群れるチーター その後

ワイルドライフ(2021.1.4・再放送1.11)「アフリカ大サバンナ 最新報告!群れを作った5頭のチーター」

5頭の群れのチーターのその後を記録していた。

前回は2017年、今回は2020年9月。

ケニアのマサイマラを再訪すると、なんと!

5頭の群れは健在だったΣ(・ω・ノ)ノ!

2016年から観察しているのは、マラメルーチータープロジェクトのチェリシェバ博士。

3年の間には、チーターたちにもドラマがあったようだ。

 

前半は前回のおさらい。

何故、チーターが群れを作るのか。

①狩りの為

②天敵ライオンに対抗する為

群れの最下位でお荷物っぽかったチャーリーの成長を見せて、前回は終了していた。

 

さて、後半の最新の映像記録。

なんと!

リーダーが交代していた!!

元リーダーのオルパダン、暴力(猫パンチ)で、恐怖政治(笑)をしいていた。

しかし、それに対抗して、2頭が反逆(笑)する。

オルパダンは負傷して、人手によって治療されるが、リーダーの座から転落した。

 

クーデター(笑)によってリーダーの座に就いたウィンダ。

穏健派で人徳者のようだ(笑)。

負傷してお荷物になったオルパダンを見捨てない。

諍いには仲裁に入る。

どこぞの大国のリーダーたちにも見せたいくらいだ。

 

一方、前回チャーリーと名付けられていたお荷物くん。

名前はオルニョク、努力家という意味だそうだ。

成長著しく、冒頭の狩りで、見事に獲物を仕留める。

 

どうやら5頭は役割分担をしたうえ、結束を強めたようだ。

足を負傷したオルパダンも、狩りには参加できなくても、警戒、という役目がある。

しかも、オルパダンが迷子になると、オルニョクが迎えに行く。

オルパダンは時々苛立って攻撃的になるが、ウィンダが仲裁に入る。

オルパダンが失敗しても、ウィンダは決して暴力?は振るわない。

 

この五頭の結束の要因は、何なのか?

DNA検査(まだ検査中)で、オルパダンには血縁関係がないことが判明した。

ほかの4頭は血縁があるようだ。

ウィンダを含む元中堅の3頭は兄弟っぽい。

3頭ひとまとめで扱われていたから、そう感じるだけかもしれないが。

 

さて、繁殖期を迎えたら、自然消滅するかと思われていた5頭の群れ。

意外なことに、解決策を見出していた。

どうやら、縄張りを共有する雌の中から、それぞれパートナーを見出したらしい。

 

中堅のレボーは、ミヤレという雌と数日を過ごす。

残念ながら、雌ライオンの接近で、ミヤレに逃げられてしまう。

オルニョクも、こっそり?秘密のデートをしたようだ。

勿論、最初から秩序だっていたわけではない。

2017年には5頭が1頭の雌に群がっていた。(雌は呆れて?逃げ出した)

その後、どういう折り合いをつけたのかは不明なのだが、1頭ずつでパートナーを見つけることにしたようだ。

う~ん。

チーターにそんな智慧があるとは思いもよらなかった。

これも、人徳あるウィンダの影響なのか???

 

この最新映像では、別の2頭の兄弟が、単独の雄に、協調を迫っていた。

映像では失敗していたが、ほかの数頭にも同様のアプローチをしていたらしい。

チーターは、生き残りのために、群れることを選択するのか??

とても興味深い。

ウィンダの群れのようにマウンティングを必要としない群れになるのか?

ヒトも見習うべきなのかも。

 

さて、ラストシーン。

負傷の為、まともに走れなかったオルパダンが、ヌーの狩りで先陣を切る。

見事に追いつき、最後はほかの4頭が襲い掛かり、仕留める。

5頭健在、群れは繁栄していきそうだ。

水戸線~両毛線~上野東京ライン

大人の休日倶楽部パスの旅、2日目。

今日は珍しく、普通列車に乗る旅、にしてみた。

昨日、小山駅水戸線の案内をしていたので、水戸から小山に行ってみるつもり。

まずは、湯本駅から水戸駅に行く。

特急の指定は昨日のうちにとっておいた。

 

湯本の駅待合所の2階に、湯本美食ホテルという売店がある。

ホテルと名が付いているが、宿泊施設ではない。

土産物と駅弁、フレッシュジュースなどを販売している。

一昨年食べたウニ貝焼き弁当は旨かった。

今回は、迷った末に、小名浜ウニピラフ¥1380にした。

ついでに、ももれーど(¥700)4本も購入する。

 

