八丈島へ島旅 1日目

計画したのは、だいぶ前のことだったが、漸く、本日出港する。

八丈島へ3泊3日の島旅である。

グループでの旅行だが、それぞれの交通手段によって、各自で手配した。

勿論、私は往復船の旅を選択した。

手配が面倒なので、東海汽船の「島旅」というツアーを申し込んである。

往復の船と宿泊ホテルだけのパックで、1泊を延泊する。

2/13(水)の夜22:30に竹芝桟橋を出港して、翌朝08:40に八丈島の底土港に入港する。

帰路は、2/16(土)の朝09:40に底土港を出港、夕方19:40に竹芝に入港する。

ホテルは、露天の大浴場があるということで、リードパークリゾート八丈島にした。

ホテルでゆったり湯に浸かりながら、絶景を楽しむ予定である。

 

のだが。

天気予報がはかばかしくない。

荒天の場合は、船が運休となってしまう。

晴れていても、風と波次第。。。

運よく出港しても、途中で引き返す可能性もある。

八丈島に到着できたとして、帰路に船が出港しなければ、島に閉じ込められてしまう(笑)

連日、天気予報をチェックして、船出の日を待った。

 

2/13、午後17時過ぎに、東海汽船のHPをチェックする。

◎の運行、となっている(^O^)

同行者にメールを出して、17時半過ぎに、家を出る。

 

浜松町駅には、19時頃に到着。

うっかり南口に降りてしまった為、暫し、さ迷う。。。(-_-;)

北口まで移動して、地図アプリを起動して、竹芝旅客ターミナルに向かう。

・・・・

アプリに頼るまでもなく、ほぼ一直線の道程だったorz

19時半に、竹芝旅客ターミナルに到着する。

 

何故、早く来たのかというと、

折角竹芝旅客ターミナルに行くので、おが丸パックのパンフレットを手に入れたい。

②HPで確認したのだが、乗船手続の開始時間が不明だった。

 

さて、到着して明らかになったこと。

乗船券の販売を含めて、午後20時に窓口が開始となる。

おが丸パックのパンフレットは見つけたが、小笠原汽船50周年記念ツアー?のパンフレットは見当たらなかった。

旅行案内所は、18時に終了するらしい。

 

気を取り直して、19時40分頃から、橘丸の入港を眺める。

タグボートなしで、回頭して、着岸する。

(バウスラスターがあるから、らしい)

後方には、すでにさるびあ丸が着岸している。

自動車の縦列駐車のようだ。

無論、私にはできないので、リスペクト('◇')ゞ、である。

 

竹芝桟橋に着岸する橘丸

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20時少し前、東京愛らんどショップのカフェに陣取る。

まずは、小笠原パッションフルーツハイボール¥600を注文する。

さらに、少々迷ったが、フィッシュアンドチップス¥700を注文。

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熱々で旨い。

 

さて、往路船を選択したのは、5名。

21時集合としていたが、皆早めに集まって来た。

出港前の酒宴?を始める。

 

20時半過ぎ、乗船券を手に入れる為に、窓口へ行く。

まずは、さるびあ丸の窓口に行ってしまって、窓口が違うと指摘される。

言われてみれば、窓口の上部に船名が明記されている(-_-;)

気を取り直して、橘丸の窓口に行き、乗船手続をする。

郵便局の払込証明書と引き換えに、往復の乗船券と宿泊ホテルのクーポンを受領する。

乗船票に、氏名、住所などを記入する。

これを乗船時に提出し、下船時に残りの半券を提出する。

 

乗船券を手に入れたが、乗船時刻までにはまだたっぷりと時間がある。

ので、酒宴の続き。

小笠原ラムのハイボール¥600と、愛らんどピザ¥900を追加する。

ピザもとても旨かった。

・・・が、食うのが優先になって、写真を撮り忘れてしまった(-_-;)

 

22時頃、カフェを出て、乗船口の手前に行く。

なんとなく並んでいたら、クルーから、「申し訳ないが、自転車のグループを先に乗船させる」と告げられる。

席は決まっているので、一番乗りする必要はない。

快く、学生グループに順番を譲る。

サークルの上級生の追い出し旅行で、三宅島にサイクリングに行くそうだ。

 

22:15頃から、乗船開始。

往路は、夜間なので、特二等をとってある。

指定の場所に辿り着くと、頼んだわけでもないのに、その区画は我々のグループだけだった。

毛布は¥100で貸し出しているという情報だったが、特2等は、枕カバーと首カバー?に、毛布もついていた。

船内は暑いので、毛布もいらないくらい。

 

22:30、定刻に出港。

レストランに行く。

まずは、小笠原島レモンチューハイ¥450と、かき揚げ蕎麦¥600を注文する。

蕎麦は汁が薄味なので、関西人にはちょうどいいかも知れないが、関東人には少々物足りない。

 

島レモンチューハイとかき揚げ蕎麦

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夜景の美しい東京湾を、橘丸は思ったよりもはやい速度で通過していく。

デッキに展望席もあるが、観光船と違って、あまり景色を眺めるのに適していない。

船縁に近付くと、風が冷たいので、早々に切り上げて、レストラン横のロビーに戻る。

 

午前0時頃、浦賀水道を通過。

明日朝が早いので、ベッドに潜り込む。

特2等寝台は、カーテンで仕切れば、ほぼ個室状態になるので、1等船室の間仕切りだけよりも、快適な気がするが。。。

家族やグループなら、1室仕切られている方がいいのだろう、多分。

 

ところで、スマホに充電しようと、コンセントを探しまくってしまった。

説明書きがどこかにあるのかも知れないが、見当らない。

もう諦めようかと思ったところ、電灯のスイッチの横にあるのを発見する(^^;)

隣に、ちょっとした網棚があり、足元の壁には、100円使用後返却方式のロッカーもある。

 

コンセントと網棚(下方から撮影)

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三宅島到着04:10に備えて、就寝する。

少々揺れているが、覚悟していたような大きな揺れではない。

フィンスタビライザーがついているので、フェリーよりも揺れが少ない。

 

橘丸

総トン数5681トン、全長118m、全幅17m。

フィンスタビライザー1対、バウスラスター2基を装備。

航海速力19ノット。

 

因みに、乗船時間は10.5時間。

避難訓練はない。

救命胴着は、確か、ベッドの下にあったように思う。

大きな荷物は、船室の入口などに荷物置き場があって、そこに置けるようになっている。

レストランは営業時間が限られている。

22:30~23:30、12:30~14:30、17:00~18:30

自販機もあって、カップラーメン等、スナック類などが購入できる。

酒類は、購入するのに、自動車免許証が必要。

シャワールーム、パウダールームもあるが、今回は、八丈島に着いてから、温泉に行くつもりなので、利用しなかった。

キッズルームもあるのだが、さすがに、利用できないので、覗いてみなかった(笑)