湯河原、熱海

1/27 折角なので、温泉を堪能したい。
湯河原に向かう。

 

10:24 横浜駅 踊り子107号
11:14 湯河原駅

 

とりあえず、海に向かってみる。
自然に呼ばれたので、ガストでランチ¥517を済ませる。
城山ホテルのラドンセンターに行く。
わかばカード割引があり、¥1422。
平日の昼間なので、入浴客はほとんどいない。
ラドン温泉を満喫する。

 

14:33 湯河原駅 踊り子108号
15:26 横浜駅

 


1/28、梅園も見ようと、熱海に行く。

09:24 横浜駅 踊り子105号
10:20 熱海駅
10:34 熱海駅前 伊豆箱根バスで梅園へ。

バスは梅園のほぼ前に停車するので、こちらが便利。
梅は種類によって咲く時期が違うようだ。
満開を楽しむというのとは異なるが、それなりに楽しめる。
帰りは、JRを利用する。
駅までは結構あるが、ほぼ下りなので、それ程苦でもない。

 

12:09 来宮駅 にゃらん

12:13 熱海駅

  にゃらん号 f:id:macchiato:20160611212446j:plain

 

KRRホテル熱海、ランチ+入浴料¥2000。
キリン富士山麓のハイボール¥600
最上階の展望風呂は、眺望が素晴らしい。
休憩所もあるので、のんびりできるのだが、一人では時間をつぶし切れない。
名残惜しいが、出立する。

 

坂を登って、熱海駅前の商店街に戻る。
冷たいものが食べたくなり、中村屋で葛きり¥900を注文する。

 

 熱海駅前の桜 f:id:macchiato:20160611231151j:plain

 

15:32 熱海駅 スーパービュー踊り子
16:26 横浜駅

 

今回は日帰りの旅✖4。

泊まらない方が楽かと思ったが、そうでもない。

以上

松島海岸

1/26、松島海岸に行く。


目的は牛タンを食う。なのだが、
ついでに、松島海岸に出て、観光船で湾内を一周する。
まずは、横浜駅から東京駅へ。
グランスタで駅弁を買おうと思ったが、結局、チキン弁当にする。

 

08:40 東京駅 はやぶさ
10:15 仙台駅
    JR仙石線に乗り換える。(ホームはとても遠い)
10:33 仙台駅
11:12 松島海岸駅

 

改札を出て、左右を見廻していると、観光案内所の人が周辺地図をくれる。
観光船は12時発と言うので、乗り場まで散策する。
つもりだったが、公園内に雪が積もっているにも関わらず、すぐに着いてしまう。
松島湾一周クルーズ、仁王丸¥1500。二階席のグリーン¥600。
とりあえず、地ビールを飲む。
天気がいいので、景色もとてもいい。

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50分のクルーズ後、まずは腹ごしらえをする。
船着場の近くにあった南部屋に入る。

生牡蠣半ダース、牡蠣フライ、酒、計¥3,550。

 

瑞巌寺に参拝に行く。
宝物殿は修復中だが、庫裡が公開されていて、¥700。
高村光雲の観音像がとても美しい。

 

先程、牡蠣は食べたが、ご飯類を食べていないので、空腹になる。
利久を見つけたので、改めて、昼食にする。
舟盛、極定食、地酒飲み比べ、計¥4,150
当初目的は、全て達したので、帰宅することにする。

 

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16:11 松島海岸駅
16:49 仙台駅
仙台駅で、萩の月を買う。

17:09 仙台駅 はやて
18:52 東京駅

パスの対象外だが、東京駅から東海道新幹線で、新横浜駅に戻る。

伊豆下田

今回の大人の休日倶楽部パスは、日帰り旅に利用してみた。


まず、1/25、スーパービュー踊り子で、下田に行く。

桜キャンペーンで、桜の花びらがついていて、かわいい。

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09:59 横浜駅 スーパービュー踊り子3号
12:12 伊豆急下田駅

 

車内販売があるので駅弁(鯵鮨)と岩清水を購入。¥1,510。

ついでに、林檎アイス¥280も食べてみる。

 

下田駅からは、ロープウェイで寝姿山へ。    
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昔、社員旅行で来た時にはつまらないと思ったのだが、今回は、とても楽しい。

景色もとても美しい。

大島がとても近くに見える。    

 

13:16 伊豆急下田駅

13:36 河津駅

 

河津駅から、南伊豆東海バスに乗ってみる。

ところが、終着駅は遥か彼方のようなので、湯ケ野で降りる。

記念碑などを眺めてみる。

が、踊子の湯は営業していないようなので、河津駅に戻る。

 

15:18 河津駅

15:59 伊東駅

 

折角なので、伊東温泉に浸かろうと思い、伊東駅で降りる。

海辺にあると言うシーサイドスパに行く。

駅から10分強らしいが、私の足では、とても遠い。

 