湯本駅の下りホームには足湯もある。

電車の待ち時間をつぶすにはちょうど良さそうなのだが。。。

靴と靴下の着脱が面倒だし、乗るのは上りなので、残念ながら、利用は見合わせた。

 

湯本駅10:23発の常磐線特急ひたちに乗車する。

この特急も乗り心地はいいのだが、コンセントが見つからなかった。

まだ朝なので、充電するほど減ってはいないので、探すのは諦める。

wifiの設定をしようとするが、出来なかったので、これも諦める。

 

11:26、水戸駅に到着。

ここで常磐線に乗り換えるが、NAVITIMEの指示によると、12:00発の列車を推奨しているので、35分程時間がある。

 

一応、水戸駅の改札を出てみる。

エクセルという駅ビルで、無料wifiがあるのだが、これも繋げられなかった。

セキュリティの問題なのかも知れないが、よく判らないので、これも諦める。

いろいろ便利になったが、年寄りにはついていけない。

駅改札前の通路で、野菜の販売をしていたので、乾燥芋2袋と1パック(合計¥1398)を購入する。

 

水戸駅発12:00の常磐線に乗車する。

12:14、友部駅に到着。

水戸線に乗り換える。

 

友部駅発12:19の水戸線に乗車。

友部駅から小山駅までは、15駅、1時間1分。

それ程混んでいないので、ボックスシートを独り占めする。

そろそろ空腹になってきたので、ウニピラフを広げる。

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ウニはこんもり盛ってあり、ホタテも結構のっている。

バランの陰には、小さいながらもトコブシが三切れ。

味噌ものっていて、酒を買えばよかった、と後悔する。

ウニもホタテもトコブシも味噌も、酒のつまみにいい。

 

さて、水戸線は、どこまでも平らに見える平地を走って行く。

左手には筑波山も見えているのだが、山は横手にあるだけで、平地が続く。

常磐線はトンネルが多い、という印象があったので、意外に思う。

実は、関東平野が広がっているのだった。

 

13:20、小山駅に到着する。

高崎に向かうつもりなのだが、NAVITIMEに伺いを立てると、新幹線で大宮まで戻る方が早いという。

変だなあと思いつつ、新幹線のホームに向かう。

と、新幹線の改札の向こうに両毛線のホームがある。

高崎行きは14:02発である。

少々時間がかかるが、どうせなら、両毛線も乗ってみることにする。

 

新幹線のホームでは、docomowifiに接続可能だった。

とりあえず、保留していたアプリのアップデートを済ませる。

新幹線には乗らないので、トイレなどを済ませて、改札から出る。

 

駅構内のNewDaysで、ティッシュペーパー¥105、ホット伊右衛門¥151を購入する。

水はマグで持参しているのだが、普通列車はやはり、寒い。

暖かい飲み物が欲しくなってくる。

 

小山駅14:02発の両毛線に乗車する。

両毛線上越線高崎駅まで直通で、小山駅高崎駅間に21駅、1時間45分。

ボックスシートはなく、ロングシートである。

昼間なのであまり混んではいないが、割と乗り降りする人が多い。

 

やはり、平地を走って行く。

所々に山が見えるが、行く手を阻むほどではない。

沿線に古墳などもあるようだ。

あしかがフラワーパーク駅から、フラワーパークを眺めた。

冬枯れしていて寒そうだった。

 

台風19号の影響で、永野川が氾濫し、鉄橋が崩落した。

復旧工事が終了し、11月11日に両毛線全線が開通したばかりだった。

 

群馬県に入ると、気の所為か、登りになったようだ。

渡良瀬川が見えたり、利根川を渡ったりする。

そのうちに、山岳が見えてくる。

いつのまにか、周囲は山々に囲まれていた。

 

15:47、高崎駅に到着する。

ついでなので、上野東京ラインに乗ってみる。

昨今は、東海道線ではなく、上野東京ラインになってしまっていて、終着駅が東京ではなくなっている。

慣れない頃は、間違ったと思って、時刻表を見直したりしていた。

この機会に、どこを走っているのか、確かめてみることにした。

 

高崎駅発15:55の国府津行き(上野東京ライン)に乗車する。

横浜駅まで28駅、2時間22分である。

乗ってから後悔したが、仕方がない。

群馬県から始まって、埼玉県を縦断し、東京都内を経て、神奈川県に至る。

 

