日本橋

「じいちゃんとねこ」展を観に、日本橋三越に行く。

岩合さんのトークショウもあるので、頑張って、開店前に入口に並ぶ。

とりあえず、会場に入って、一周する。

ねこ歩きの映像もいいけど、スティール写真もとてもいい。

再入場できるそうなので、一度会場から出て、クリアファイルなどを購入する。

 

トークショウは11時からなので、二十分程前から会場付近に行ってみる。

すでに何人もの人が待っている・・・・

だいぶ後ろの方になってしまった(ノД`)・゜・。

 

トークショウは、猫のオーディションの話など、15分間。

ドキュメンタリーは何時間も待つけど、映画は役者猫が演技する?そうだ。

全画面、猫が映っている、らしい(笑)

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ついでに、日本橋三越のライオン像を写真に撮る。

ネコ科である。

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建物を一周してみたのだが、警備の人に不審そうに見られる。

何か事件を起こそうとして下見してるわけじゃないよ~

と、心の中でつぶやく。

 

日本橋界隈を散策しようとしたのだが、強風が吹きつけていて、とても寒い。

諦める。

 

さて、日本橋を渡るのは多分初めてなので。

こちらも獅子像。

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昼食は、やぶ久の鴨せいろ¥1650。

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旨かったのだが、ちょうど昼食時で、ゆっくりできなかった。残念。

 

消防出初式

日産スタジアムの駐車場で、港北区の消防出初式が開催される。

10時からなのだが、到着したのは11時過ぎ。

残念ながら、梯子乗りには間に合わなかった。

救助と消火の訓練と一斉放水を見る。

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一斉放水すると、虹がかかる。

後ろのスタジアムで高さが解るので、迫力あり。

 

その後、消防車両の展示。

こどもは運転席に乗せて貰える。

・・・大人は駄目だろうなあ(*ノωノ)

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川崎大師

今年は残念ながら、雲が多くて、初日の出を拝めなかった。

その代り、という訳ではないのだが、川崎大師に初詣に行く。

川崎大師を詣でるのは、実に半世紀ぶり、幼少のころ、祖父に連れられて、行ったきりである。

くず餅と達磨を買ってもらいたくて、ついて行ったのだった。

初詣自体、滅多にしない。

過去、数えるほどしか行ったことがない。

だいたい、人が大勢いるところは苦手なので、避けてしまう。

 

今回は、鶴見線に乗ってみよう、と思ったから。

ついでなので、川崎大師にも行く。

 

東神奈川駅で降りて、京浜急行線の仲木戸駅に行く。

昔と違って、高架の歩道ができていた。

仲木戸駅から快速エアポートに乗車して、京急川崎駅へ。

京急川崎駅大師線に乗り換えて、終点の小島新田駅へ。

京急には一日乗車券がないようなので、suicaで改札を出る。

どこといって行く当てもないので、貨物線を眺めて、陸橋を渡ってみる。

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直ぐに引き返し、再び大師線に乗って、川崎大師駅へ。

 

参道は覚悟していたほどではないが、混んでいる。

通路は片側通行になっていて、道の両脇には屋台が並んでいる。

横目で見ながら、人波をかきわけるようにして先に進む。

正門の前で、さすがに混み合い、川崎市警が交通整理をしている。

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暫らく待機したのち、正門をくぐり、本堂でお参りをする。

いろいろ併設のお堂などがあるのだが、人が多いので、ここで引き返す。

 

門前の店も、どこも人だかり。

参道を大分戻ってから、住吉屋総本店に入る。

月見そばの久寿餅セット¥850を注文する。

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黒蜜と黄な粉は、ソース入れのような容器に入っていて、好みの量をかけられる。

店内でも久寿餅を買えるようなのだが、隣りの工場直販でひと箱¥750を購入する。

 