入浴した上に、往復したので、腹が減る。

駅前まで戻って、美よし鮨で、地魚にぎりセット¥2,200と、燗酒¥480を頼む。

地魚は、アジ、ヤリイカ、クロムツ、キンメ、クロシビカマス、メダイ、ヒラメ、

それに、マンボウ

初めて食べた。普通に白身魚で、旨い。

うっかりしていたが、夕方以降は、スーパービュー踊り子が走っていない。

アクティでもいいのだが、それもない。

仕方がないので、伊東線東海道線を乗り継ぐ。

 

18:22 伊東駅

18:44 熱海駅

18:51 熱海駅

20:15 横浜駅

臨床犯罪学者火村英生シリーズ

テレビドラマが始まった。
オープニングは、「201号室の災厄」からだろう。まずは、絶叫城。合間に、シャングリラ十字軍が登場し、朱色の研究の一場面が挿入される。
アリスは、カナリヤを預っている。
原作に一言一句忠実でないにしろ、悪くない。
が。
火村登場。
白ジャケットと、ネクタイ、黒手袋はいい。
だが。
態度でか!
シャーロックの真似ですか? それとも、右京さん?
火村、こういう性格ですか???
違和感!!!
しかも!
「この犯罪は美しくない」
????
火村、そんなこと言っていたか?
全作確認しようかと思ったが、ちょっと待て、スマホを見てみよう。
どうやら、番組スタッフのオリジナルだそうです。
よかった。
火村らしからぬセリフ。
火村は、美しい犯罪を求めてないと思うが。
「人を殺したいと思った」から犯罪学者になり、夜、悪夢にうなされる。
彼は、他人を出し抜こうとする犯罪者を狩る。地に墜す。
犯罪を美しいとは思っていない。
どう見ても、ドラマの火村は、勘違い野郎か、サイコパス
せめて、もう少し大人にしてくれないかな。多少の礼儀は弁えた。
それに、アリスと火村の掛け合い漫才は、もう少し楽しく、さらっとやろうよ。
あと、謎の女刑事?の登場。誰???


それと、火村の下宿。
和風ペンション???
まあ、京都の古い下宿屋がどういうものかは知らないので、正しいのかも知れないけど。
別に、ドラマなんだから、見なけりゃいいんだけどさ。

鍵の掛かった男

久々の有栖川有栖の新作。
作家アリスシリーズ。
というか、最近は、臨床犯罪学者火村英生シリーズ
と言うのかも知れないが、
これは作家アリスシリーズが相応しい。
アリスは、大物作家影浦浪子に依頼され、
自殺とみられる死者の死の経緯を調べ始める。
無論、依頼は臨床犯罪学者火村に対してなのだが、
生憎、入試の時期の為に、准教授である火村は手が離せない。
アリスが調査にあたる。


男は、ホテルのスイートルームの長期滞在者。
身寄りも、友人もない。
金には不自由なく、ボランティア活動に勤しむが、
ことさら他人との関り合いを避けている。
男を知っている誰もが、その人柄を賞美するが、
生立ちも、過去も知らない。
やがて、アリスの調査が進むにしたがって、
ぽつりぽつりと過去が現われて来る。
そして、男の謎が明らかにされ、その死の真相に辿り着く。

五百数ページにわたる探索は、読み応えがあった。
頁が薄いので、本もコンパクトで、持ち易い。
けど、敢えて言うなら。。。


節目にあたる実際の事件が、何となく不自然。
日航機の墜落、神戸の大震災、等。。。
人の半生に当たる期間なので、多岐にわたる所為なのか?
犯人は、当然の帰結のようにも思えるが、
動機がいまいち、理解し難い。
同じく、梨田稔の謎も、
え、そっち?
と思ってしまった。
もっと大掛かりな謎の解明と期待していたので、
肩透かしを喰らった気分。


冒頭で、アリスは家に帰って、PCでメールをチェックしていたのに、
終盤、突如としてスマホが登場する。
調査中、買ったのか?
と突っ込みたくなる。
火村も当然のように、スマホを操作。
だったら、アリスの調査も、もっと捗ったんじゃないと言いたくなるが。。。


このシリーズとのお付き合いも、二十余年。
同世代だった筈の彼らも、遂に子どもの年代となってしまった。。。
(感無量)
当時は、携帯電話も普及していなかった。
PCも同様。
アリスもPCではなく、ワープロを使っていた筈。
今のように、情報は溢れておらず、横文字も氾濫していなかった。

神風特攻隊と自爆テロ

パリ同時多発テロ、KAMIKAZEと報じられていると、産経の記事で見た。
神風特攻隊と自爆テロ、私にも、同じに思える。回天も同じだ。
どちらも、信仰に基づき、聖戦として、自爆する。
何故、そんなことを命じるのだろう。
次の世代を担うべき若者達のはずなのに。
犠牲となった人々のご冥福をお祈り致します。

ゼロの焦点

能登に行こうかと思い、再読。というか、再再読。
新潮文庫版 昭和50年6月15日16刷。
ヤセの断崖の記憶もなく、ポーの「アナベル・リー」も記憶にない。
殺人の動機が納得がいかず、何となく、もやもやとした読了感の記憶しかない。
 
さて、再読してみると。
最初に読んだ時も、既に、遠い過去のことと思ったのだが、更に、過去のこととなっていた。
 
輪島に向かう能登線はすでになし。寝台特急「北陸」も廃止。
能登金剛とは書いてあるが、ヤセの断崖とは書いていない。(同じことか?)
 