35年程前に、仕事で何度か京浜東北線に乗った。

関内から大宮や浦和に使いに行く為だったのだが、上越線東海道線を利用しても、当時は、5分程度しか短縮できなかった。

(東京駅で乗り換えるのに時間がかかり、横浜駅根岸線に乗り換える為)

無駄に駆けずり回ったのを、上司に笑われた。

結局は、1時間半程京浜東北線に揺られている方が早いのだった。

当時の記憶は・・・

と思い出そうとしたが、景色はすっかり変わってしまっていた。

スマホも携帯もない時代だった。

ウォークマンで、カセットテープを聞いていた。

磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)

今から2年程前に、磐越東線に乗る計画を立てていた。

しかし、天気予報では、寒波の到来を告げていた。

寒いのは嫌だと思い、経路を変更した。

今年は暖冬ということなので、積年の懸念を払拭することにした。

 

磐越東線は、一日に5便しかない。

郡山駅からは、05:30、08:00、13:17、15:12、19:42。

前泊すればともかく、早朝の5時半発はもとより朝の8時発でも、とてもではないが間に合わない。

昼過ぎの13:17発に乗ることにする。

これなら、ラッシュアワー時に混んだ電車に乗って東京駅に向かう必要もない。

新幹線もなすのに乗車して、ゆっくりと移動できる。

 

22日、朝9時過ぎに家を出る。

上野東京ラインで、東京駅まで移動する。

大人の休日倶楽部パスの旅なので、なすのの指定を取る。

空いていると思っていたのだが、窓側の席は満席になっていた。

3列並びの通路側を指定する。

さすがに、真ん中の席まで埋まるほどには混んでいないようだ。

 

発車時刻までまだ余裕があるので、駅弁を物色する。

大船軒のサンドイッチもいいし、しらす弁当もいい。

チキン弁当も捨てがたい。

と、迷って、結局、東北新幹線のホームで、深川めし¥950を購入した。

缶ビール¥270とおつまみセット¥409を、NewDaysで購入する。

休日パスの提示で、10%割引になる。

 

11:08、東京駅発なすの257号に乗車する。

景色を眺めながら、といきたいところだが、通路側なので、あまり周囲を眺め廻す訳にもいかない。

缶ビールを開けて、深川めしを広げる。

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穴子の煮たのが二切れ入っている。

生姜の利いた浅利の炊き込みご飯も旨い。

完食してしまったが、年寄りには、少々飯の量が多かった。

 

宇都宮駅を過ぎると、乗客がぐっと減った。

窓側の席も空いたのだが、移動しなくても、景色が見える。

東北新幹線内は、充電もできるし、JReastのwifiが使える。

トイレも便座が暖かく、洗浄機までついている。

座席もゆったりしていて、快適である。

 

小山駅に停車した時に、水戸から小山まで水戸線が通っている、と気付いた。

実は、鉄道マニアではないので、時刻表も路線図もほとんど見ることがない。

方向音痴なので、地図も苦手だ。

ガイドブックも、観光後に見れば理解できる、という程度で、事前に見てもあまり頭に入らない。

スマホの地図アプリのおかげで、一人でうろうろできるようになったが(笑)

 

12:48 郡山駅に到着。

乗換時間は30分弱。

腹はまだ空いていないが、磐越東線普通列車なので、一応、飲料などを準備しておきたい。

NewDaysで、ペットボトルのコーヒー¥139.、生チョコクリームパン¥198、会津夢チーズまんじゅう¥615を購入する。

福豆屋を覗いて、海苔のりべん¥1000も購入する。

 

磐越東線のホームに移動して、列車に乗り込む。

乗車して暫くしてから気付いたのだが、電車ではなく、ディーゼルだった。

鉄分希薄なので、こういったことは、実はどうでもいい。

車両にも全く興味がなく、関心があるのは、座席の座り心地くらい(笑)

 

さて、列車は2両編成で、それなりに乗客が座っている。

ボックス席に座ると、向かいの人と膝を突き合わせた状態になり、かなり窮屈だ。

勿論、リクライニングなど無く、背を直立した状態で座っていなくてはならない。

昔日の東海道線も、こうだった。

太ってなければ、これでも苦はないのだろうけれど、メタボには辛い。

 