大師線で、川崎大師駅から京浜川崎駅へ。

浜川崎駅から各駅停車に乗って、神奈川駅で降りる。

少し離れているが、横浜中央卸売場まで行ってみる。

もちろん、本日は休場している。

みなとみらいまで散策してみる。

 

橋を渡る時に、ちょうどシーバスが通る。

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南極北極科学館・多摩モノレール

パス旅最終日。

この日を最終日にしたのは、目的地の「南極・北極科学館」の休館日が日曜と月曜だから。

立川まで行くのだが、川崎から南武線に乗ることにする。

南武線も乗る機会が少ない。

多分、一度くらいしか乗ったことがないと思う。

 

通勤時間帯を避けて、少し遅めに家を出る。

東神奈川駅から川崎駅に出て、南武線に乗り換える。

昔乗った時の記憶とは違って、沿線にはマンションが立ち並んでいる。

立川駅には7分延着で到着する。

 

バスに乗り継ぐつもりだったのだが、間に合わないかも知れないので、モノレールに変更する。

立川北駅に行き、多摩モノレールの一日乗車券¥870を購入する。

まずは、隣駅の高松駅で下車する。

 

目的地までは徒歩10分。

同じバンダナをつけた中高年の一団が同じ道を歩いて行く。

彼等はガイドを予約していたらしい。

紛れてしまってもよさそうな気がしたが、一応、トイレなどを済ませて、遅れて入場する。

ここは入場料無料。

入るとすぐに、床一面の南極の地図が目に入る。

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たけし(宗谷に乗って南極に行った猫)の貴重映像を観る。

宗谷に猫のぬいぐるみが置いてあって、「なんで、ぬいぐるみ?」と疑問に思い、説明を読んでいた。

何となく、旧知の人物(猫だけど)と会った気がして、実物をじっくり見る。

といっても、数分しか映像はない。

展示されたパネルを読みながら進んでいくのだが、つい、よそ見をしてしまう。

 

トイレと風呂シリーズ、南極編

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基地の建物も展示されている。

一昔前の子供部屋のようだが、割と快適そうに見える。

ミサワホーム提供、と、大きな(笑)プレートがかがけてある。

 

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雪上車は、思ったよりも、ぼろくて鉄板が薄い。

引退後に展示、なのだから、ぼろくなってしまったのだろう。

しかし、これじゃ、さぞ、寒かったろう、と思う。

内部には、寝棚とコンロも設置されている。

かなり辛い生活を強いられそうだ。

 

オーロラシアターもあって、繰り返し上映されている。

ドーム型の屋根に映るので、実物を見ている気分になる。

椅子に座れるし、一休みするには、ちょうどいい。

しかし。

気象、地質、動物、などなど、展示品の分野が広すぎる。

隕石もあるし、南極だけでなく北極の展示もある。

じっくり眺めようと思っていたのだが。。。。

1時間程で、私のちっぽけな脳が疲弊してしまった。

とりあえず、雪上車を観られたので、満足とする。

ショップでグッズを少し購入する。

クリアファイル3枚組¥1160、Tシャツ¥3000。

 

ここは「立川芸術プラザ」というところで、同じ建物内に、分野の異なった研究所が併存している。

極地研究所・国文学研究資料館統計数理研究所で、一般人も利用可能なようなのだが、利用方法はよく判らなかった。

丁度お昼時だったので、エントランスホールに、弁当屋がいくつも出店していた。

松やのチキンカレー¥450を購入して、食べる。

 

折角なので、国文学研究資料館の展示(一般公開・無料)を眺める。

「祈りと救いの中世」という展示だったが。。。

文字は全く読めないし、幽霊の類は苦手である。

猫に小判、豚に真珠状態なので、早々に立ち去る(;^_^A

 

多摩モノレール高松駅まで戻ると、駅の下に、レンタル自転車があったΣ(・ω・ノ)ノ!

