしなくてもいい。

苦労して、梯子を上り下りて、引っ越し完了。
荷物も上に引き上げる。
柵がなく、荷物用の帯ひも状のもの2本があるだけ。
少々というか、かなり不安だけど、まあ、よほどのことがなければ、落ちることはなさそう。


眠らないつもりだったが、割とすぐに寝ついた。
眠りながらも、青函トンネルに入った音は聞こえた。
傾斜するので、降りはよく分った。

登りと出は記憶になし。
寝てたんだろうなあ。
乗り物で寝るのは、得意だし。
今回のように、車窓を眺めていたのは、かなり珍しい。


五日目。
早朝、05:39青森到着。
05:43発のつがるがあるのだが、車内放送で、次の06:00発の宗谷本線普通に乗るように案内がある。
お勧めに従い、06:05に新青森到着。

指定席は、次発の06:49発でないと空きがないと言うので、はやぶさ8号で指定を取る。

30分程時間があるので、一応改札を出てみる。
早朝なので、何も開いていない。

ホームに戻って、ニューデイズで、サンドイッチ¥247と缶コーヒー¥151を購入。

席は3人席の通路側だったけど、空いてる窓側に移動。
仙台からは席も埋まってしまったが、あとは寝ていただけなので、問題なし。

10:28東京駅到着。
チキン弁当¥850と葛餅¥720を購入し、東海道線に乗り換え。
横浜駅で横浜戦に乗り換え、新横浜駅着11:35。

仙台→長野→東京→横浜

早朝、駅で、牛タン、萩の月、朝食などを購入する。
今度は、初日に行く予定だった、長野へ行く。


07:21 仙台駅から、はやぶさ
08:30 大宮駅
09:02 大宮駅からあさま
10:17 長野駅


長野駅で、荷物をコインロッカーに入れて、ぐるりんバスに乗る。
善光寺に行く。
7年に一度の御開帳だったが、入るのが面倒なので、すぐに折り返す。
今度は蕎麦!!
ところが、朝早かったので、善光寺のすぐ前の店はまだ開いていない。
門前町を少し歩き、手打ち実演中の蕎麦屋に入る。
せいろ¥1000、蕎麦焼酎¥550?、野沢菜¥200。
蕎麦が旨かったので、生そばを購入する。
店を出て、八幡屋磯五郎に。
オーダーしたかったが、どんな味になるか不明なので、おためし七味などを購入する。

再び、ぐるりんバスに乗って、長野駅に。
駅の手前で、アップルパイの表示を見かけて、りんごの木へ。
ついつい、買ってしまう。
もう何も持てないので、後はまっすぐ家に帰るだけ。


12:18 長野駅からあさま
13:56 東京駅
14:12 東京駅から東海道線
14:39 横浜駅

青森→秋田→仙台

翌朝、早朝にチェックアウトし、アウガで海産物を購入し、宅急便で自宅に送る。
秋田新幹線に乗る為に、新青森から秋田へ。


08:21 青森駅からJR奥羽本線
08:26 新青森駅
08:37 新青森駅から はやぶさ
09:42 盛岡駅
09:54 盛岡駅から こまち
11:25 秋田駅


秋田駅に着き、とりあえず、改札を出て見る。
ひろ〜い通りを少しだけ歩き、再び秋田駅に戻る。
トピコで、きりたんぽを注文する。(後日配送)
稲庭うどん、酒などを購入し、やさいラーメン¥380を食す。


13:06 秋田駅から こまち
15:29 仙台駅
十数年ぶりの仙台。
まずは、仙台限定の日本酒、ウィスキーを購入し、秋田で購入したものを含めて、ヤマト便で発送する。
ヤマト便のおねえさんもとても親切。
スタバでコーヒーを飲み、一休みしてから、ホテルへ移動。


ここでの目的は、かき徳のかき!!
ところが、以前とは店舗が移動していて、なかなか見つからない。
見つかった時にはすでに閉店時間を過ぎていた。
やむなく、駅に戻る途中で、牛タン利久へ。
寒かったので、日本酒と極定食、¥2,646。
この極定食が、とても旨い。麦飯も旨い。
お店の人もとても親切だった。


さて、ホテルに戻り、天然温泉とやらに入る。
別に悪くもないのだが、なんだか期待外れ。
ここのレセプションの対応も、非常にビジネスライクで、人見知りする私でさえ、どうかと思ってしまう。

秋田から青森

秋田駅13:10発特急つがるに乗車。
立ち食いそばの気分だったが、秋田駅周辺で見つからず、ホームで秋田比内地鶏の鶏めしを購入した。
つがるは車内販売なし。
昨日買ったワンカップ麒麟山があるし、雪国緑茶もいなほで購入済み。
問題なしだったのだが、飲み食いして眠ってしまった。


目が覚めると、雪国になっていた。
日本海側の方が雪深いのかと思っていたが、そうではないらしい。
15:51青森駅到着。
到着前に長靴に履き替えた。
津軽海峡連絡船を眺め(冬季閉鎖中)、アスパムの展望台から周辺を眺望し、とりあえず、ホテルにチェックイン。
日帰り温泉でも行こうかと思っていたのだが、青森国際ホテルの居心地がよく、部屋でまったりすることにした。
素泊まりなので、夕食は自販機でカップ麺を入手。