13:17に郡山駅を出発する。

磐越東線郡山駅からいわき駅間には15駅あり、1時間35分程である。

別名、ゆうゆうあぶくまライン、というそうだ。

確かに、暫くして、阿武隈川を渡った。

地図を眺めていると、沿線には、あぶくま洞もあるようだ。

 

しかし、郡山駅を出て間もなく、眠ってしまった。

居眠りをしている間に、乗客は減っていた。

目を覚ましたら、ボックス席を独り占め、の状態になっていた。

これで、幾分、快適さが増した。

 

窓の外に、川が流れているのが見えてくる。

列車はこの川に沿って、走行しているようだ。

地図アプリを見ると、夏井川とある。

調べてみると、夏井川渓谷、というらしい。

今は冬なので、冬枯れの寂しい景色だが、初夏には新緑、秋には紅葉に彩られるのだろう。

夏は川遊びもよさそうだ。

この景観なら、ゆうゆうあぶくまライン、と、別名がつくだけのことはある。

と思ったが、夏井川渓谷なのに、あぶくま??

阿武隈川沿いも走行していたのかも知れないが、眠っていて、気付かなかっただけなのか??

疑問を感じているうちに、いわき駅が近付いてきた。

 

15:07、いわき駅に到着。

ここから常磐線の上り方面は、一時間に数本はあるので、それ程気にしなくてもいい。

常磐線の下り方面は3月に復旧するようなので、その後に乗車するつもりでいる。

 

ところで、郡山駅で買った駅弁をまだ食べていなかった。

まだ空腹を感じていない。

やむを得ず、本日の宿まで持参することにした。

持ち込みするつもりではなかったのだが、仕方がない。

 

さて、宿で広げた駅弁。

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海苔弁、かと思っていたが、海苔のりべんが、正しい名称だった。

海苔の下には鰹節が塗してあり、しかも、海苔は二重になっている。

なるほど、海苔のりべん、なのだ。

しゃけ?の切り身と、卵焼き、煮物と牛蒡の漬物が添えられている。

旨い。

けれども、やはり、ご飯を食べ過ぎてしまった。

ねこめーわく しましまだったり、クロフだったり。。。

ねこめーわくシリーズ(竹本泉)との付き合いも長い。

作者のあとがきによると、最初の作品が掲載されたのは、1991年アップルファンタジーNO1となっている。

これは読んだ記憶がない。

多分、1993年頃のアップルミステリーに掲載されたのを読んでいたようだ。

特に印象には残っていない。

猫の惑星、ということで、猫好きとしては許容範囲だった、という程度。

 

その後も、何故か何度か見かけていた。

当時、読んでいた雑誌に、よく掲載されていた。

その頃は、煌星如シリーズを追いかけていた気がする。

掲載誌が変わったり、休刊になったり。

この頃、眠れぬ夜の奇妙な話も購読するようになっていた。

詳細はよく思い出せないが、つまりは、意図せず、ねこめーわくと出会っていたようなのだ。

雑誌掲載時は、特に気に止めてはいなかったが、猫の話なので、目は通していた。

そのうち、年を取った所為か、雑誌の掲載作品の感覚についていけなくなった。

気に入った作品だけを読む為に、暫くは購入を続けていたが、さすがに、1~2作品だけしか読まないのに、買い続けるのは無駄、と思うようになった。

 

その後、引っ越しやら何やらで、紙の書籍やコミックス類はほとんど処分した。

書籍類は買わなくなったが、暫くして登場した電子書籍を利用するようになった。

 

ある日、garapagosで、ねこめーわくの新刊が出ているという記事が目に入った。

ええっ、これって、まだ連載していたの~Σ(・ω・ノ)ノ!

 

という訳で?、猫だし?、購入してみた。

読んでみたら、とても気に入った。

ので、暫く、繰り返し読んでいた。

繰り返し読んでも、記憶力が減退した所為なのか、毎回、何かしら新しい発見がある。

 

さて、シリーズ第2作。

ねこめーわく ふたたび ~冬きたりなば~

この話の後半は、クロフが主役?のミステリータッチになっている?

疑問符付きだが(笑)

毎朝、クロフが目覚めると、家の外で寝ている。

しかも、雪の中には、二組の足跡が・・・

 

この場面を、長らく疑問も持たずに、繰り返し読んでいた。

が。

岩合さんの猫歩きminiを見ていたら。。。

猫は、前足の跡を後足で踏んで歩く。

つまり、一組しか、足跡がない!!!