行きに気付かなかったのは、残念なことであった(*ノωノ)

 

さて、多摩モノレールに乗車する。

高架を走行するので、ちょっとしたジェットコースター気分を味わえる。

まずは、高松駅から終点の上北台駅に行く。

1日乗車券なので、改札を出ないまま、折り返す。

一番前は進行方向を向いた座席になっていて、運転手になった気分を味わえる。

折角なので、その席を占領して、写真を撮ってみる。

カーブあり、上り下りあり、で、楽しい。

終点の多摩センター駅までは、40分程。

 

多摩センター駅の周辺を少しばかりうろつく。

アミューズメント施設があるようだが、歩いて行く気力もない。

多摩モノレールで、立川駅に戻る。

時刻表を確認すると、あずさ21号に乗れる。

各駅停車で八王子駅に出ようと思っていたのだが、折角なので、あずさに乗車する。

 

15:22 立川駅発 あずさ21号

15:30 八王子駅

 

たった一駅なのだが、やはり特急のシートに座ると、くつろげる。

今度ははまかいじに乗ってみようなどと考えながら、八王子駅横浜線に乗り換える。

新江ノ島水族館・湘南モノレール

パス旅3日目。

新江ノ島水族館に行く。

チケットは事前にdポイントクラブで購入済み。

 

水族館は苦手なのだが。。。

魚は苦手なのだが。。。

しかし。

相模湾の展示は画期的らしいので、見てみたい。

それに、イルカショウがある。

ペンギンの餌やり?も見学できる。

 

JR藤沢駅から小田急江ノ島線に乗り換え、片瀬江ノ島駅で下車する。

小田急には高校時代にお世話になったが、沿線から離れてしまったので、滅多にお目にかからない。

白い車両を見ると、ガムを思い出す。

ロマンスカーは憧れだったが、乗車するなどという贅沢なことはできないまま、随分形状が変わってしまったようだ。

 

それはともかく、イルカショウに間に合うように、水族館に向かう。

入口の手前で、チケットを分割してしまった。

係員に渡そうとして、力が入ってしまったようだ。

「済みません、やぶってしまったのですが」

すぐ近くにいた係員は、こちらの方を見向きもせず、誰かと連絡を取っていた。

チケットをやぶった客のあしらい方を確認していたようだ。

ほんの数メートル手前の出来事だったのに(しかも、私の前には客はいなかった)

残念な応対である。

 

平日の午前中なので、幼稚園児や小学生の団体が多い。

喧しいが、彼等は小柄なので、水槽を見るには然程邪魔にはならない。

しかし、立ち止まるほど時間の余裕がないので、可能な限りまっすぐに、イルカショウスタジアムに向かう。

途中に、ペンギンとアザラシの展示があり、ペンギンの餌やりが始まるところだったので、しばし立ち寄る。

ペンギンは面白いが、ショウが面白いかというと、よく判らない。

隣の水槽でゴマフアザラシが悠々と泳いでいるのを見ている方が楽しい。

 

11:30から、いよいよイルカショウである。

少し前に会場に赴き、真ん中あたりに陣取る。

水槽に近いと、水がかかってしまうことがあるらしい。

まずは、アシカとオットセイ三頭のアトラクション。

次に、イルカ三頭(バンドウイルカ?)と、少し形状の違う小さいクジラ一頭(オキゴンドウ?)が登場する。

久し振り(三十年振り?)に見たので、イルカたちのジャンプに感動する。

イルカに芸をさせることに批判的な意見もあるけれど、もともと遊び好きな性質を持っているようなので、彼らも楽しんでいるのでは、と思うのだが・・・?

