おが丸ツアー 2日目
昨夜は寝付けなかったのに、朝4時頃に目が覚める。
荷物の整理などして、5時過ぎに8デッキへ行ってみる。
日の出は05:49頃。
風があって寒いので、一度着替えに戻って、再び8デッキへ。
水平線には雲があり、05:55、漸く雲から陽の光が差してくる。
雲はあるが、今日は晴れのようだ。
階段の最上段にスーツケースを置いていたが、開け閉めに不自由だし、寝台の出入りにも不便だった。
やむなく、荷物を全部出して、階段に並べることにした。
空になったスーツケースは、部屋の外にある荷物置き場に置いた。
特2等だと、部屋ごとに荷物置き場がある。
割と広い。
しかし、誰も使っていないようだ(。´・ω・)?
さて、多少は昇降が楽になった。
その代わりに、入り口のカーテンを開け放しにできなくなったが。。(^_^;)
6時半、朝食までまだ時間があるので、コーヒーを淹れる。
ドリップコーヒーは持参した。
カップは昨日shopドルフィンで購入したもの。
給湯所のお湯は栓を捻るだけで、95度強の熱湯が出る。
冷水器もあったので、マグボトル2本に水を詰めておく。
7時少し前、7デッキのラウンジhahajimaへ。
展望ラウンジなので、窓が大きい。
開店前なのに、既に席についている人たちがいる。
注文しなくても座っていいようだ。
(だから番号札だったのか?)
飲食物は、ファストフード店のように、カウンターで注文する。
07:00に開店すると、10人程の行列ができた。
サンドイッチセット¥800を注文する。
ゆで卵付きで、サンドイッチは5種から選択、飲み物も選択できる。
アボカドハムサンドと、パッションジュースを選択する。
旨い。
これもボリュームがあって、満足(#^^#)
ツアー前に調べていたら、船内の飲食物は高い、という書き込みを見かけた。
しかし、そんなことはない。
安いとは言えないかも知れないが、味と量に、十分に見合っている。
自販機とショップの値段も、普通だ。
朝食後、8デッキへ。
青空が広がり、海も青い。
トビウオらしき魚が、波間に光る。
海鳥(多分、カツオドリ)も、飛び交っている。
遠くに、聟島列島(多分)が見え始めている。
気温は暖かい。
というか、日差しが強い。
やはり、日焼け止めと帽子は必須のようだ。
本日のイベント その1
08:45に集合して、船内見学会。
キャプテン自らが説明してくださるヽ(^o^)丿
船好きが集まっているだけあって、いろいろな質問が続出する。
45分程で、見学会は終了。
8デッキに出ると、解説員による生物等のレクチャーが始まっていた。
7デッキでも、別の解説員が説明している。
暫く拝聴していたが、下船準備があるので、途中で、船室に戻る。
本日のイベント その2
10:50に集合、荷役見学会。
全員で下船して、おがさわら丸からコンテナを積み下ろす作業を見学する。
後部甲板から始めて、前甲板に移る。
白いコンテナは冷蔵、緑色は常温、とのこと。
車、バイク、最後はハーレーが積み下ろされた。
13:00少し前に終了。
2時間も見ていたとは。
しかも、私よりも熱心な人ばかり(;^_^A
解散後はフリータイム。
村営バスに乗るつもりなのだが、腹ペコなので、まずは昼食を摂る。
かがや亭で、ラーメン、餃子、生ビールを注文する。
合計¥1950。
・・・まあ、あまり安くはない。
村営バスのルートと時刻表は調べてあったのだが、何だか判り難い。
念の為、バスの営業所で時刻表を貰おうと思っていた。
バス営業所はBーしっぷの隣にある。
途中、ギョサン¥886と短パン¥1680を入手する。
13:45頃に営業所に辿り着いたのだが。。。
13:40発のバスを逃してしまったことが判明Σ(・ω・ノ)ノ!