ポーの詩についても、どうも納得がいかないので、図書館から、阿部保訳ポー詩集を借りて来た。
新潮文庫版 昭和63年11月10日41刷。
ゼロの焦点」の中の「海沿いの墓場」、「夫の意味」の章に、詩文が記載されている。
ほぼ同じと思われるが、詩は「海中の都市」である。
最後の2行だけが、「アナベル・リー」
何故、繋げたのか??
しかも、別の詩であるという注釈もない。ポーの詩の引用とも書いていない。
禎子の記憶だから、曖昧でいいのか???
「海中の都市」をまるまる引用で、いいと思うが??
 
この世のものとも思われぬ呻吟の中に
都会のだんだんと沈んでいくとき
地獄は、一千の王座から立ち上がり、
この都に敬礼を払え。
 (ポー 海中の都市から 阿部保訳)※漢字と振り仮名を変更
 
wikipediaを見てみたが、理由は不明。
ついでに、カバー裏表紙のあらすじを確認してみたら、確かに、夫の正体が。
古い版にもいいことがある、と。
でも、これが手がかりの一つで、これが判らないと、犯人に辿り着かない。動機も判らない。
ネタばれという程の問題じゃないと思うが。ほかに重要な問題が幾つかもあると思うのだが。。。。
 
見合いでよく知らない男と結婚、新婚早々、夫が失踪。
愛情があったとも思えず。
探しに行かずに、離婚した方がいいのでは、と思ってしまう。
犯人もそれを期待したのかな??
それに、やはり、犯人の動機がよく判らない。
それだけ必死だったのか???
 
 
The City in the Sea   By Edgar Allan Poe
 
LO! Death has reared himself a throne
In a strange city lying alone
Far down within the dim West,
Where the good and the bad and the worst and the best
Have gone to their eternal rest.
There shrines and palaces and towers
(Time-eaten towers that tremble not)
Resemble nothing that is ours.
Around, by lifting winds forgot,
Resignedly beneath the sky
The melancholy waters lie.
 
No rays from the holy heaven come down
On the long night-time of that town;
But light from out the lurid sea
Streams up the turrets silently,
Gleams up the pinnacles far and free:
Up domes, up spires, up kingly halls,
Up fanes, up Babylon-like walls,
Up shadowy long-forgotten bowers
Of sculptured ivy and stone flowers,
Up many and many a marvellous shrine
Whose wreathëd friezes intertwine
The viol, the violet, and the vine.
 
Resignedly beneath the sky
The melancholy waters lie.
So blend the turrets and shadows there
That all seem pendulous in air,
While from a proud tower in the town
Death looks gigantically down.

There open fanes and gaping graves
Yawn level with the luminous waves;
But not the riches there that lie
In each idol’s diamond eye,—
Not the gayly-jewelled dead,
Tempt the waters from their bed;
For no ripples curl, alas,
Along that wilderness of glass;
No swellings tell that winds may be
Upon some far-off happier sea;
No heavings hint that winds have been
On seas less hideously serene!

But lo, a stir is in the air!
The wave—there is a movement there!
As if the towers had thrust aside,
In slightly sinking, the dull tide;
As if their tops had feebly given
A void within the filmy Heaven!
The waves have now a redder glow,
The hours are breathing faint and low;
And when, amid no earthly moans,
Down, down that town shall settle hence,
Hell, rising from a thousand thrones,
Shall do it reverence.

 
ANNABEL LEE.    By Edgar Allan Poe
 
It was many and many a year ago,
In a kingdom by the sea,
That a maiden there lived whom you may know
By the name of Annabel Lee;
And this maiden she lived with no other thought
Than to love and be loved by me.
 
I was a child and she was a child,
In this kingdom by the sea:
But we loved with a love that was more than love;
I and my Annabel Lee;
With a love that the winged seraphs of heaven
Coveted her and me.
 
And this was the reason that, long ago,
In this kingdom by the sea,
A wind blew out of a cloud, chilling
My beautiful Annabel Lee;
So that her highborn kinsman came
And bore her away from me,
To shut her up in a sepulchre
In this kingdom by the sea.
 
The angels, not half so happy in heaven,
Went envying her and me;
Yes! ;that was the reason (as all men know,
In this kingdom by the sea)
That the wind came out of the cloud by night,
Chilling and killing my Annabel Lee.
 
But our love it was stronger by far than the love
Of those who were older than we;
Of many far wiser than we;
And neither the angels in heaven above,
Nor the demons down under the sea,
Can ever dissever my soul from the soul
Of the beautiful Annabel Lee:
 
For the moon never beams, without bringing me dreams
Of the beautiful Annabel Lee;
And the stars never rise, but I feel the bright eyes
Of the beautiful Annabel Lee;
And so, all the night-tide, I lie down by the side
Of my darling; my darling; my life and my bride,
In the sepulchre there by the sea,
In her tomb by the sounding sea.