 

ショウの後はウミガメを眺める。

小学校の遠足で江ノ島水族館に来た時に、出口でカメを観てほっとした記憶がある。

ので、カメには比較的親近感を持っている。

しかし。。。小笠原で観たカメより、寒そうだ。

 

ここで腹ごしらえ。

ウミガメのたまごドック¥360、カメメロンパン¥260、クラゲプラネットカクテル¥700を購入するが。

お味は、どれもいまいち。

出口付近で食べたクラゲカレー¥700も、旨くない。。。。(-_-;)

 

さて、メインの目的は「しんかい2000

引退後、ここで展示されている。

JAMSTECの一般公開で、しんかい6500の実物を見てはいるのだが、外側だけだった。

ここでは室内も見ることができる。

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さらに、活動内容などの詳しいパネルと共に展示されている。

潜航中、トイレはどうしているのだろう、という疑問には、見学中の小学生が答えてくれた。(※同行の少女に説明していた)

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ここでいったん外に出る。

出口でチケットを出したら、「いらないんですよ」と係りの人がにっこり笑って、手の甲にスタンプを押してくれた。

じっと手の甲を見るが、何も描かれていない。

特殊なライトをあてると、浮かび上がるとのこと。

 

クラゲカレーを食べて、再入場する。

一応、相模湾を再現した水槽を見ておきたい。

午後になったので、高校生なのか、制服を着た団体が大勢いる。

彼等は背が高いので、前にいると、水槽が見えない(-_-;)

人気のない水槽だけを眺めていく。

人が潜水している巨大な水槽には、さすがに感動する。

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蟹とか烏賊とかの写真も撮ってみたのだが...

無気味な宇宙生物が写っているような残念な写真ばかりになってしまった(ノД`)・゜・。

 

水族館の外に出ると、クリスマスツリーのオブジェが飾ってあった。

そういえば、館内にも、クリスマス装飾をした水槽があちこちにあった。

一応、ツリーの周りを一巡する。

水族館の裏手に出ると、すぐに砂浜がある。

江ノ島の海を眺めてから、片瀬江ノ島の駅に戻る。

 

同じ経路で戻るのもつまらないので、江ノ電江ノ島駅に向かう。

江ノ電売店で、江ノ電グッズを購入する。

トートバック¥1000、江ノ電クッキー¥650。

駅前の鳥のオブジェも、サンタクロースの衣装を着こんでいた(*'▽')

 

江ノ電に乗るのはまたの機会にして、湘南モノレールに乗ることにする。

江ノ島駅から大船駅に向かう。

下を見ると、結構高くて、ぞくぞくっ、としてしまうが、意外と楽しい。

大船駅からは根岸線に乗り換える。

ついでに、鶴見駅まで乗車して、鶴見線に乗り換える。

扇町駅まで行って、改札を出てみる。

線路に猫がいる。

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見廻してみると、何匹か猫が住み着いているようだ。

えさをやらないでと立て看板が立ててあった。

本日の旅はここまで。

 

明治記念大磯公園

大磯在住の友人が、明治150年記念公開の無料ガイドツアーに誘ってくれた。

大隈重信邸、旧陸奥宗光邸、旧伊藤博文邸(外観のみ)を見学できる。

2018.10.23~12.24の期間限定で、入園料は無料だが、邸内を見学するには、事前にガイドツアーの申込をする。

自宅から大磯まで往復すると、¥1684かかる。

結構な金額なので、今回はパス旅に含めてみた。

 

明治の歴史にも、建物にも、庭園にも、全く疎いのだが。。。

心配するまでもなく、ガイドさんの説明は興味深く、それなりに楽しめた。

古川電工が所有・使用していたということで、保存状態はよいようだ。

足尾銅山の銅をふんだんに使った、贅沢な調度類(というか金具類)が残されている。

もっとも、昔の造りなので、バリアフリーになっていない。

足腰が不自由になってくると、結構辛いものがある。

 

建物には疎いが、風呂には興味がある。

残念ながら、見学できたのは、陸奥邸の風呂場だけで、トイレは公開されていなかった。

 

陸奥邸の風呂場

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起雲閣ほど豪勢ではないが、タイル貼り。

カランもたくさんあり、シャワーもある。

脱衣所の洗面所がとても素敵だ。

 