 

雪の中や、砂の上の猫たちは、確かに、前足の跡を後足で踏んでいる。

足跡は、一組しかできないのである。

 

因みに、ヒョウがそうやって歩くのは知っていた。

アニマルプラネットのbig cat diaryに足跡を確認する場面があった。

しかし、ネコもそうだったとは、知らなんだ(*ノωノ)

 

もう一つ因みに。

岩合さんの猫歩きシリーズ、実は、miniの方が気に入っている。

勿論、一時間番組の地域別シリーズも好きだし、それぞれ個性あるナレーションも面白い。

でも、このminiシリーズは、15分番組なので、気楽に観られる。

落ち着いた感じのナレーションもとてもいい。

ネコ識コーナーも面白い。

  

という訳で、クロフの足跡は、二組の筈がないのである。

ネコならば。

しかし。

直立歩行ネコ、なのだ。

普通の原ネコと同じ歩き方はできなくなっているのかも知れない(笑)

或いは、クロフが太り過ぎて、前足の跡を踏めなかったか(笑)

または、衣服(パジャマだけど)が邪魔で、二組になってしまったか(笑)

 

ただの作者の勘違いかも知れないが(笑)

でも、このシリーズで、実は、ネコは普段爪先立ちしていると、学んだのだった。

ネコの後足の踵があんなところにあったとは、知らなかった。

長年、ネコを飼っていたというのに。

 

ついでに。

このシリーズが気に入って、新刊がでるのを待ちわびるようになった。

しかし、なかなかでない。

仕方がないので、作者のほかの作品もいろいろと購入した。

気に入ったシリーズもあるし、然程好きではないものもある。

なによりも、あとがきが面白い。

作者自らが、あとがき作家と称しているくらいだ(笑)

犬吠埼

銚子電鉄に乗って、犬吠埼灯台を見ようと、思っていたのだが。

意外と、遠い。

東京駅から「しおさい」に乗ろうとすると、10:43発しかない。

その前の特急は7時台なので、間に合いそうにもないので、選択肢はないに等しい。

家をゆっくり出られるのはいいのだが、犬吠埼を往復するくらいしか余裕がない。

 

10:43 東京駅発しおさい3号

12:30 銚子駅

13:05 銚子駅発 銚子電鉄

13:24 外川駅

13:33 外川駅

13:36 犬吠駅

14:29 犬吠駅

14:45 銚子駅

14:58 銚子駅発 JR総武線

16:15 佐倉駅発 JR総武線快速

17:57 横浜駅

 

家を8時半頃に出る。

横浜駅から横須賀線に乗る方が便利なのだが、「しおさい」には車内販売がない。

東京駅で飲み物などを買う為に、東海道線に乗る。

9時半頃過ぎに到着したので、一時間近く時間がある。

まずは、駅弁屋祭の店内を一周する。

弁当は銚子で買うことにして、店を出る。

 

折角時間に余裕があるので、喫煙所に行こうと、案内所で聞いてみる。

新幹線のホームにはあるが、駅構内にはない、とのこと。

休日パスなので、改札は自由に出入りできる。

丸の内側の改札を出て、右の奥にあると教えて貰った。

 

言われた通り、改札口を出る。

右に歩いていく。

結構歩く。

道を間違ったかなと思い始める頃、前方に発見。

時間に余裕があるとはいえ、かなりの時間つぶしになった。

 

さて、駅構内に戻って、総武線のホームに降って行く。

ここのエスカレータが長い。

降り切るまでに、十分くらいかかっているように感じる。

途中のNewDaysに寄る。

サッポロ黒ラベルとつまみを少々、ウェットティッシュを購入する。

(ルヴァンチェダーチーズ¥108、おつまみセレクション¥408、ピリ辛チーズちくわ¥184)

 

10:43、東京駅発しおさい3号

自由席でも座れそうなのだが、今回は最寄り駅で指定席を取っておいた。

定刻に発車。

早速、缶ビールを開けて、つまみを食べる。

 

12時半頃、銚子駅に到着。

(少し延着したと思うが、記憶が定かではない。

30分程待ち時間があるので、改札を出てみる。

駅は木製で、まだ新しい。

駅ピアノもある。

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駅弁を購入しようと思っていたのだが、ビールを飲みながらつまみを食べたので、あまり食欲がない。

駅の外は眺めただけで、駅舎内に戻る。

観光案内所に寄ってみる。

銚子電鉄の一日乗車券を購入したかったのだが、車内で販売しているとのこと。

時刻表(A4用紙一枚)を貰って、銚子電鉄セット¥640を購入する。

 