次の小港海岸行きのバスは14:45発。
ウェザーステーションで夕日を見ようと思うと、時間的に厳しい。
営業所の人は、間抜けな観光客相手に、親切にいろいろ教えてくれる。
結局、レンタサイクルを借りることにした。
Bーしっぷの手前で、店頭に貸自転車が置いてあったので、そこまで戻る。
しかし、アシスト付きでも、小港海岸からウェザーステーションは、厳しい、と言われてしまった。
しかも、原付バイクは、普段乗っていない人には貸さないと言う。
バスを待つ方がいいと忠告されたのだが、それでは、海水浴をするという目的を果たせない。
途中の扇浦海岸に目的地を変更することにした。
距離は3/5くらいになるようだが、店の人は首を傾げている。
いささか強引に押し切って、4時間¥2000で、アシスト付き自転車を借りる。
自転車に乗るのも久しぶりなのだが、アシスト付きはやはり楽。
昨年苦労して歩いた海洋センターまで、数分で辿り着いた。
しかし、ここからが難関。
坂道になる。
アシスト付きでも、若干苦しい。
それでも、30分程で、扇浦海岸のバス停留所に到着。
「扇浦海岸」とバス停に明記されているが、呆気なくついたので、信じ難い。
近くで工事車両の整理をしている人に聞いてみる。
休憩所のようなあずまやの横に、シャワーとトイレがある。
シャワーは水ですよ、と言われたけれど、気にしない。
さて、マップの説明通り、バス停からほぼ0分で、海岸である。
シャワーの横に、(一人用のようだけど)更衣室もある。
ロッカーはないので、荷物はあずまやのテーブルの上に置いておく。
不用心な気がするが、通りかかる人は殆どいない。
買ったばかりのギョサンを履いて、浜に降りる。
ギョサンは楽、というが、砂が足指に食い込んで痛い。
それに、海に入ったら、流されてしまいそうだ。
泳ぐ、という状態ではなく、浮いてみる。
波打ち際は砂で海水も温まっているが、少し先は水温が低くなっている。
といっても、冷たいという程ではない。
数分程、浮かんで波に漂う。
ギョサンが流れないように、足は上げておく(笑)
砂浜を少々歩いてみる。
砂は柔らかく、温まっているので、気持ちいい。
しかし、周囲には人もいない。
何となく不安で、15分程で海から出る。
シャワーは水だが、予想通り、温くなっている。
海水がきれいなので、塩気をざっと落としただけで、着替える。
Tシャツ、短パン、ギョサンである(笑)
往路は必死に漕いできたので、景色を眺める余裕もなかった。
帰路は、気分的に余裕がある。
ところどころで停車して、写真などを撮ってみる。
15時45分頃には、船客待合所に帰り着いた。
水を含んで重くなっているので、水着やタオルを置く。
次は、ウェザーステーションに向かう。
日没は、16:40頃のはず。
余裕で着くだろう、と、思っていた。
が。
三日月山に入ると、坂が険しくなる。
しかも、ずっと登り。。。。
漕いでも漕いでも、辿り着かない。
息も苦しいし、足に力も入らない。
四苦八苦していると。。。、
後から同じアシスト付きの自転車で来た人が、私を追い抜いていく。
気の毒に思ったのか、声をかけてくれた。
しかし、坂道なので停まれずに、転んでしまった(*ノωノ)
(バランスを崩しただけなので、少々の擦り傷で済んだ)
実は、ギアを入れ替えてなかったのであった。。。orz
まあ、ギアを替えても、上り坂はきつかったのだが。
艱難辛苦?の末、ウェザーステーション展望台に到着\(^o^)/
16:20頃。
どうやら日没に間に合った(;^_^A
前回訪れた時に、ここで半日過ごしたい、と思っていたのだが。。。