滄浪閣は、近年までホテルのバンケットとして使用されていたそうで、修復されていないので、内部には入れず、外から眺めるだけ。

 

ガイドツアー終了後、庭園を見学する前に、腹ごしらえをする。

松濤庵の街道そば¥1400

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庭園を眺め、湘南発祥の碑を眺め、大磯の海も眺めて、友人宅にお邪魔する。

余裕があれば、近郊のJRに乗車しようと思っていたのだが。

結構歩き回ったので、くたびれてしまった。

そのまま家に戻ることにする。

二本松(智恵子の生家・記念館と智恵子の杜公園)

今回のパス旅では、懸案事項となっていた二本松行きを実行するつもりでいた。

目的はもちろん、安達太良山阿武隈川を眺める、である。

できれば、初夏の方がいいのだが、いつまでも懸案にしていても仕方がない。

宿泊を絡めると、実現し損ねそうなので、日帰りで実施する。

 

08:28 東京駅発 なすの253号

10:01 郡山駅

10:08 郡山駅発 東北本線

10:34 安達駅着

 

バスで智恵子の生家まで行きたかったのだが、残念なことに適当な便がない。

やむなく、安達駅から徒歩で行くことにする。

地図アプリによると、距離は1.6km、ゆっくり歩いて30分程である。

 

安達太良山は、郡山駅あたりから見えていたのだが、まだ阿武隈川が見えない。

残念なことに、安達太良山には安達駅に着いた頃から雲がかかり、裾野の方しか見えなくなってしまった。

 

時折自動車とすれ違うが、人も歩いていない。

畑や空き地があり、家々も密集していない。

子どもの頃はこんな風景だったなあ、と思いながら、地図アプリを頼りに歩いて行く。

 

途中で、NHKの防災アプリが、地震を知らせてくる。

割と大きな地震だったようで、どきり、とするが、特に周囲の景色に変わりもない。

気にしないことにする。

 

30分程で、「八軒」という停留所に辿り着く。

まずはバスの時刻を確認しておく。

11:00のバスを先刻見掛けており、次は、12:50。

その次は、14:35なので、12:50のバスに乗り損ねると、再び徒歩で、安達駅まで戻ることになる。 

 

智恵子の生家は、大きな案内標識が立っていて、さすがに、迷うこともなく見つかった。

入館料¥410。

併設の「智恵子記念館」にも入場できる。

造り酒屋だった長沼家が再現されているらしい。

光太郎の詩からは、二人が貧しい生活を送っていたように感じられるのだが、光太郎も智恵子も、金持ちのぼんぼんやお嬢だったようだ。

生家の庭から、「智恵子記念館」に続いている。

こちらには、切り絵が展示されている。

思ったよりも展示作品は少なかった。

季節で展示品を入れ替えているのかも知れない。

切り絵の絵葉書とハンカチを購入する。

 

さて、ここから「智恵子の杜公園」の先にある展望台に向かう。

案内図を確認すると、徒歩で20分はかかるようだ。

いきなり急斜面の階段があって、暫し躊躇する。

もう一度、案内図と地図アプリを確認する。

通りすがりの人に、「遊歩道はこちらですか?」と尋ねてみる。

親切なその人は、ここを登る方が見どころがいろいろある、と教えてくれた。

・・・・

仕方がない。

折角、ここまでやって来たのだから。

という訳で、急な階段を登る。

 

登ると、小さな神社(稲荷八幡神社)がある。

これで難所は過ぎたかと考え、一応、拝礼だけして、奥に進む。

公園として整備されているようで、緩やかなコンクリート造りの階段がある。

上から、祖父と幼い孫という風な二人連れが降りて来る。

幼児が歩いているのだから、残りの道のりは楽なのだろうと勝手に思い込み、

「展望台は、この先ですか?」

と気楽に尋ねてみる。

「まだまだずっと先」と、気の毒そうに、この先の道筋を教えてくれる。

意外な答えに茫然とするも、気を取り直し、階段を登って、彫刻のある公園に辿り着く。

この先に展望台があるのだろうと、先を急ぐ。

Σ(・ω・ノ)ノ!