JRの改札を通り、階段を昇って降りて、ホームの先端に行く。

先の方が銚子電鉄のホームになっている。

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改札などはないので、車内で車掌さんから切符を購入する仕組みになっている。

一日乗車券は「弧廻手形」という名称で、¥700。

入場割引券などのサービス券もついている。

(残念ながら今回は活用する時間がない)

 

2両の車両は古い。

車内は、ぬいぐるみなどで飾り付けてある。

・・・

こんな風なのを、どっかで見たなあ。

あ、追浜駅から乗った臨海バス。

さすがに、銚子電鉄の方が年季が入っている。

 

13時5分、銚子駅を発車。

車内アナウンスで、付近の観光案内などが入る。

 

13時25分頃、外川駅に到着。

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一応、終点まで乗ってみた。

近くに温泉があるらしいが、今回は時間がないので、寄るのは見合わせた。

折角なので、駅の売店で、ぬれ煎餅を購入する。

赤はねだし¥600、ぬれ煎餅ごま味¥500。

 

13時33分、外川駅を乗ってきた車両で折り返す。

13時36分、犬吠駅に到着。

ここから、徒歩で、犬吠埼灯台を目指す。

ほぼ一本道を、20分程かけて、歩いて行くと、灯台に辿り着いた。

 

犬吠埼灯台資料展示室は、改装中で休館だった。

灯台は年中無休で見学できるようなのだが、入口が閉まっていたので、周囲を一周する。

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灯台のレンズの辺りで作業をしている人の姿が見える。

多分、海上保安庁の職員。

灯台入口の看板で、うみまる君が出迎えてくれていた。

何となく灯台気象庁の管轄のような気がしていたが、海上保安庁のようだ。

考えてみれば、海上の航行の為なのだから、海上保安庁の方が妥当な気もする。

 

灯台灯台周辺の海は、確かに絶景。

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冬なのに、週末だからなのか、近くの公園には家族連れが訪れている。

駐車場には自動車やバイクが出入りしていて、何となく騒がしい。

 

土産物屋や飲食店が数軒立ち並んでいる。

鮑料理にも気が惹かれたが、空腹でもないので、犬吠駅に引き返す。

 

犬吠駅売店は、弧廻手形で、¥100引きになる。

車内で食べられるように、キャベツメロンパン¥186、トマト甘食¥149を購入。

ついでに、タオルマフラーなども購入する。

タオルマフラー¥1389、いわしオリーブオイル漬け、くじらカレー缶詰¥430

 

少々時間が余ったが、ホームで電車の到着を待つ。

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14:29、犬吠駅を出発。

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車内の飾り付け。

 

14:45、銚子駅着。

そのまま前方のホームに移動すると、JRに乗り継ぎができる。

総武本線の発車時刻まで、少し余裕があるので、改札を出て、NewDaysで飲み物を購入する。

リザーブ水割り¥231、飲むヨーグルト¥171。

14:58、銚子駅発、総武本線普通

16:15、佐倉駅に到着。

ここで、快速久里浜行に乗り換える。

16:25、佐倉駅発、総武本線快速

17:57、横浜駅着。

 

日帰りでは少々無理な行程のようだ。

一泊して、日の出を眺めたり、銚子港やポートタワーなどに行ったりした方が、ゆったりできそうだ。

寒い季節を避けて、またの機会に来るとしよう。

甲府

まだ、山梨県には足を踏み入れたことがない。

子どもの頃に、家族旅行で富士山の周辺に行ったことがあるのだが、何処であったのか、記憶にない。

とりあえず、「かいじ」に乗って、甲府まで行ってみることにした。

甲府には、山梨県立科学館があり、プラネタリウムがあるようだ。

プラネタリウムに行こうと思いつつ、既に数年、果たせずにいる。

 

まずは、大人の休日倶楽部パスを入手する。

通勤ラッシュ時に移動するのは面倒なので、土、日、月、火で購入した。

「かいじ」は全席指定なので、土曜日、早めに家を出て、駅の券売機で指定を取る。

八王子駅までは横浜線で約1時間。

「かいじ」の発車時刻の30分以上前に着いた。

時間は余っているが、特にすることもない。

 

駅弁屋を覗いてみる。

復刻鳥めし¥680を購入する。

NewDaysで、東京クラフトビールワイン¥231も購入する。

 