こんなに苦労して辿り着くとは┐(´∀`)┌ヤレヤレ
暫し、絶景と閑静を愉しむ。
眼前には海面が広がる。
水平線がゆるやかな弧を描いている。
波は静かで、波頭が夕日に煌めいている。
下方の森で、イソヒヨドリが鳴いている。
16:40頃、日没。
残念ながら、水平線に厚い雲がかかり、半分だけの日没。
暗くなると、あの坂道を降れない、と思って、すぐに撤収。
登りはきつかったが、降りは怖かった~*1
無事、薄暮のうちに降って来て、気象観測所を確認する。
ついでに、前を通ったので、聖ジョージ教会の写真を撮る。
後は、おが丸まで、まっしぐら。
船室に戻って、スターウォッチング用に長袖長ズボンに着替える。
身軽になって、自転車を返却しに行く。
さて、スターウォッチングの集合は、19:25にBーしっぷ前。
なので、夕食にはゆっくり時間がかけられる。
のであるが、ツアー前なので、酒が飲めない(>_<)
前回通らなかった大村の繁華街を通ってみる。
・・・・
思ったよりも、店がまばらで、道が暗い。。。
まだ18時前なので、開店していない店舗もあるようだ。
やはり、まずは島寿司、ということで、「割烹まんた」に入る。
ソデイカの刺身、島寿司、ノンアルコールビールを注文する。
合計¥2660。
島寿司は、少々癖があるが、まあ、いける。
多分、酒を飲んでいていれば旨かったはず。
残念である。
ここの店員さんの応対は感じがよくて、とてもいい。
小さいカウンターに案内されたが、相席になったのが、おが丸のレストランで知り合った人たちだった。
父親と義理の息子(女婿)というちょっと変わった組合わせの二人組である。
ご親切に酒を勧めてくれたが、涙を飲んで?、辞退する。
食事が終わっても、まだ時間が余っている。
先刻は混んでいたので、入るのを諦めた生協に行ってみる。
食後の缶コーヒー¥135、夜食用のソーセージパン¥221と、缶入り焼酎水割り¥297を2本を購入する。
折角なので、夜の海を眺めることにする。
生協の裏手から大村海岸に出る。
海を眺めながら、暫し、ぼっ~とする。
集合時間の10分くらい前に到着するように、移動する。
Bーしっぷは、昼は、鯨の絵が目立つが、夜だと判らない。
間近まで行って、漸く絵を確認。
集合時刻の19:25に出発。
たびんちゅのスターウォッチングツアー(¥5000)の参加者は十数名ほど。
2台の宇宙船に分乗して、宇宙旅行に向かう(笑)
飛行場跡という開けた場所に着くと、蓙が配られた。
広げて、寝転んで、空を見上げる。
・・・
雲が多いし、十六夜の月が明る過ぎる。
星はまばらにしか見えない。
流れ星を探すが。。。
すうっと緩やかな弧を描いて、光が横切る。
流れ星か???
随分、軌跡が長かったが、あっという間もなく消えたので、多分、そうだろう。
(ということにしておく)
蝙蝠(オガサワラオオコウモリ)が時折、夜空を過っていく。
鳴き声がちょっと変わっている。
誰かが何か喋っていると思ったら、蝙蝠の鳴き声だった。
さて、十六夜の月なので、月を観測する。
巨大な望遠鏡で覗くと、クレーターまではっきりと見える。
感動!!Σ(゚Д゚)
満月は眩しすぎるので、十六夜の薄曇りの方が観測には適しているそうだ。
月明りで、自分の影ができている。
遠い昔、子どもの頃、こんな感じだった、ような気がする。
半世紀前は、道路も街灯も整備せれていなかった。
田舎暮らしだったので、原生林?のような森があちこちに残っていた。
暗い夜道で、月明りの影を見た、ような気がする。。。
(あまりに昔なので、定かではない)
ウクレレの演奏を聴き、船客待合所まで送ってもらって、ツアーは終了。
*1:+_+