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急な降りと登りが、目前に!!!

心が折れそうになったが、ここで挫けては、何の為にここまで来たのか判らない。

自分を励まし、降って、登る。

汗だくになって、「鞍掛石舊跡の碑」とやらに辿り着く。

ここから見えるのが、多分、阿武隈川

川の流れの全容は見えず、白く光る川筋が少しだけ見える。

 

樹下の二人は、安達太良山阿武隈川を同時に見ていたのではない、と思うのだが、展望台からは同時に見えるらしい。

ので、展望台を目指してきたのだが・・・

安達太良山には雲がかかり、展望台に辿り着いても、多分見えない。

それに!!

もう一度降って、登らないと、展望台には辿り着けないことが判明した。

いや、もう、これでいいや。

安達太良山はもう見たし、阿武隈川らしき川も見たし。

さらに、バスの時間まであと三十分になってしまっている。

このバスを逃すと、1時間半以上待たねばならない。

車道を降って、バス停まで戻ることにする。

 

一応、空を見上げて、智恵子の青い空を眺める。

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バス停までは降りなので、二十分足らずで辿り着く。

乗り損なわないように、時刻前からバスを待つ。

が、定刻になっても、バスが来ない。

待っていると、寒い。

タイツを履き、セーターとダウンを着てきたが、それでも寒い。

日当たりのいいところに移動しようかと考えていると、漸くバスが見えてきた。

 

二本松駅までは、バスで十分程で、二本松駅入口で下車する。

乗車賃は¥290。(福島バス)

東北本線に乗る前に、まずは、腹ごしらえをしようと思う。

数件の飲食店が目に入ったが、駅前の定食屋で、担々麺¥720を注文する。

あまりに寒かったので、ウィスキーの水割りS¥420も追加する。

この後は、山形新幹線に乗って、蕎麦を食べに行こうと考えていた。

 

14:02 二本松駅発 東北本線

14:25 福島駅着

14:35 福島駅発 つばさ139号

15:50 山形駅

 

しかし、山形新幹線の座席で、牛めしの駅弁が買えるというチラシを見てしまった。

日頃しないような運動をしたうえに、寒かった。

と、なれば、蕎麦よりも牛めしに軍配が上がる。

とりあえず、車内販売で、りんごのパウンドケーキとコーヒーのセット¥500を購入して、おやつにする。

 

山形駅に到着し、まずはNEWDAYSで、ポケットティッシュなどを購入する。

ついでに、出羽桜も購入。

改札を出て、みどりの窓口で指定券を入手し、エスパルで弁当などを物色してみる。

ここで入手した「さくらんぼのふるふる」というゼリーは、さくらんぼ(くき付き)がたくさん入っていて、とても美味だった。

さて、「牛肉どまん中」は食べたことがあるので、違う駅弁にしようと思う。

改札の手前の弁当売りで、「山形特選牛めし」¥1200を購入する。

 

つばさに乗り込むと、車内販売が牛肉どまん中の注文を取って廻っていた。

受注方式らしい。

駅弁は入手済みなので、高清水¥320とアイスクリーム(キャラメルヘーゼルナッツプラリネ)¥350を購入する。

 

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この山形特選牛めしには、さくらんぼの酢漬け、モリアザミとしめじの醤油煮などが入っていて、とても楽しい。

もちろん、美味しいので、とても満足した。

 

 

17:50 山形駅発 つばさ154号

19:48 東京駅着

 

家に帰り着くのが少々遅くなったが、珍しく土曜日に出掛けたので、通勤ラッシュには遭わないで済んだ。

平日どのくらい混んでいるのかは不明だが、なすのもつばさも空いていたように思う。