10:07 八王子駅発かいじ3号は、少しばかり遅れて入線してきた。

乗車して、指定の席に収まる。

昼食には少々早いが、弁当を広げる。

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列車は山の中を走って行く。

鉄橋や川があり、紅葉していて、割と楽しめる。

 

11:14 甲府駅に到着。

ここから12:00発のバスに乗り換える予定だった。

が、NAVITIMEを確認してみると、身延線に乗り換えて、金手駅から歩くという道順もある。

身延線は、11:36発。

いったん改札を出て、トイレなどを済ませて、戻って来る。

 

11:36、甲府駅身延線普通列車に乗車する。

11:38、金手駅に到着。

降りようとしたが、扉が開かない。

先頭車両の一番前の扉だけが開くのだった。

 

駅員さんが車内で改札をしている。

休日パスを見せると、

「この線はJR東海なんですよ」

それならば、と、suicaを出す。

JR東海なので、suicaも使えません」

・・・

現金で¥150を支払う。

そうか、甲府は関東ではないのか。

関東甲信越、ということで、一緒だと思っていたが、甲信越、なのであった。

 

金手駅からは、徒歩で1.7kmと、地図アプリは言っている。

示されたルートに沿って、登って行く。

気温は低いのだが、登り坂なので、寒さを感じない。

 

真っ白い富士山が見える。

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と、感動しているうちはよかった。

しかし。

ずっと登り坂が続いている。

さらに、急登の階段を登れと、ナビが指示する。

・・・・

悪戦苦闘の末に、何とか登り切る。

だが、しかし。

道の先には、さらに、階段が見えている。

しかも、どう見ても、一般道ではない。

個人の家の私道に見える。

登っていいものか、判断がつかない。

 

迷っていると、宅急便の配送車が停まったので、道を尋ねてみた。

「県立科学館に行きたいのですが、この先は通れますか?」

配送車では、まず入れないとは思うが、聞いてみる。

おじさんは親切に道を教えてくれた。

 

謎の私道ではなく、車が通る道路に沿って、今度は九十九折に登って行く。

一本道だし、分岐点には、標識が出ている。

迷わず、歩いては行けるのだが。。。

迂回していくので、とても、とても、とても、遠かった。

 

30分程で着く筈なのに、1時間以上かかった。

山梨県立科学館に到達した時には、12:50になっていた。

予定していたプラネタリウムは、12:40に開始する。

既に10分も過ぎており、途中入場はできない。

バス停は科学館のすぐ前にあり、素直にバスに乗っていれば、間に合ったのであった。。。orz

しかも、次の甲府駅行きのバスは、14:30発。

次回のプログラムは終了が14:40で、このバスに乗れなくなる。

 

仕方がないので、諦めて、折り返すことにする。

14:30発のバスまでは待てないので、再度徒歩でトライする。

 

NAVITAIMEの地図に従い、科学館前のバス停の前を通り過ぎると。。。

葡萄畑と思しき区域の端に、小道がある。

 

この道でいいのだろうか、と、半信半疑ながら、道に沿って行く。

さすが、ZENRIN、道は間違ってはいなかった。

のではあるが、物凄い急坂を降って行く。

 

登りも辛かったが、降りはもっと大変だった。

体を斜めにして、慎重に、半歩ずつ、降る。

舗装されていなくても、踏み固められた道は滑りそうで、怖い。

おまけに、落ち葉が敷き詰められていて、さらに滑り易くなっている。

 

暫く降っていると、先刻苦労した階段に辿り着いた。

宅急便のおじさんは車道を教えてくれたけれど、徒歩の人は農道のような小道を通るのだろう、多分。

階段は、昇りよりも降りの方が楽に思えるが、ここまで角度が急だと、降りの方が辛い。

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膝が笑って、太腿の筋肉がばらばらになりそうになっている。

しかし、ここで立ち往生していては、帰れなくなってしまう。

NAVIの指し示す道順に従って、降って行く。

途中、寺の中を突っ切っる。

少しすると、線路があり、踏切を渡った。

 

一般道に辿り着いたので、バス停を探す。

道路沿いなので(当たり前だが)、すぐに見つかった。

甲府駅行きのバスがやって来るのをじっと待つ。

時刻表より遅れていたようだが、とにかく、バスが来たので、乗り込む。

甲府市立図書館前から甲府駅前バスターミナルまで、¥210。

 

無事、甲府駅に到着する。

14:30発の特急まで、まだ時間があるので、周辺で土産物など物色する。

柿¥50、柚子4個で¥300、かぼちゃプリン¥250などを購入する。

改札を通って、駅弁を購入する。

Wワイン弁当¥1100。

ワインはついていない。

折角なので、NewDAYSで、カップの赤ワイン¥385を購入する。

 

14:30 甲府駅発、かいじ14号

指定の席に収まって、駅弁を広げる。

予定外の登山?をしたので、腹ペコになっている。

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Wワインは、白ワインで味付けをした牛焼肉と、赤ワインソースのハンバーグ、という意味だった。

 

 15:32 八王子駅着。

 横浜線に乗り換える。

 時刻はまだ早いのだが、くたくたなので、まっすぐに家に帰る。

小笠原旅行(父島・母島)

もう一度、小笠原へ。

と言っても、すぐには出かけられない。

とりあえず、翌年(今年)の予定にする。

今度は、おが丸パックを利用しようと思っていた。

現地での時間をゆっくり取りたいと考えたから。

とはいえ、トレッキングやダイビングには興味がない。

というか、体力的に無理!である。

専ら、ぼけ~っとする為に行く、つもりだった。

しかし。

小笠原海運の50周年記念の「おが丸大好きツアー」というのを見つけてしまった。

これはもう、参加するしかない。

チャンスは2度。

4月と11月である。

4月は日程的に無理なので、11月に行くと、心に決める。

 

4/9出発のツアーは¥80,000。

1日目 おが丸竹芝入港撮影会・竹芝出港

2日目 二見港入港・荷役見学会

3日目 おが丸船内見学会・おが丸大好き!アーリーナイト撮影ツアー

4日目 夕食会

5日目 二見港出港

6日目 竹芝入港・芝浦ふ頭で荷役見学会

往復運賃(2等和室)、父島での宿泊、夕食1回付。

 

しかし、参加者が少なかったらしく、催行されなかった。

夏の終わりに、友人たちに声をかけてみるが、案の定、断られた。

もともと一人参加のつもりだから、それは別に構わない。

しかし、ツアーが催行されないと困る。

小笠原海運に問い合わせてみる。

催行されなければ、同日のおが丸パックに変更できるとのこと。

それなら、ということで、2カ月前の申込開始の日を待って、ツアーの申込をする。

 

行程、料金は、4月と若干異なる。

往復及び宿泊はおがさわら丸特2等寝台を使用。

4日目に母島日帰りツアー(弁当付き)

父島滞在中は朝食(3回)がつく。

ツアー代金は、¥110,000。

すでに催行決定した、とのことで、無駄に心配しなくて済んだ。

 

行程

11/12 11:00 おがさわら丸、竹芝桟橋出港

11/13 09:00~09:30 おが丸船内見学会(航行中)

    11:00 父島二見港到着

    11:30~12:30 二見桟橋にて荷役見学会

11/14 09:30~11:00 おが丸船内見学(停泊中)

    13:00~16:30 おが丸撮影&自然散策ツアー

11/15 07:30 ははじま丸、父島二見港出港

    08:00~ ははじま丸船内見学(航行中)

    09:30 母島沖港到着

    14:00 母島沖港出港

    16:00 父島二見港到着

11/16 15:00 おがさわら丸、二見港出港

11/17 15:00 東京竹芝入港、下船せず引き続き乗船

    16:00 芝浦ふ頭入港後、荷役見学会

    17:00 芝浦ふ頭駅で解散。

 

9月末に請求書が届き、10月初めに振込をする。

11月初めに日程表が届く。

 

ここに至って、若干の問題発生。

朝食後に下船 22時に船内で点呼

と書いてある。

どうやら、夜中にほっつき歩いてはいけないようだ。

夜はどうせ早寝をするからいいのだが。

 

さて、行程表が届いたので、フリータイムに何をするか、検討する。

・村営バスに乗る。

ラジオゾンデの打ち上げを見る。

・海に浸かる。(※泳ぐのではない)

・VERAを観る。

JAXA小笠原追跡所を観る。

・星を観る。

日出没時刻と月齢は確認してある。

出港の日が満月で、星の観察は微妙。。。

天気予報を見ると、あまり天気はよくないようだ。

数日迷っていたが、どうやら11/13の夜は晴れそうだ。

「たびんちゅ」のスターウォッチングツアーの申込をする。

後は、天候次第、気分次第、気力体力次第の成り行き任せ。

南の島へ、旅立つだけ。